日本の極右勢力の所為で売り上げが悪い。「朝鮮玉入れ」とか言うからだぞ。日本人が賢くなって「負けるとわかっているなんちゃってギャンブル」をしなくなってしまったのか。それとも小泉内閣の負の遺産(笑)の所為で金がないだけなのか。(スロットのせいだってば)
ともかく、
まあ、仕方がない(他人事)。「こうなること」はわかっていたから手は打ってある。あとちょっとは大丈夫だと思われ・・・で、でも、なにか仕事ないですか?という今日この頃、台湾ではみぃんな、「ロト」をやっているとか。早くてでかい勝負が好きなんですね。
ちなみに――――――
私は去年、生まれて初めて「宝くじ」を買った。お伊勢さんで、だ。
無論、全部外れた。ほっとした。
もうすぐ、アレか、あの「年末ジャンボ3億円♪」とかいうやつか。もちろん、買うはずもないがな。だって、当たったらどうすんだ。怖いぢゃないか。
↓↓↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000180-jij-soci
<宝くじ当せん女性殺される=2億円的中後、3年前に失跡-51歳男逮捕・岩手県警>
でも、どうやら妻がコソーリと買っているようなんだな、コレが。当たったらどうすんだ。
もちろん、「例の質問」もされる。
「3億円、当たったらどうする?」
今までは、
「貯金して、寄付して、10万円のステーキ食べて、それから10万円のステーキを食べる。」
と言うに留めていたが、今後は、だ。
「君を殺して死体を隠す。それから・・・・」
とでも言わねばなるまい。
でなければ妻はコソーリと買い続ける。いつか当たったらどうすんだ。
なぜに、私がそこまで金を怖がるのか。それはだな・・・
例えば、ひと昔前に「チーズはどこへ消えた?」という絵本みたいなんがあった。つまり、「そういうこと」なんだな。ちょっと思い出してみる。間違ってたらすまん。
2匹のネズミと二人の小人が「迷路のような洞窟」にいる。まあ、ダンジョンだな。その各部屋には「チーズ」があるわけだ。ネズミどもは本能のまま、鼻を効かせてチーズを探す。一日中走り回っている。でも、小人は頭を使ったり、過去の経験から学んだりして、計画的にチーズを探す。
で、ある日、小人たちは「予想通り?」とある部屋で「やまてこのチーズ」を見つけるわけだ。大喜びする小人ふたり。もう、安心だと、つまり、毎日毎日「ネズミのように」チーズを探しまわる必要がないんぢゃないかと喜ぶわけだ。
しかし、ネズミたちは相変わらず、セコセコと走り回り、少しのチーズを見つけてはかじりついている。でも、さすがは小人。たっぷりチーズの前で、ゆったりと過ごすんだな。
しかぁし!ある日!「やまてこのチーズ」が消えてしまう。まるで年金だ。
オロオロする小人。でも、そのうち、ひとりの小人が「次を探しに行こう」と提案する。でも、もうひとりの小人は、その気力がわかない。もう安心だと、もう探さなくていいと思ったら、また、セコセコと走り回ることになるのかと絶望してしまう。ある日突然見つけたんだから、ある日突然に「戻ってくる」んぢゃないかという阿呆みたいな希望を抱いてしまう。日々、この場所で悶々としていることを続けるわけだ。そのうち、もうひとりの小人は呆れて旅立ってしまう。
そして、旅立ったほうの小人は気づく。
「変化はある。変化を楽しむくらいぢゃなきゃダメだ。古いチーズがなくなったら新しいチーズを探す旅に出ることができるぢゃぁないか!!うほうほ!」
と・・・・。さて―――――――
宝くじに当たる=なんの根拠もないチーズやまてこ
困るんだよ。だから。
「探すこと」に意義はある。それも「続けること」から値打ちが出る。それを台無しにすることも考えねばならん。だから、私は妻の宝くじが当たったら、全額「チャンネル桜に寄付する」と書いてしまう。嗚呼ぁ・・・・でも、やっぱり・・・あうぅ・・・
で、私なりの「作り話」も聞いてくれ。
部下にもよく言うのだがな。せっかくだから、この話にも題名をつけておこう。
こんなんはどうか?
