森永チョコボール、国民的おやつのお楽しみ企画。
以前に一度、「銀なら5枚」を獲得して「キンキラキョロちゃん」をもらっていたが、今回再び、「銀なら5枚」を獲得することが出来た。
今回の内容は「魔法缶」らしい。
1回目は長男、2回目は次男の所有するものとなっている。
私も幼少の頃から夢に見たプレゼントではあったが、入手することは出来なかった。
彼らはここまでに、いったいどれほどのチョコボールを腹に収めたのだろう・・。
前回の記事:おもちゃの缶詰
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泉山登山(2010年1月25日 くもり後小雪)
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<早朝出発>
月曜に休みが取れ、以前からどこか登ろうと話していた岡山の山メーリングリストのStephan氏を誘う。
雪の山に行こうと相談をし、氏がまだ歩いたことのないという泉山のCコースを選ぶ。
午後1時半から用事のある私の為、昼で終了できる行程にお付き合いをお願いする。
また欲張りな私は、先日、朝日を拝めなかった広戸仙のリベンジを果たすべく、早朝登山を提案。
優しいStephan氏は二つ返事で了解してくれるが、赤磐から来られる氏には少し申し訳ない。
鏡野町の国道179号と広域農道が交差するセブンイレブンに、午前4時に集合。
午前2時半に出発したというStephan氏は、私よりもかなり早く到着している。
地形図をコピーして、それぞれの車で泉神社駐車場に向かう。
泉神社駐車場に到着すると、夜明け前の夜空には満天の星が。
日の出に期待を持ち、Stephan氏の車を置き、私の軽トラックで大神宮原へ。
途中、国道179号の2箇所の温度表示は、-2℃と-3℃となっている。
Stephan氏の話では、来る途中の久米南町で-4℃が表示されていたらしい。
道の駅奥津温泉でトイレを済ませ、奥津ゴルフ倶楽部の看板に沿って国道179号を離れる。
ゴルフ場周辺から除雪の雪が見え出すが、路面は良く乾き問題なく大神宮原の登山口に到着。
登山口そばのスペースに車を停め、ヘッドライトを付けて登山準備。
<夜間登高>
Stephan氏はピッケル、私はダブルストックで歩き始める。
大神宮原から井水山に直登するCコースは、登山口から数cmの積雪。
先行者の足跡が見られ、どれかは昨日ここを歩いているまーちゃんさんかもねと話したりする。
林道からシヨートカットの階段を登り、大神宮原の広い道に出る。
大神宮原からの急登のロープは寒さで凍るが、時期にしては少ない雪で登りやすい。
急登を過ぎ、基礎だけになった休憩舎跡に立ち、立派だった頃の姿を思い出す。
暗闇の植林地帯に入るが、足元の雪は10cmにも届いていない。
氷結した雪の結晶が乱反射し、宝石をまぶしたような輝きを見せる。
ヘッドライトでトレースもコースもははっきり分かり、迷うような状況ではない。
右手に植林、左手に自然林を照らしながら、良いペースで順調に標高を稼いでゆく。
予定よりも随分早く着いてしまうな、と話しながらもペースは落ちず。
急登が続きだす頃、降り返れば奥津の街明りがきれいに眺められる。
立ち止まれば早朝の低温も感じるが、動いていればそれほどの寒さではない。
中央峰山頂直下、本格的に登りがきつくなるところでStephan氏に先頭を代わり登り続ける。
元気なStephan氏はキックステップしながらグイグイ登ってゆく。
勢いは最後まで衰えず、結局、予定していたよりも30分早く中央峰に立つ。
<耐寒訓練>
真っ暗闇の山頂、ヘッドライトを消すと深い暗闇に取り巻かれ、変わらず満天の星が広がる。
思っていたよりも周辺の木々に樹氷が少ないのは、風の少ない証拠だろう。
登高中は気にならなかった寒さだが、じっとしていれば当然じわりと効いてくる。
暗闇の中、寒さしのぎにStephan氏が滑落停止練習、私がグリセード練習など。
Stephan氏が暖かく美味しい紅茶を点ててくれ、夜景を眺めながら頂戴する。
取りとめもない話などしながら、ひたすら日の出時刻を待つ。
日の出まであと少しという頃、急にガスと風が出始め、遠望がさえぎられる。
焼け始めた東の空を見つめながら「あー残念」と声を揃える。
見る見る辺りは明るくなり、風と共に樹氷の白さが濃くなってゆく。
黒から青へ、青から白へと雪の景色が広がってゆく。
帰ってからデータを確認してみると、この頃の気温は氷点下10度あたりを指していた。
<早朝縦走>
並んで寒さに耐え震えながら「凍えそうなので出ましょうか」「そうしましょうか」。
すっかり明るくなった縦走路を泉山山頂へ、Stephan氏を先頭に縦走開始。
歩き出しても一度冷え切った体は、なかなか温もりを取り戻してくれない。
