とりとめのない話7

2017-03-19 08:47:42 | 音楽
発表会は子供の部と大人の部に分かれていた。
娘は特に緊張もしないようで、ドレスとアップにした髪の毛を喜んで
ずっとウキウキしていた。
本番は堂々と凛々しく立派に弾いた。
私のピアノ伴奏もまずまず無難に済んでホッとした。
娘の足を引っ張ってはいけないプレッシャーは当然ある。
やっぱり緊張した。

発表会後、娘のビデオを繰り返し見て、私は一人で
「なんて可愛いの!」
と、何度もプルプルしている。
弾いているところもイイが、バイオリンを脇に挟んでテケテケ
歩く姿がメチャ可愛いのだ。親バカ丸出しだけど。

しかし、子供達の演奏を聞きながら本当にすごい勢いで上達する
なあ、と感じていた。
練習した分だけ、過ぎた時間の分だけ、どんどん弾けるようになる
のだなと。

特に感じたのはテクニック。
難しいアルペジオの駆け上がりや駆け下りを、やすやすと弾いて
みせるね。
私なんかは、難しいところにきたら「ここだ、エイヤッ!」って力が
入ってしまうけれど、上手な子供さんは何の気負いもない様子。

今回のレゲンデでも、↓ コレ。

ffをキープしたままPrestoで速く降りてくる半音階。
やっぱり、こういう速弾きって苦手。
本番では、この曲を知らない人ならこういうモンかなと思うかも?
くらいの形にはなったが実際はかなり弾けていなかった。
正直言って相当悔しいデス。
この先テクニックの方もなんとかしたいところ。
もちろん音程も…。

前回の発表会でも感じたけれど、どうしても、どうやっても、
小さな頃からきちんとお稽古してきた人に太刀打ちできる術を
思いつけない。
根本的に違うって感じ。あくまで私見だが。

それでどうするのかって何度も何度も考えてきたけど。
バイオリンをやめないなら、私は私でやれるところまでやってみる
しかないのだと、結局いつも同じところに戻ってくる。
果てしなく、途方もないように思えるが。
少しずつでも成長していると、時々感じているのだしね。
とりあえず前に進もう。

それにしても。
なんだかもっといい楽器が欲しくなってきちゃったのである。
…突然すぎ。

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