「(1)222の約数を全て示せ。
(2)花子さんは、1個37円の商品Aと1個80円の商品Bと1個62円 の商品Cを何個かずつ買いました。値段の合計は22200円で、商品Bの個数と商品Cの個数の比は3:4でした。
花子さんは、商品 A B C をいくつずつ買いましたか。」2004
(1)1、2、3、6、37、74、111、222(答え)
(2)商品 A B C のそれぞれ個数を A B C 個とすると、
37A + 80B + 62C = 22200
B : C = 3 : 4
B = 3/4 × C
37A + 122C = 22200
ウムムムム、、、前途多難の予感
スルーするか悩ましいが、なんとか(1)を思い出して取り合ってみるか
どうせヒマだし(苦笑)というのは、
222の約数は、1、2、3、6、37、74、111、222だったので、
37A +122 C = 37 × 600 となり、122C も37の倍数となる。
37(素数)と122(37の倍数ではない)の最小公倍数は、37 × 122 となり、4514。公倍数は、9028、18056、27084(だが、この数以降も22200をオーバーしてアウト)。
それぞれの公倍数で検討すると、
①4514円では、C が37個。
22200ー4514=17686円では、A は478個。
②9028円では、C が74個。
22200ー9028=13172円では、A は356個。
③18056円では、C が148個。
22200ー18056=4144円では、A は112個。
① ② ③ のうちのどちらかの組み合わせになるが、B = 3/4 × C だったので、① ②では、B の個数が整数とならず、アウト。したがって、
一番町の別嬪花子さんの買った商品 A B C はそれぞれ、112個、111個、148個(答え)
難問というか、非常にややこしい問題ですな。まだやりかたがあるようだが、いずれにしてもそう簡単にはゆかないはず。パッと見て、小物問題にみえたけど、(1)と(2)を関連付けた、まさに大物問題だったでしょう。