囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

〝早打ちの癖がとれたら笊でなし〟

2023年05月12日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 

【ザル碁ヘボ碁あるある / いにしえの川柳、狂歌から】

 

地域同好会の例会の様子を撮っていると

小一時間の対局時間のうちに

碁笥のなか手を突っ込んだままのヒトが多く

あとから写真を見るとビックリポン

なんと8割以上もいます

 

さらにその中で

碁石をかき混ぜている人

いわゆる石ジャラがいます

正直やかましいです

 

ほかにも

碁笥や碁盤にコンコン打ち付けているヒト

指で石をクルクル回しているヒト

なくて七癖、いろんなクセがありますね

本人にとっては、これがルーティーンで

やめられないのでしょうが、

思考の妨げになり、ちょっと迷惑です

 

片や

打つ直前におもむろに石をつまむのが

本来あるべき作法ですが、

残念なことに、アマでは少数派

敬意を払うべき品格ある碁打ちです

     

     ◇

 

早打ち自体は悪いことではありません

むしろムダな長考よりはよろしい

頭の回路がよくつながっていると

案外パッパッと打てるものです

 

平均230手ほどの碁の勝負は

山あり谷ありですから

ここぞという局面で

良く考えたら良いのです

ここぞという勝負の岐路は

多くても10回もありません

 

大多数の平凡、極少数の非凡

これは碁に限ったことでもなし

碁の風景を見ることはまた

一つの趣味にもなります

 

 

 

 

【ざる】 手落ちや抜け穴が多い事

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。