【ザル碁ヘボ碁あるある / いにしえの川柳、狂歌から】
地域同好会の例会の様子を撮っていると
小一時間の対局時間のうちに
碁笥のなか手を突っ込んだままのヒトが多く
あとから写真を見るとビックリポン
なんと8割以上もいます
さらにその中で
碁石をかき混ぜている人
いわゆる石ジャラがいます
正直やかましいです
ほかにも
碁笥や碁盤にコンコン打ち付けているヒト
指で石をクルクル回しているヒト
なくて七癖、いろんなクセがありますね
本人にとっては、これがルーティーンで
やめられないのでしょうが、
思考の妨げになり、ちょっと迷惑です
片や
打つ直前におもむろに石をつまむのが
本来あるべき作法ですが、
残念なことに、アマでは少数派
敬意を払うべき品格ある碁打ちです
◇
早打ち自体は悪いことではありません
むしろムダな長考よりはよろしい
頭の回路がよくつながっていると
案外パッパッと打てるものです
平均230手ほどの碁の勝負は
山あり谷ありですから
ここぞという局面で
良く考えたら良いのです
ここぞという勝負の岐路は
多くても10回もありません
大多数の平凡、極少数の非凡
これは碁に限ったことでもなし
碁の風景を見ることはまた
一つの趣味にもなります
【ざる】 手落ちや抜け穴が多い事