リクのぼやき

日常の何気ないことからバイク、車、猫ネタを中心に書いてます

モトブログ 200 激辛香辛料を求めて 藤橋道の駅 パート1

2018-02-11 21:37:07 | Weblog
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コロナファンヒーター修理

2018-02-11 10:13:46 | Weblog
2007年製コロナファンヒーターがここ数年E4でストップする事が多くなりその頻度も増加傾向、設定室温に到達すると必ず止まってしまうようになりました。
寿命と言えば話は終わってしまいますがだいたいの患部は想像がつきます。
そこで修理する事にしました。
エラー要因は次の通りと仮定して作業を進めます。
室温が上昇し設定温度に到達するとバーナーの火力を絞って弱燃焼になります。
その時、フレームロッドの火炎検知が異常値を出力してしまい不完全燃焼と判断しストップ。
フレームロッドへのシリコンの付着が原因と考えられます。
処置はフレームロッドの研磨、表面のシリコン皮膜を落とせばまた正常な値を出力してくれるはずです。
さて作業を開始します。


作業場所は床面よりもテーブルや台の上へ置いたほうが楽です。
部品のエッジは鋭く手を切る恐れや家具を傷つける恐れがあるのてダンボール等を敷いて作業しましょう。
使用する工具はこんな物で十分です。

①全面パネルの取り外し。

②ルーパーの取り外し。

③トップカバーの取り外し。

④操作パネルの取り外し。

⑤送風ファンの取り外し。

⑥基盤の取り外し。

⑦タンクガイドの取り外し。

⑧側背面パネルの取り外し。

ここまで来ると燃焼塔がフリーになりグラグラします。
下へダンボールの切れ端で下駄を噛ませて安定させます。

⑨燃焼塔カバーの取り外し。

⑩燃焼塔の取り外し。
やっとフレームロッドまでたどり着きました。
ロッドを固定しているネジを取り外し、カプラーを抜いて上へ引き抜きます。

ロッドの表面は白く焼けザラザラしています。
これがシリコン皮膜だそうです。
あとはペーパーで磨き上げていきます。
あまり力を入れすぎると曲がったり、折れたりするので力加減を調整しながら削っていきます。
皮膜はかなり硬いので金属光沢が出るまでかなりの時間を要しました。

母材の金属光沢が出てきたら完了です。


ついでにイグナイターも同様に磨き上げて復旧です。
今回は珍しくネジが1本も余らす組めました…(笑)
これでしばらくは大丈夫でしょう。
一応予備のフレームロッドは購入済みなんで再発するようであれば新品へ交換します。
作業にあたり、電気、可燃物の取扱となるため注意して作業して下さい。
また試運転はできれば屋外、又は火が出ても直ぐに消せる環境で行って下さい。
家電寿命は10年なんて時代は過去の物です。
メンテをしっかりやることで末永く使う事ができます。
コロナに限らずファンヒーター不調の原因の大半がフレームロッドによるものだと思います。
火炎制御方法の改善とかは考えないのでしょうか?
フレームロッドが消耗品と位置づけるならもっと簡単に交換できるような構造にするとか…。
本体価格がそれ程高くない商品であり、調子が悪くなれば修理より買い替えが一般的な考えでしょうが不具合の要因を放置して物を造り続けるメーカーの方針にも疑問を感じます。
日本人が忘れかけている「物を大事に使う」と言う精神を今一度思い出そうではありませんか。
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