稜線上は岩頭部などに地の出ている部分はあるが、思っていたよりも積雪が多い。
雪は少なそうだとワカン類は担がなかったが、あっても楽しめたかもしれない。
時に大きく踏み抜く場所はあるが、ツボ足を楽しみながら歩けるレベル。
山頂に近づくほどに積雪も樹氷も増え、雪山らしい景色がどんどん広がる。
トレースもしっかり付いており楽に歩け、体が温まった頃、泉山山頂に到達。
山頂広場はそれほど雪が積もっておらず、三角点も頭を出している。
ガスと風も少し落ち着き、曇天ではあるが良いパノラマを眺めることができる。
二人で山座固定などしながら、次はどこへ行こうかとか話をするのは楽しい。
しばらく山頂でうろついた後、縦走路を折り返し、今来た縦走路を戻る。
縦走路はやはり北斜面の積雪が一番多く、踏み抜くところも増える。
中央峰に再び戻り、少し休憩して、そのまま縦走路をヒュッテに向かう。
ヒュッテ北の分岐のコルは踏跡の無い雪原で、見るだけでワクワクした気持ちになる。
<小屋炊飯>
分岐には中林直登コースに続く、往復のトレースも見られる。
予定時刻よりもかなり早く、8時前にはヒュッテに到着。
最近の陽気の為か、屋根の雪は全て落ち、黒い屋根板にうっすらと霜が降りている程度。
水場へラッセルして行ってみるが、水はしっかり流れており、十分利用出来る。
久しぶりのヒュッテには、立派な太陽光発電が設置されており、利便性が増している。
またここで、のんびりと一泊でもしたいものだと、しみじみ思う。
ここで再び大休止とし、朝食の準備にとりかかる。
朝食にしては濃い鍋を準備、さらに久しぶりに米を炊き、時間をかけて山飯を楽しむ。
若い頃は当たり前だった山での炊飯や料理も、最近ではすっかりしなくなった。
単独行では食事らしいことはほとんどしないし、皆で行っても簡単に済ませてしまう。
山の楽しみの一つとして、山での料理もまた見直したいと思ったりする。
バーナー3台がフル稼働の室内は一気に暖まり、どんどん快適な空間になる。
快適と言っても氷点下2度、すでに感覚は狂ってきている。
心配していた米も適当に炊け、最後は鍋と共に、譲り合うほどの満腹まで補給。
朝から、がっつりとした鍋を文句も言わず、黙々と平らげてくれたStephan氏に感謝。
結局、2時間近くも休憩をし、温もったのか冷えたのか分からない気持ちになる。
<下山開始>
ヒュッテ裏手から稜線の縦走路に上がり、南へ井水山を目指す。
こちらもピークの北斜面にはしっかり雪が付いており、1月8日に敗退した場所を思い出す。
井水山山頂は、1月8日に登った時に比べ、目測で40cm程度、雪が少なくなっている。
井水山からの南斜面は、かなり地肌が出てきており、少々歩きにくい。
あれほど綺麗だった樹氷も、積もった雪も、まるで別の場所かと思うほどに消えている。
福ヶ乢が見える頃、粉雪がちらつきだし、午後から崩れるという天気予報は当たりそうだ。
しっかり雪のある福ヶ乢を過ぎ、沢絡みの道になると積雪はほどんどなくなってくる。
さらに尾根の植林帯になると、コースの雪はすっかり無くなり、落ち葉を踏みしめるようになる。
深雪時にこのAコースの登りを考えているStephan氏は、シュミレーションしながらの下山。
私もトレースの無い時に、間違えそうな箇所など話をしながら付いて歩く。
慎重で、地図やコンパスも上手に使うStephan氏なら、問題なく歩くことができるだろう。
標高600m付近の尾根分岐を北に直角に折れ、植林の中を林道出会まで一気に下る。
この植林斜面を直登する道は、コース幅が年々広くなってきているように思う。
のっぺりした植林の斜面は歩きやすく、自然に広がってくるのは分からないでもない。
ただ、広いところでは5m程にもなり、そろそろ落ち着けないといけない頃だろうと思う。
登山者だけの原因とも思わないが、各所の山で同じような状況を目にすることがある。
これも自然破壊のひとつ、私たちも色々な意識を持つ必要があるのでは。
林道出会から路面に雪は無く、時に凍った水溜りがあるくらい。
ミゾレっぽい粉雪が降り続く中、速いペースで林道を下る。
沢登りもするStephan氏は、林道周辺の沢も気にしながら歩く。
これほど雪が無ければ、もっと林道を登ってから車を停めても良かったかもしれない。
ヒュッテを出る時、11時くらいに泉神社だろうか、と話していたが、ドンピシャで到着。
泉神社駐車場のStephan氏の車に乗り込み、大神宮原に向かう。
ある程度標高のあるところはミゾレか雪だが、国道179号沿いは雨になっている。
道中、鏡野の里山の名山・男山散策を提案し、半強制的に同行同意をいただく。
私の軽トラックのある大神宮原Cコース登山口に着いてみると、同路まで白くなっている。
それぞれの車で、男山へと向かう。
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<コースタイム>
