忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「手おくれな話」

2008年10月23日 | 過去記事
■2008/10/23 (木) ガチコメ的「手おくれな話」1

「インカム」と呼ばれる業務用の無線機がある。当店にもある。

どこの店舗でもそうだと思うのだが、この「インカムの使い方」なんぞにルールを設けているホールも少なくない。身内ネタ的ではあるが、少し説明しよう。

当店で使用している「インカム」にはボタンがふたつある。ひとつは「内線」であり、もうひとつは、そのまま「ホールマイク」となる。ホール全体に聞こえてしまうわけだ。

そのふたつのボタンの位置なのだが、これが結構近い。過って押してしまう場合も想定し、当店では「ホールマイク機能」は止めてある。例えば、だ。

「すいません!トイレに●んこ塗りたくられているので清掃します!」

とかがホールに響き渡る可能性もあるのだ。それにマトモな意見を言うと、それは専ら「業務オンリー」の会話であるから、お客様に聞こえても仕方がないということもある。

以前、当店の常連様であった「ガラの悪い」トラックの運転手から、ホールに隣接する駐車場にて「アマチュア無線機」を使用して「インカム(業務連絡)の内容」を盗聴していたという告白を聞いたことがあるが、それは「自分の悪口を言っているはずだ」とか「次に“出す台”(笑)を番号で指定しているはずだ」という、阿呆極まりない被害妄想であった。どうやら「悪口」も「次に出す台」も聞こえなかったらしいが、「悪口」はたまたまだと思う。あなたには「酷いあだ名」がつけられていたはずだ。ふはは。

「2」へ

■2008/10/23 (木) ガチコメ的「手おくれな話」2

そうそう。「使い方」である。

これは正確に言うと、「言葉の使い方」と「会話の優先順位」や「全体を意識したマナー」というところになる。言うまでもないが、この「インカム」というものは「二人で使う」ものではない。数人、下手をすれば十数名で同じチャンネルを使用することになる。

ここで、

「インカムを使用する際、「絶対にやってはならないこと」

をいくつか紹介しよう。

先ず、コレは嫌われるぞ第1位。

「割り込み」

これは、誰かが使用している(話している)のに、それを遮ってしまうということである。その場合、こちらが上司であり、更には緊急を要する業務連絡であっても、

「割り込みます。すいません。」

と入れるのがパチンコ屋のマナーである。あと、コレを利用して、新人がドキドキしながら話そうとする瞬間、絶妙の勘とタイミングでボタンを押して、「ぷっ・・・ぷっ・・・」と音信不通にさせるという「虐め技」があるが、よい子のみんなは真似しちゃダメだぞ。

で、次に嫌われるのが、コレだ。

「でかい声」

とくに「耳を劈く甲高い声」などを喰らうと、ホールスタッフ全員が同時に「耳を押さえて傾く」というラインダンスのようなことになる。その間抜けさもさることながら、ともかく、耳が痛くて不快である。ブチ切れした店長でさえも、「インカムで怒鳴る際」においては数センチの距離を確認してから怒鳴るというほどだ。

万が一、虹の会・顧問「河内屋の親父」などが、その殺人的怒声をもってインカムで怒鳴ると、だ。おそらくは反対側の耳から脳味噌が飛び出して全員絶命する。その衝撃波は人間の頭蓋など吹き飛ばしてしまうことだろう。気をつけたい。

「聞こえる声で優しくソフトに」

これが肝要である。

「3」へ

■2008/10/23 (木) ガチコメ的「手おくれな話」3

その次は、

「無駄に長い話」

であろう。コレもかなりウザい。

先述したとおり、インカムの使用に際しては「優先順位」があり、「緊急を要すること」もある。だから「割り込み」という行為が無駄であってはならんわけだ。「割り込む」には「割り込む」だけの「理由」か「立場」が必要であり、それは「職位」をも超えるのである。そのインカムで、ダラダラと要領を得ないというか、すっと言えやっ!というようなことを避けねばならんのは言うまでもあるまい。例えば、こんなんがある。

言いたいこと、言わねばならんことはこうだ。「使用法」に則して書く。

「2コース交換入ります。フォロー願います。」

本来ならば(口頭ならば)、

「あの、今、自分は2コースにいるんですが、お客さんが交換したいということで、ええ、そうです。ですから、もし、可能であれば、自分がその交換業務を行っている際、自分の担当コースを看ていてもらえますか?よろしくお願いしますね?」

