[ 赤坂治績著 ]
高校の時に初めて登った富士山、その後も何度か登り、周辺観光などは何度も何度も足を運んだ。
大学入試では、大学の内容よりも、富士山が見えるかどうかを選択基準にしたり(落ちたけど)、猛烈な豪雨の中でテント泊したり、上九一色村で白装束の大人数に追いかけられたり、懐かしい思い出が沢山ある場所だ。
最近は久しく登ることも近づくことさえ出来ずにいるが、慕う気持ちは今も変わらないような。
新聞の新刊紹介で見つけた一冊。
今のように、写真もビデオもない時代、当時から信仰の山・憧れの山として、人々から畏怖の念で見られていたであろう富士山。
そんな時代に富士山はどのように人々に眺められていたのだろう。
山の写真も大好きだが、時には山の絵なども眺めたり、悪くないかな。
-------------------------------------------------
ビジュアル版(オールカラー)
「完全版 広重の富士」
赤坂治績著
集英社新書
定価:1400円
晩年になって製作した富士山シリーズ92点を初の全点収録。各作品が伝える江戸の名所や習俗を紹介しながら、たおやかで優しい広重の富士に秘められた謎に迫る--
<集英社新書公式サイトの記事へ>