大神宮原登山口4:50-休憩舎5:05-6:03中央峰山頂6:56-7:11泉山山頂7:29-7:42中央峰山頂7:45-7:57ヒュッテ9:44-9:51井水山山頂9:56-10:14福ヶ乢10:18-林道出会10:45-10:59泉神社駐車場
今週は寒いという天気予報。
明日も上信越などではかなりの大雪らしく、岡山県北でも明日朝にかけて雪模様と言っている。
このところの岡山県北、最低気温はそれなりに低いものの、ちっとも雪が降らず、さらに日中の天気が良いものだから、どんどん積雪量が減ってきている。
今日、毛無山を登ってこられた「大山の風」のたくやさんからの情報では、新雪が10cmほどということで、剥き出しになっていた山頂も新雪に覆われていたとのこと。
上の画像は、1月8日に泉山Aコースを登り、井水山で敗退した時のもの。
井水山北斜面の縦走路、一番雪が深かったところで写した。
ワカンを履いて、太ももまで沈んでいるの図。
降ったばかりの軽い雪だったのを差し引いても、なかなかの積雪だった。
1月25日に再び歩いた時には、半分程度になっていて、それにもびっくり。
雪があっても無くても、山登りは楽しいのだが、せっかくのシーズン、どうせなら、どっさり降ってもらいたいなーとか。
今朝の津山、うっすらと雪。
なんだか久しぶりな気がする。
山の雪、少しは増えているかな。
2010年2月3日 午前7時
気温マイナス1℃
風速ゼロ
天候 晴れ
少し欠けた月が西の空にきれい
本日、1月21日 21時からのNHK総合のニュースの中で、那岐の鉄人として有名な、津山市のSさんのことが放送される予定です。
1月2日に岡山の山メーリングリストのメンバーと一緒に登った場面も流れるかもしれません。
一応、放送予定ということで、流れない可能性もあるということです。
1月2日に岡山の山メーリングリストのメンバーと一緒に登った場面も流れるかもしれません。
一応、放送予定ということで、流れない可能性もあるということです。
1月10日に広戸仙(1114.5m)に登る。
日の出を拝もうと、早朝の真っ暗な中を出発したが、天気予報の通り雪混じりの曇天で、日の出に出会うことは出来ず。
まあ、暗闇ハイクをのんびり楽しめたので良しとしようか、と自分を納得させ、さっさと下山してしまった。
それでも、下山時には少しガスも逃げ、うっすらと公郷山や大ヶ山を眺めることが出来た。
山頂付近の積雪は約30cmほど、第2展望所からだんだんと積雪が増えてゆく感じ。
早朝の為か、誰にも出会わない静かな山歩きを楽しんだ。
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<コースタイム>
声ヶ乢登山口5:24-5:58第1展望所6:08-6:20第2展望所6:28-6:58第3展望所7:02-7:09頂上7:21-7:29第3展望所7:38-7:44展望岩7:50-第2展望所7:58-第1展望所8:03-8:18声ヶ乢登山口
考えてみると、泉山に1年以上登っていない。
ここ数日の寒波で、しっかり雪も乗っているようなので、雪と戯れに行ってみる。
Aコースを井水山(いみずやま/1150m)まで登る。
福ヶ乢で60cm、山頂周辺で100cmくらいの積雪で、ほぼ新雪状態。
福ヶ乢からカンジキを履いたが、フカフカの新雪に大苦戦。
予想以上に時間がかかり、井水山までで引き返す。
明日からの連休、雪を楽しみたければ、この山系お薦めです。
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<コースタイム>
神社駐車場9:52-9:56泉神社10:02-Aコース登山口10:17-11:06福ヶ乢(ワカン装着)11:19-12:50井水山山頂13:23-福ヶ乢13:52-(ワカン離脱)-14:18神社駐車場
恒例になりつつある、正月の那岐登山を1月2日に決行する。
今年はなんと13名パーティとなる。
岡山の山メーリングリストの仲間が10人、それに、那岐の鉄人ことS氏、S氏を追うNHKの取材班が2名。
悪天候が予想される中、長い隊列で出発したが、歩くほどに晴天が広がり、山頂ではすばらしい晴天と出会える。
とても良い、年の初めの山登り。
気持ちよくて楽しくて。
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<コースタイム>
第一駐車場8:59-9:10BCコース登山口9:13-9:28林道出会9:31-水場9:43-10:17大神岩10:25-11:07三角点峰11:15-11:24避難小屋-(昼食・山頂散策)-避難小屋12:42-12:47三角点峰12:52-13:21大神岩13:26-林道出会13:54-BCコース登山口14:08-14:24第一駐車場