となろう。しかし、インカムでは「要約」して伝えねばならないから、結構な阿呆は、なんと、これをこのまま、もしくは「もっと酷い」ことになるのであるのである。

これが、例えば、

「2コース交換入ります。2コースフォロー願います。」

でも「いらっ」とくる。「2コースの交換なんだから、2コースのフォローに決まってるだろ、ぼけがぁ!!」となる。「重複は無駄」であるとあれほど言っているにもかかわらず、

「えぇ~~~っと、2コース・・・・2コース?交換しますんで・・・だ、だれか、フォロー頼めますか・・・?」

とやられると、「飲み会とかで誰も相手にしてくれない」という罰が下る。ウザいのだ。でも、そこに「優れたリーダー」がいれば話は別である。

先ほどの「割り込み機能」を使ってのナイスフォロー。

「はいはい!りょうかいぃ~~!」

と、そのウダウダウザい野郎のインカムを遮り、さっさと用をこなしてしまう。そして、そのあとの休憩タイムで「敏速に的確に指導」するわけだ。頼もしい限りである。

「4」へ

■2008/10/23 (木) ガチコメ的「手おくれな話」4

そして、まだまだあるのだが、最後に、だ。

「言葉遣いのダメダメなやつ」

も、やはり嫌われる。

例えば、機械のことだし、慣れないうちは「聞き取りにくい」ということもあろう。今はもう見ないが、以前のホールでは片耳を押さえ、天井を見つめて真剣に聞いている年寄りの姿があった。もう、直接、その場に行って伝えたほうが早いのではないかと思われる。

つまるところ、耳が遠くなっている&容量が悪いのである(笑)。そして、その際、

「え?」

とか、

「は?」

は最悪であると言っておく。そんなことを繰り返していると、毎日毎日「同じコースに入れられる」というパワーハラスメントの餌食となろう。休憩時間を「意図的に」飛ばされる可能性も否定できん。楽しいパチンコ屋ライフの妨げになることうけあいである。

ここは、ちゃんと、

「すいません。もう一度、お願いします。」

と、若干、早口でいこう。相手も気持ちよく、ゆっくりと返してくれるはずだ。

-
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しかし、だ。

そろそろ、このインカムも「時代に合わせて」、だ。

使用する際の言葉遣いを再考せねばならん。

例えば、相手からの連絡を受けて、だ。

「了解です!」

というのはどうだろう?

了解というのは英語で「ラジャー」である。なにか軍隊を彷彿とさせる言語ではなかろうか。もう、なにやら、敬礼をする姿までが浮かび上がるではないか。

昼飯もそうだ。当社の「食事補助」が出ていない際の昼食では「いただきます」は止めないか?誰から頂くというのか。そこのコンビニで「自分の金で購入した弁当」に「いただきます」はおかしいだろう。これからは「よし、喰うぞ!」でよいのではないだろうか。

「5」へ

■2008/10/23 (木) ガチコメ的「手おくれな話」5

こんな日常的な言葉にまで「戦争」・・・つまり、日本が過去に行った侵略戦争を正当化しようという意図が見え隠れする。もちろん、病院には明日行く。

そして、仕事が終わって家に帰る。言う言葉はコレだ。

「ただいま」

これはなんという「恥ずかしながら戻ってまいりました!」であろうか。まさに「ただ今戻りました!」という感じであろうか。もう、兵隊ではないか。しかも、だ。驚くべきことに、家の者はこういうのである。

「おかえり」

これは、今後ともに増加する特定亜細亜の人々が「おかわり」と勘違いするかもしれない危険も孕んでいるとは言えまいか。「ただいま→おかわり」という、まさに「もっと働け」的な意味合いで受け取られることはないか。これは「ワーキングプア」の痛み、貧困層の痛みを増加させる言葉なのである。つまり、「小泉内閣」の負の・・・・そ、そこの人はプラウザの「戻るボタン」をマッテみようか。だから、病院には行く。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-22/2008102214_03_0.html
<「日の丸・君が代」強制予防訴訟・思想の自由は不可侵>

<渋谷氏は、戦時中、国民を戦争に動員することを背景に「教育が特定の思想を教え込む形で使われ、不都合な思想は排斥され、思想統制が厳しく行われた」ことへの反省から、戦後の憲法では「思想・良心の自由を人間が人間であることの基本的なものとして不可侵のものとして保障した」と指摘。「(処分という)威嚇を背景に強制するのは教育現場としては異様」だと述べました>

キミたち!

一緒に病院へ行こう!!手遅れだけどね!!

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