なおちゃんからカンボジア研修生のワークショップの野焼きの様子が届きました。
とっても興味深いレポートです。
「野焼きいってきました。最後まではいられなかったけど焼成最中までのレポートです。
○大きな鳥の巣のように枝を敷き詰めてその上に生素地の水甕、土鍋(底が上になるように逆さ)が置かれていました。中にはカンボジアの2人が作ったものとみんなが体験で作ったものが入っています。素焼きしたものもありました。
ほんとに鳥の巣みたいでなんか可愛かったです。
○木の枝と藁に火を付け、品物の真ん中に火の付いた藁を入れて着火。えっ?いきなり直火?!と驚きましたが、カンボジアでは大丈夫だそうです。
○すぐに燃えだして炎が上がってきました。案の上パンッパンッ☆と素地が剥離する音がしてきました。やはり益子の土では素焼きなしの野焼きは無理だったようで次々と破裂し始めました。カンボジアの土は山から掘ってきたものをそのまま使うそうです。乾燥も早く、砂目が多い土のようです。土の問題や品物の厚みにも原因があったようです。(彼女たちの作るものは丁寧で薄作りです。)火力も結構強かったのですが、カンボジアでは調度いい火力だと言っていました。火があがった所に藁を被せていって、約1時間ほど焼成してだいたい素焼きくらいの温度まで焼くそうです。
○どんどん破裂して破片が飛び散ってきたので最初はかなり近くで興味津々に見ていたギャラリーも危険を感じて気がつくとみんな遠くへ…。
○焼成後は品物の上に藁が蓋のように覆っています。自然に冷めるまで放っておくそうです。
○焼成時間は破裂してしまったので1時間は焼けませんでしたが、素地は一応硬い音がしていたので素焼き手前くらいまでは焼けていたと思います。
一緒に入ってた栗は美味しく焼けていました。。。(^^@)
○カンボジアの2人は焼き物に対してすごく熱心なので品物が破裂してしまってうまく焼成できなかったことがとても残念な様子でした。
今回彼女たちの仕事の様子を見せてもらうためにカンボジアでのやり方と同じやり方で野焼きも実践してもらったので残念な結果となりましたが、とてもシンプルで結構大胆で焼きの原点って気がしました。」
なおちゃんレポートありがとう!!!!!
様子がよくわかりました。
鳥の巣のように組むのかわいいね。
ほんと大胆でびっくり。参考になりました。
*昨日の記事に写真を追加しました。
こちら