合流した音楽の先生に、「帰りは、君の車に乗せてやってくれないか。その車がカッコイイって。」と頼まれた。よしよし、お前後ろに乗っとけやと、新地の女を後部座席に退かせた。
そのときは、R だった。舞鶴自動車道だったか。兵庫県を日本海から瀬戸内海まで走ってるガラ空きの高速道路。スピードは出るが(平坦、フラットで)安全。途中、がんばるランボルギーニも追い抜かした。「うわっ!さすが、速いやん!他とぜんぜん違う!ファルコーネル~グルグルポア~ル♪。」と、十も下の厨房は感心した。なにかうたってとリクエストしたら、「リーマールでいい?」と。リーマール?うん、その田舎モンでもいいよと、私はいった。そしたら、「バカボン、バカボン、バカボン♪」と、Rの助手席でずっと歌ってた。変なヤツ、田舎モンの娘みたいにw
アッという間に帝塚山に着き、先に家に入って待ってた。冷蔵庫に旨そうな肉があったので、三人ですき焼きにした。本当の話だ(笑)