ELM３２７導入

今の自動車は電子デバイスの集合体
さまざまな情報をECUで集積してコントロールされています
しかし一般ユーザーには中を覗くことができません
ディーラーのお世話になるしかないのです
そこで
その堅い扉をこじあけるべく怪しい物を入手しました

ELM327、OBDⅡスキャンツール
OBDⅡとは自動車に基準化された通信規格です
パソコンで言えばUSBみたいな物
各種情報をここから入手、修正することができます
例えば調子が悪いと感じたらECUのエラーコードを確認し、該当箇所を修理、エラーリセットという運びになります
ユーザーサイドの接続環境によりUSB、Wifi、Bluetoothと種類があり、今回はBluetooth版を入手しました
ここでひとつオチが
新規導入したタブレットにはBluetoothが搭載されてませんでした・・・
旧タブレットへ接続して試してみました
BMW　E39の場合OBDカプラーは運転席右下の小物入れ天井付近にあります
そこへELM327を接続、キーOFFの状態でも通電していますので差し込んだら電源が入ります
タブレットでデバイスをリンクさせ
アプリ（無料）Torque Lite (OBD2 & Car)を起動させると
ECUからデータが飛んできます
自分が必要な分だけ表示などカスタマイズも自由
エラーコードを抽出してみましたが幸い何もログは残っていませんでした（先日の入院でリセットされてます）

PCと付属のソフトで通信を行うこともできます
今回ELM327に関する情報を事前にネットで調べていたところ、よからぬウワサを小耳にしました
「インストールディスクにウイルスが入ってる」
ディスクを見てもただのCD-R
パンダの絵が・・・いかにも原産国を伺わせます
ウイルススキャンをかけてみました

ビンゴ
「トロイの木馬」がもれなく付いてきてるようです
CD-Rから駆除はできませんので、一旦HDDにまるごとコピーしてから駆除
PCにもソフトをインストールして通信できるようにしました
BMWに限らずOBDⅡカプラーが付いてる車ならほとんど通信できるようなので
このブログを見てくれている方の中で車の調子が悪いとおっしゃる方はご一報下さい
出張診断に伺います（笑）

本能に支配された野獣

バイオハザードのゾンビ、アンデッド達には唯一食欲が残っていると聞いたことがあります
やはり理性を失い最後に残るのが食欲ということなんでしょうか
これからお見せする写真にはそういう一面が出ているのかもしれません


食事時間は朝夕の2回
この写真は夕食の光景です
夕方近くなるとにわかに騒がしくなり、飼い主をストーカーする者、ひたすら皿の前で待ち続ける者、鳴き叫ぶ者、飲み水のトレーをひっくり返そうとする者と食欲がピークに達していることを伺わせます
うち２頭は別メニュー（療養食）のため別室で先に与えます
次は自分たちの番だとわかるのでしょう、その後はまさに戦場に
写真左下で１匹優々と食事をする子、これがボス「アヤヤ」
チビ（大きいですけど）どものお母さんで出産を期にボスの座へ着いたつわものです
アヤヤは自分に近寄ってくる者を手当たりしだいに威嚇・パンチ（当然我が子も）
食事が行き届く（４皿）までは大騒ぎです
食事が始まれば静かなものです、カリカリとフードを噛み砕く音だけが響き渡ります
ボスの皿には誰も近寄れないので最初から１頭分しか入れてません
こうやって改めてみると毛色でなんとなくまとまっているような
この状態でいつも数を数えます
何故かというと、ご飯の時間に来ない子は体調が悪い証だからです
今日は全員集合してるので大丈夫なようです
お腹いっぱい食べやーね。

Gマジェ ベルト交換（定期）

今週もバイクメンテねたです
先日Gマジェのインフォメーションディスプレイにベルト交換を促す警告が出ました
この表示、ベルトのスベリや磨耗を検知してベルトの寿命をお知らせするようなハイテクではなく、ただ単に走行距離の積算値から出される警告です
周期は20000kでこの型式はエンジンのリコールのため一度丸ごと交換されています
その時リセットされているとして
購入時5000k、25000kで警告が出たということで計算が合います
やはり購入時エンジンはほぼ新品だったということになります
さて部品の調達ですが
マジェシリーズの中でもGマジェに関してはお手ごろな社外品がありません
しかたがないので純正部品を発注
最近では純正部品も通販で手に入ります
以前は盗難抑制なのか車台番号を提示しないと発注できませんでしたが規制が緩くなったんでしょうかね
部品も到着し、早速作業に取り掛かります

カバーを外すのに邪魔なサイドカウルを取り外します
しかしここからが大変で

肝心のベルト周りへたどり着くにはカバーを5枚も外さなくてはいけません
個々のカバーがご丁寧に重なり合って配置されています

残り2枚のところでお約束の落とし穴
ドライバーでは歯が立たずインパクトで緩めていたところ
プラスの頭がなめました・・・締めすぎですよヤマハさん
最近こういうパターンが多いような気がします、初詣行ってないからかな？