「社長マンと秘密の机」作:ちよたろ
絵が欲しいところだが、はっきり言ってそんなスキルは私にはない。誰か書いてくれ。
あるところに――――――
会社の経営者が住んでいました。その社長の名前は「社長マン」というわかりやすい名前でした。係長とかだったらどうするのでしょう。
社長マンは、来る日も来る日も社員に言いました。
「売上をあげろ!売上をあげろ!わぁぁぁああ~~!!」
社員は一所懸命に働いています。頑張って売上を上げようとしているのです。
ある日、ガチコメという社員が疑問を抱きます。
「あのさ、社長マンは売上をあげろ、売上をあげろって言うけど、なんでかなぁ?」
同僚に聞くと「わからない。僕らは売上をあげるだけだから・・」と言います。仕方がないので先輩にも聞くと、「そんなもん、気にしている暇があったら売上をあげろ」と言われてしまいます。ガチコメは困りました。
そこで、ガチコメは勇気リンリン、社長マンに直接訊ねることにしました。
豪華な部屋に豪華な机。高級車に立派なスーツを着ている社長マンに、ガチコメはずばりと聞きました。
「あの、社長マン?なんで売上はあげなければならないのですか?」
社長マンは、ガチコメを馬鹿にしたような顔でこう言いました。
「子持ち昆布の子供はコンブやろがぁい!!!」
ガチコメは困りました。でも、「子持ち昆布の子供はニシン」だと教えてあげました。
社長マンは言います。
「ええか?売上はお金や。会社というものはお金を稼ぐための組織なんや。そして、その売り上げがキミらの給与にもなるし、このあともずっと会社を続けていくためにも必要なもんなんやでぇ。でかいのがボインやったら小さいのはコインやでぇ♪」
なるほどっとガチコメは思いました。
「そうか。売り上げというのはお金なんだ。それを稼ぐのが会社という組織で、僕らはそのために一所懸命に働かなきゃダメなんだ。よし、がんがるぞぉ。」
今日も一所懸命に働いたガチコメは、家に帰ろうとしました。その帰り道、「にじのかい」のハゲゴンに出会いました。ハゲゴンは「ちゃっぴぃ」の散歩をしていました。
「こんにちは。ハゲゴン。今日もいい天気ですね。」
「はい、こんにちは。もうすぐ晩ごはんですね。」
ガチコメはハゲゴンにいつも相談していました。てぃんこがおかしくなったとき、もしくは、てぃんこがパリパリして困ったとき、また、てぃんこがスカスカになったりしたときも相談しました。だから、思い切って「売上をあげろ」も相談してみました。
でも、ちょっと質問に工夫をしてみました。
「ハゲゴンがちゃっぴぃの散歩をがんがるのはなぜですか?」
ガチコメは普段、疲れていても「ちゃっぴぃ」の散歩に出かけるハゲゴンのことを知っていました。だから、なぜがんがれるのか聞いてみたのです。ハゲゴンは言いました。
「喜ぶからだよ。ちゃっぴぃが喜ぶと僕も嬉しいからだよ。」
なるほどっとガチコメは思いました。
そういえば「売上をあげろ!」って言われて売上が上がると、社長マンは阿呆みたいに喜ぶ。わぁぁああ~~♪!!ってなる。そのあと、ゴルフに行ってゴルフクラブを持って高級クラブに行く。どっちのクラブがクラブなのかは知らないけれど、でも、喜んでいることは確かだ。それに、売上が上がるとボーナスもくれるし、ボーナスがもらえれば「おかあしゃん」も喜ぶもの。みんなが喜ぶから「売上はあげなきゃ」ダメなんだなぁ。
などと、ガチコメが呆けて歩いていると、田んぼに落ちました。ぼちゃん。
ガチコメは、転んだ拍子に持っていた「特殊警棒とスタンガン」と「公にはできない武器」を落としてしまいました。あらら。
泥を払い、何とか立ち上がると、ガチコメは落し物を拾うために田んぼをまさぐりました。
ガチコメが、探しても探しても見つからないので途方に暮れていると、田んぼの中から「タガメ」を採集中の「し様」が出てきました。
し様は、ものすごい上から目線でこう言いました。
「あんな、おまえがな、落としたんはな、この三段ロッド式のブラックカーボンの特殊警棒か?ああぁ?」
ガチコメは、そんな「難しいこと言われても・・・」と思いましたが、ちょっと怖かったので「違います・・・あわわ・・・」と言いました。
し様は、軽く舌打ちをした後、こう言いました。
「ほんならな、このな、120万ボルトのスーパースタンガンなんかいな?どやのん?」
ガチコメは、もうそれでいいやと思いましたが、このシチュエーションは「何かある!」と見越して「それも違いますよ!」と言い放ちました。
し様は、なぜだか「もうっ!」とプチ切れながら、こう言いました。
「ほんなら、もう、これしかない。ずばり、公にできない武器かぁ?」
ガチコメは本能的に「ち、違います。殺さないで・・・」と言いました。
そこまでして、し様はようやく、
「おまえ、正直やな。正直ものにはこれをあげよう。しーたん印のポイズンセット。ほんの数滴で数万人はもう・・・あっはっは♪ぷう。」
と「何か」を出してきました。でも、ガチコメは「そんなんもらっても・・」と思いました。ガチコメが嬉しそうにしないので、とうとうブチ切れたし様は「何か」を投げつけて、ふんっ!と言って田んぼに帰りました。ぼちゃん!
