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遠藤監督ら会見 津山ロケ終了へ
4月、地元で凱旋上映
「津山ホルモンうどん」の大ブレークを映画化した「ホルモン女」の津山ロケは順調に進み15日、予定通り終了する。
遠藤光貴監督ら3人が市内で会見し、「市民のみなさんが温かくすごく協力的で、みんなで作っている感じ」と口をそろえた。
遠藤監督は「市民のみなさんの温かさが励みになっている。作品でお返しするしかないと、スタッフ一同意気込み、睡眠時間を削ってロケを進行。また、雪に寄り雰囲気に深みのある映像が撮れた」と自信をみせた。
市職員に扮する主演の山下リオさんはホルモンうどんについて、「台本を見るまで知らなかったが、こんなにおいしいものはない。プロから指導を受けて段々手がなじんできたので、家で作ってみたい」といい、「地元のみなさんの支えによって、元気をもらい気合を入れて役作りに努めている。
津山は第二の地元にしたいほど大好きになった」と笑顔いっぱい。
山下さんの上梓役の河本準一さん(お笑いコンビ「次長課長」)は小学6年生まで4年間津山で過ごした。「実は墓参りに年1回は帰津しているが、今回二十数年ぶりに同級生と合えてうれしかった。」
そして「元気とパワーが与えられるような映画に、との思い出演じている。
全国には知られていない素敵なまちがたくさんあるが、映画を通じて津山を皮切りに知れわたればいいと思う」と冗談を交えながら語った。
映画は3月の沖縄国際映画祭に出品される地域発信型映画で、実話を元にした約30分の短編。
映画祭終了後、4月に地元で凱旋(がいせん)プレミア上映、続いて全国の映画館や劇場、公民館、学校などでキャラバン上映する。
<以上、2011年2月15日付け 津山朝日新聞夕刊より転載>
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タイトルが、当初「女」を「ぬ」と読む予定だったらしいが、協議の結果、「おんな」と読むようになったと、別の新聞で読んだ。
どんな映画なのか、楽しみにしておこう。
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