「国家的な危機管理のいわゆる封じ込めというものに対する危機意識が、県に足りないのではないかという気がします」(山田農水相)
山田農林水産大臣はこのように述べ、宮崎県内でワクチン接種に同意していない農家が1戸残っていることについて、例外は認められないとして殺処分の必要性を指摘しました。
そのうえで口蹄疫特別措置法に基づく強制的な処分についても、以前から国として東国原知事に指示していると説明し、県の対応の遅れを批判しました。
「一刻も早い清浄化実現による危機の脱却に向け全力を挙げてほしい」(菅首相)
一方宮崎市で5日、半月ぶりに口蹄疫への感染疑いのある家畜が発見されたことをうけて菅総理はこのように述べ、内閣として引き続き口蹄疫の封じ込め策に総力をあげて取り組むよう関係閣僚に指示しました。(06日16:35)
杜撰に過ぎる国の対応を忘れたのだろう。本当になんでも人の所為である。これは民主党の特徴でもある。絶対に非を認めず、責任をなすりつけることができるのはだれか、どこか、を先ず探す。赤松が無能を晒しているときに副大臣だった人間の言うセリフではなかろう。自らが「国家的」というほどの被害状況をして、選挙を優先させた政党が言うセリフではあるまい。危機感が足りぬのはどちらなのか。それに、ワクチン接種に同意していない農家は「危機感が足りない」から同意していないとでも言うのか?
逆だ。危機感が募り過ぎているから同意しかねているのである。まだ感染もしていない牛や豚を殺してしまえば、いったい、この先どうなるのかとの危機感を解消できていないのであろう。国の初動が遅れていなければ、殺さなくて済んだ可能性のある牛や豚をさっさと殺せと言い、躊躇していれば「危機感が足りない」とは何様のつもりなのか。
もはや、今更に過ぎるが、自民党が「全頭処分」と「緊急的な防疫体制の強化」を国に要求したのは5月6日である。宮崎県知事が「非常事態宣言」を出す前だ。国は可及的速やかに状況を把握し、ワクチンや人員を確保し、担当大臣が処置に踏み切る必要があった。そのとき赤松は外遊で念願のカストロと会い、帰国しても選挙応援を優先させ、休養までして宮崎入りしたのは、なんと10日である。しかも、13日の国会では自民党の野村議員が「早急な対策」を必死に訴えたのを、ニヤニヤしながら「川南町・かわみなみちょう」を「かわなん?」と呼び間違えていた。こいつらは選挙しか頭にないから、前官房長官の平野も事務方に2度確認していた。麻生さんが「みぞうゆう」と読んだからどした?お前らは宮崎県の農家が死活問題で苦しんでいるのに、町名もまともに読めんのではなかったか。
民主党のいう「危機感」とは選挙に負けることをいう。それ以外はどうでもいいのである。宮崎県に対する対応策が遅れに遅れたのも、選挙以外のことがわからないからである。慌てて「金を出す」ことだけを決めるのも、国の責任を認めずに偉そうにしていられるのも、前農水大臣の赤松がこの期に及んでも「細菌とウィルス」の区別がつかん不勉強も、選挙のことだけしか興味が無いからである。赤松よ、細菌に感染するウィルスがいることくらい、家の倅でも知っているぞ?呆れたものだ。本当に民主党の大臣というのは馬鹿の底が抜けていてもなれるという証左でもある。この党は 選挙対策と売国、金と利権、責任転換と恥知らずしかない。日本の有権者の皆様方よ、ホント、頼むぞ。
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