囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

九月のスミレ①

2019年09月04日 | 【カベ突破道場】

▲JR高槻駅で

 

プロ最年少初勝利の棋譜の巻】

 

■日本囲碁界最年少の10歳0カ月でプロ棋士になった仲邑菫(なかむらすみれ)初段。

4月22日の初戦は敗れましたが、7月8日の公式戦第2戦で初勝利を挙げました。

続く8月5日の第3戦にも快勝し、女流棋聖戦の本選トーナメント(16人)進出を決めました。

 

         ◇

 

■まもなく始まる本選トーナメントを控え、その足掛かりにもなったプロ初勝利の棋譜を掲載します。

 

女流棋聖戦予選B

=大阪市北区の日本棋院関西総本部で7月8日

黒番・田中智恵子四段(67)

白番・仲邑菫初段(10)

146手完、白中押勝ち


 

▼第1譜 

1~10

黒は両小目。白は二連星。

黒5はAI好みの高い二間ビラキ。
白6に黒7のコスミツケから白10もこのごろの流行。

わたしの「感想」を書きますが、技術論ではありません。

10手ごとに譜分けしましたので、ご覧になって「スミレ流」を感じてください。

 



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