思いっきり後頭部を痛打したガチコメは、何の因果でこんな目に遭うのかを考えましたが、まあ、これも何かの縁かとあきらめ「投げつけられた何か」をみました。すると・・・
それは「机」でした。しかし、こんな道端でいきなり「机」を持って帰れと言わんばかりの強引さに負け、ガチコメはその机を持ち上げて帰りました。ありがとーし様ぁ!
家に帰ってよく見ると、その机にはメモが貼ってありました。なんて親切設計なんでしょう。メモにはこうありました。
「叩けば、何でも欲しいものが出てくるにょぉ~~ん」
もう、これは、絶対に出てこないだろうと思うほど、いい加減に書いていました。
まあ、とりあえず・・・ぽん。がらっ
肉が出てきました。おおぉ!!う!!
ぽん!がらっ!
あ、ちなみに「がらっ」というのは引き出しの音です。
今度はお酒です。ガチコメの「好きなもの」が出てきました。うぅ~~む。
ガチコメは考えました。たしかに「好きなもの」は出てくるのですが、こんな小汚い机から出てきたものを口にするのはいかがなものかと・・・ではなく、出てきたモノは「好きなもの」であって「欲しいもの」ではないのではないかと思ったのです。
ガチコメは悩みます。それはもう、いい加減な哲学者のように悩みます。
「好きなもの・・・必要なもの・・・欲しいもの・・・・」
考えに考え抜いたガチコメは、もう一度、机をたたきました。すると・・・
どかん!がらっ
しぃ~~~~ん。
あれ?なにも出てきません。
ぽん!がらっ
やっぱりです。引き出しの中は空っぽです。
「潰れちゃったのかなぁ・・・」
「おかあしゃん」もきました。
「なにやってるか?おおぉ!!」
「ちょっと、この机、叩いてみて?」
「おおぉう!ぶ・ら・う・にぃ!!!」
ごちん。がらっ
しぃ~~~~ん。
やっぱりです。潰れちゃったのでしょうか。
「もうぉ~~~なによぉ!!!」
「ごめんごめん、ああぁ、やめて・・・踵のりだけは・・・」
次の日、ガチコメはその机を会社に持って行きました。潰れちゃったので仕方ありません。誰かを騙して持って帰らせようと企てていました。社員たちが寄ってきます。
みんなに事情を説明すると、次々に叩きはじめました。ガチコメはその光景を見て、抑圧された人民の憤懣はこのように熱意と悪意が混ざり合うのだ。社会主義に包含される危惧とはこのようなことなのだ。これは資本原理主義に要因を求めるのではなく、あくまでも公共心の育成を基盤とする公民化教育が必要であろう。つまるところ、それは道徳観念という教育、そして生活の中で育まれるものであるはずで、あくまでも自然に習慣として学びとるものでなければならないと思いました。
それはそうと、いろんなものが飛び出します。
「お金」「魚」「ぬいぐるみ」「ゲーム」「サンドイッチ」「小西真奈美」
「イチゴ」「ガソリンチケット」「選挙権」「ほしのあき」
みんな、「その時欲しいもの」が出ているようです。おかしい。直ったのかな?
