東方見聞録
ヴェネツィア商人であったマルコ=ポーロが著した東洋への冒険旅行記。日本、インド、中国などの記事からなる。日本のくだりでは、“黄金の国ジパング”という名称が用いられており、この中の記述によると、日本は、多くの金(きん)を産出することになっており、家屋などは、みな黄金でできているなどと書かれているが、原点は、中尊寺金色堂ではないかと言われている。この書がヨーロッパに紹介されたことによって、それまでヨーロッパに広く流布していたアジア観、東洋観であった、魑魍(怪物、多頭の種族、匪賊、野蛮人)の跳梁跋扈する世界という偏見は解消するのである。この書の登場によって、日本、インド、中国などの莫大な富の存在が、ヨーロッパ人に東洋への関心を惹起させることとなるのである。
ヴェネツィア商人であったマルコ=ポーロが著した東洋への冒険旅行記。日本、インド、中国などの記事からなる。日本のくだりでは、“黄金の国ジパング”という名称が用いられており、この中の記述によると、日本は、多くの金(きん)を産出することになっており、家屋などは、みな黄金でできているなどと書かれているが、原点は、中尊寺金色堂ではないかと言われている。この書がヨーロッパに紹介されたことによって、それまでヨーロッパに広く流布していたアジア観、東洋観であった、魑魍(怪物、多頭の種族、匪賊、野蛮人)の跳梁跋扈する世界という偏見は解消するのである。この書の登場によって、日本、インド、中国などの莫大な富の存在が、ヨーロッパ人に東洋への関心を惹起させることとなるのである。
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