「何という年明けだろう」。平成21年元日、朝日新聞の社説の「書き出し」である。朝日新聞の読者は正月だからと浮かれてないで、寒空の下で震える「派遣ギレ」のことを想い、アメリカ的な経済危機を憂い、ワーキングプアの心配をして、レーガンの「新自由主義」が如何に間違いであったかを学び、軍国主義が滅んだ日本に民主主義が誕生したと騙され、アメリカの一極支配が終了すると共に中国やインドなどからなる「多頭世界」を受け入れ、次の選挙では「厳しい視線」で政府与党を転覆させるため、民主党に投票しなさいと書いてある。何という新聞だろう。▼産経新聞の「主張」は休みだが、産経抄の書き出しは「「新(あらた)しき 年の初めの 初春の 今日(けふ)降る雪の いやしけ吉事(よごと)」とある。万葉集だ。▼大伴家持(おおとものやかもち)が759年に詠んだ歌だ。「吉き事がありますように・・・」と詠んだが、実のところ、大伴家持もそんなに「浮かれて」いたわけではないとある。▼それでも、元日の産経抄は最後にこう〆る。<少しへこたれている千数百年後の日本人にも、励ましのメッセージを送っているのかもしれない>▼元日は「気持ちを新たに」して新しい年に望む日だ。大変なことがあろうことは、朝日に教えていただかなくとも皆知っている。それでも、尚、しかしながら、前を向くのだ。▼ところで、今年も皆様に「吉き事」がありますよう・・・本年もよろしくお願いいたします。
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今年も二階堂コム・ネットゲリラ・ガチコメさんは絶対に外せないです(笑)
いやいや、ありがとうございます!
ぼちぼちがんがりますね!!
またのお越しをお待ちしております!!