バイクメンテ オイル交換 2台

真冬であろうとライダーはバイクに乗ります
たとえ手足の感覚がなくなろうと走らせます・・・
ですから冬であろうとオイル交換時期がやってきます
・Gマジェ：25000k（5000k周期）
・FALCON：16000k（3000k周期）
今回たまたま2台同時にその時期がやってきました


Gマジェ
今回はフィルターも同時交換することにしました
使用オイルは10W－40　MA　1.7L使用します

慣れた作業、こういう時に落とし穴が大きく口を空けているものです
オイル排出、フィルター交換までは順調そのもの
フィルターカバーを復旧するとき目の前の大穴に気づきませんでした・・・

3本締めのカバー
規定トルク10N・m
少しずつ締めていき、トルクレンチに手ごたえがあったところで終了となるはずでした
ところが1本が何故かどんどん締まっていきます
緩くも無く、硬くも無くもちろん規定トルクには達していません
そのうち急に手ごたえがなくなりフリー状態に・・・
折れた！
オイルシールのカバーですので1本でも無いとオイルを入れれません
って言うことは自走不能
何としてもリカバリーするしか道はありません
恐る恐る折れたボルトを確認してみると
かろうじて少しだけねじ山が接合面から頭を出していました
出っ張りを潰してしまわないように慎重にポンチとハンマーで回して救出成功

代用ボルトをホームセンターで買ってきました
M6×20
折れたねじ穴へボルトを通してみると途中で引っかかりがあります
無理やりねじ込めばまた同じことになりそうなのでタップでねじ山修正を実施

タップには削りカスがたくさん付着していました
修正後3本とも正常に締まり無事完了

たかがオイル交換でここまで工具でちらかるとはね

FALCONの方はトラブルも無く10分程度で終了
途中ボルトを買いに走らせていたので暖機の手間は省けました
朝9時半から始めた作業でしたが終わったのは12時
トラブルのおかげでずいぶん時間がかかりました
使用済みのオイルは新油を購入しているホームセンターで処分してもらいました
いつも思うことですがFALCONはオイル交換すると別のバイクのように静かになります

おしまい