よし、それでいい

2016-08-08 08:16:20 | 
娘が体調を崩している。
熱が上がったり下がったり。
良くなってきたなと思うと、夜になってビューンと高熱が出る。
40℃を超えた時はさすがに焦った。

以前にも書いたが、娘の調子が悪いと私の調子も悪くなる。
おでこの辺りがジンジンと重苦しく落ち着かない。
単なる看病疲れでなく、娘がお腹にいた頃の一心同体感が
解消しきれていないのだと思う。
わからんけど、そんな気がする。

夫が娘を見てくれている間、バイオリンを練習しようとしても
頭がジンジンして集中できない。
私のバイオリンを聞いて娘の調子が悪化しないだろうかとか、
離れている間(同じ家の中だけど)どんな様子なのだろうと、
気がかりで仕方ない。
結局、なんだか弾いたような弾かないような微妙な気持ち。

バイオリンは私にとって、とても大切だし一生弾き続けると
思う。
だけど私のバイオリンは、娘と夫と自分が元気で、安定した
健全な環境でこそ楽しめるのだと、しみじみ感じた。
そういう環境の中で弾きながら、下手だとかヘタレだとか
ゴチャゴチャゴチャゴチャ言えるのは幸せなことなのだ。

もしかすると、こういう状況でも気持ちを切り替えて集中し、
ゴリゴリ練習するのが私にとっての、
『すべてをなげうって、死ぬほど弾く』
ということなのだろうか。
だとしたら私は本能的に母である事を優先したということだ。
当たり前だ。私はバイオリニストではないのだから。
そうか。そうだな。それでいいんだ。
よし、それでいいぞ。

昨日あたりから、ようやく回復の兆しが見えてきて。
まだ気は抜けないが、おそらく大丈夫と思う。
もう本当に娘を病気にしたくないよおー。

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