そこに社長マンがきました。
「なにをしとるんか?この低学歴どもは?とっとと売上をあげろ!!」
社長マンは、思いっきり机を叩きました。
ぽん。がらっ
どばどば・・・・どばどば・・・
なんと、たくさんのお金です。おそらく2000ゴールドはあるでしょう。
「お?おおおぉおおぉおおおおおおおおおおぉおおおおおぉぉぉおお???」
社長マンの目の色が変わりました。
「ここここここここれは誰のんや??」
「私のです。」
ガチコメは言いました。
「ううううううううううう売ってくれぇ!!」
社長マンはそういうと、机から出てきたばかりのゴールドをガチコメに渡し、その机を持ち去ってしまいました。
でも、ガチコメは「どうせ、僕が叩いても何も出ないし、まあ、いいや」とあっけらかんとして、そのお金で布施に飲みに行ってしまいました。仕事は?
それから、しばらく月日は流れ・・・・
今日もガチコメは仕事に出かけます。新車のローンを組む予定なのです。
「おはようございます。ハゲゴン!今度の総会の打ち合わせしましょうね!!」
「あ、おはよ!し様!!調子よさそうですね!!」
会社に着きました。社員はいつものように仕事をしています。
「おはようございます。」
さて、今日もぶりばりがんがるかぁ!!!・・・
・・・・・社長マン?
ああ、社長マンは、あれからずっと机を叩いています。でかい部屋からもお金が溢れて、そのお金を入れる部屋を増築し続けています。寝る間も惜しんで、ゴルフクラブを持って高級クラブに行く時間も惜しんで、ずっと机を叩いているのです。
「使ってる時間がない」ほどのお金をどうするつもりなのかと、社員たちは心配しています。それでも社長マンは叩き続けます。ずっとずっと・・・・
ばんばんばんばん・・・・・
ばんばんびばのんのんばばんばばんばんばん・・・・・
社長マンの部屋からは、ずっと「机を叩く音」が聞こえていました。
ばばんばばんばんばんしゅくだいやったかばばんばばんばんばん・・・
ばんばんびばのんのんばばんばばんばんばん・・・・・
しかし、ある日・・・
ばばんばばんば・・・
・・・・・・・・・・・。
社長マンの部屋から「机を叩く音」がしなくなりました。あらら・・・?
ガチコメが慌てて部屋を開けると、そこにはぐっすりと眠りこけてしまっている社長マンがいました。無理もありません。ずっと、眠る間も惜しんで机を叩いていたのです。それに、ずいぶん痩せてしまいました。食事もちゃんと摂らずに叩いていたのでしょう。
ガチコメは、こんな机があったら、社長マンはいつか死んでしまうのではないかと心配になりました。社員たちに相談すると、みんなもそう思っていました。
ガチコメたちは、社長マンが眠っている間に「机を捨ててしまう」ことにしました。どうせなら壊して捨てようと思いました。工作員2号の出番です。壊せ。
工作員2号の攻撃力は、人間の手首を一撃で折る威力を誇りますが、どうやら、この机はとても頑丈です。なかなか潰れません。放り投げても潰れません。
と・・・そこに目を覚ました社長マンが慌ててきました。
「ででででででででできるまでなんどもやろうとした魂を忘れてないかぁい!!」
なんと、ハウンドドッグです。
「おぉぉ~~ていくぁちゃんすぅ~~つかむぅしかぁなぁぁいぃ!!♪」
それほどパニックになっているのでしょう。
「なんてことをするんやあ!!お、おれのつくえ、つくえ・・つくえ・・・」
ガチコメたちは仕方がないので机を返しました。社長マンは大事そうに机を抱えて部屋に戻りました。そして・・・・
「ないとぉ~~~くらぶぅでぇ~~~おとこぉ~~もぬれるぅ~~~」
驚きました。なんと、今度はサザンではありませんか。しかも古い。
ガチコメは慌てて社長マンの部屋を開けました。すると、
なんと、部屋中が「机だらけ」です。
「机がなくなってしまう」と焦った社長マンは、机ばっかり出して焦ってます。あはは♪
そして、とうとう、たくさんの机に潰されて社長マンは死んでしまいました(おいおい)。
社長マンは「机を叩き過ぎ」て、自分に何が必要であるかわからなくなってしまったのです。自分が何を欲しているか、自分は何が好きで、何を大切に思うのかがわからなくなってしまったのです。
経営者だった社長マンの葬儀には、たくさんの人が押し寄せました。
みんな、社長マンが生前愛した「机」を持って・・・・・
おしまい。
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