ドリルで頭を飛ばしリカバリー、こんな所1本無くとも平気です

やっとたどり着きました
ケース内はとてもキレイです
どこぞの中華バイクとは雲泥の差ですね（笑）

ベルトも劣化の兆候すら伺えません、ですがここまで来たのですから作業続行です

新品ベルト
Gマジェのベルトは内外両方に山があります、何故かはわかりません、普通は内側だけです

更に回転方向の指定まであります

ケースとのクリアランスが狭いので両方のシーブを取り外さないとベルト交換できませんでした

組み付けるときはクラッチ側のシーブへ少しベルトを噛ましてからセットするとうまくいきます
シーブセンターナットのトルク指定は80N・mと60N・m、手持ちのトルクレンチではそこまで高トルクがかけれないのでテキトー!!しっかり締めておきました
ここでエンジンをかけて異常がないか確認、大丈夫なようです
あとはひたすらカバー類を戻す地道な作業です
尋常じゃないほどのボルト数です、いつもなら1本くらい余るのですが、今回は珍しく？余らず作業完了しました
最後に忘れず警告のリセット、次回は45000kです
ベルトも新しくなり試乗に行きたいところですが
今日は真冬に戻ったかのような気温、小雪がまっているような状態ですので我慢します

おしまい

総料理長動く！

今日は久々にキッチンに立ってみました
メニューは定番のカレーです
あいにく冷蔵庫の中はカレーモードになっておらず
ニンジンがありません、玉ねぎとじゃがいもだけではちょっと寂しい
そこで片隅で眠っていた白菜を使用
肉は冷凍庫に眠っていた豚肉を使用

＜具財＞
玉ねぎ　2個
じゃがいも　3個
白菜　適量
豚肉　適量

＜調味料＞
塩コショウ　適量
コンソメ　適量
料理酒　適量

適量＝適当です

これといって特別な作り方、隠し味的なものはありませんが
大事なことがひとつ
それはルーの希釈率、簡単に言うと水の量です
意外と適当って方多いのではないでしょうか

ルーの箱を見てみると
目立つように赤字で記載されています
重要だと言う事です
あとの具財の量なんてのは好みの問題で適当でいいわけです
適当に水を足して作ると残念なカレーになってしまいます
逆にこれさえ守れば何をどうしようと失敗しないと言ってもいいかも


みごと？完成
総料理長特製「白菜カレー」
お味の方は「普通」です。

バイクメンテ オイル交換 2台

真冬であろうとライダーはバイクに乗ります
たとえ手足の感覚がなくなろうと走らせます・・・
ですから冬であろうとオイル交換時期がやってきます
・Gマジェ：25000k（5000k周期）
・FALCON：16000k（3000k周期）
今回たまたま2台同時にその時期がやってきました


Gマジェ
今回はフィルターも同時交換することにしました
使用オイルは10W－40　MA　1.7L使用します

慣れた作業、こういう時に落とし穴が大きく口を空けているものです
オイル排出、フィルター交換までは順調そのもの
フィルターカバーを復旧するとき目の前の大穴に気づきませんでした・・・

3本締めのカバー
規定トルク10N・m
少しずつ締めていき、トルクレンチに手ごたえがあったところで終了となるはずでした
ところが1本が何故かどんどん締まっていきます
緩くも無く、硬くも無くもちろん規定トルクには達していません
そのうち急に手ごたえがなくなりフリー状態に・・・
折れた！
オイルシールのカバーですので1本でも無いとオイルを入れれません
って言うことは自走不能
何としてもリカバリーするしか道はありません
恐る恐る折れたボルトを確認してみると
かろうじて少しだけねじ山が接合面から頭を出していました
出っ張りを潰してしまわないように慎重にポンチとハンマーで回して救出成功

代用ボルトをホームセンターで買ってきました
M6×20
折れたねじ穴へボルトを通してみると途中で引っかかりがあります
無理やりねじ込めばまた同じことになりそうなのでタップでねじ山修正を実施

タップには削りカスがたくさん付着していました
修正後3本とも正常に締まり無事完了

たかがオイル交換でここまで工具でちらかるとはね

FALCONの方はトラブルも無く10分程度で終了
途中ボルトを買いに走らせていたので暖機の手間は省けました
朝9時半から始めた作業でしたが終わったのは12時
トラブルのおかげでずいぶん時間がかかりました
使用済みのオイルは新油を購入しているホームセンターで処分してもらいました
いつも思うことですがFALCONはオイル交換すると別のバイクのように静かになります

おしまい

BMW退院

手術も予定通り終わり
無事退院してきました


今回の処置内容です
インテークブーツ2箇所も交換してるみたいです


当初の見積り額が５～６と言われていたので、意外と安く感じました
話術でしょうか・・・
お約束ではありますがピカピカに磨き上げられて帰ってきました

ついでにエラーの出ていた排気カムセンサーを交換しましたが
やはり正常に戻るとエンジンの振動が全くありません
慣れで振動はあまり気にならなかったのですが、いざ直ってみると違いますね
巷で言われるシルキーシックスが復活した模様です
OBCの燃費計も修理前７前後だったものが10前後を示すようになりました
めでたし、めでたし。