【〝無任所〟の世話人のひとりになって――
~ 責任感いらず、ストレスなく】
7月の改正会則により
トロイカ体制かつ合議制の
世話人会制度がスタートした
わたしは、
全責任を負う「会長」を降りた
いまは代表世話人、つまり
「世話人のひとり」である
この2年余り
自分の碁を打つ時間が少なかったが
これからは
存分に対局を楽しむことができる
役員会の会合を招集したり
自らざまざまな資料を作成したり
他人が作成する文書に朱を入れたり
年上の役員にあれこれ指示したり
といった雑務とストレスから
解放されることになった
これが、自助と共助を軸とした
趣味の同好会の世話人の
「あるべき姿」だろうと思う
代表も、副代表も、誰だって
覚悟がなくても務まるのだ
新制度の「世話人のひとり」として
残り任期は8カ月弱を残すのみ
「対局を愉しむ」という
ひとりの会員として過ごすつもりだ
<世話人・非世話人の垣根を低くする>
制度変更のキモを、
推進し、定着させることこそが
わたしに残されたミッションだ
と、言い聞かせている
心配することがあるもんですか。
細工は流々仕上げを御覧じろ
っていうじゃありませんか
――夏目漱石「明暗」
▲囲碁研究会場(和室)あたりから、高槻北部住宅地を望む
▲囲碁研究会場は、地域同好会の〝幽玄の間〟
▲ようやく〝トロイカ体制〟〝合議制〟がスタートした
わたしが理想としてきた「世話人」制度が実現した
あとは、これに<魂を入れる>のみ、である