寝る前にメシを喰わないようにしてから空腹で目覚める。体には良いことだと納得しながらも、職場だから喰うもんがない。仕方がないから部屋の中をゴソゴソと探すと「カップラーメン」があったので、それに湯を入れて待つ。日曜日の朝だった。
ラーメンが出来るまでとテレビをつけたら「ご意見番」のような元大物政治家が、自民党の総裁選やら民主党の組閣について、「ともかく、ちゃんとした人を・・(選出せねばならない)」と言う意味のことを偉そうに言っていた。キャスターは「なるほど・・」と関心を示す。
冗談ではない。全員が「ちゃんとした人」でなければ困る。数が増えれば劣化するのが当然だというなら、民主党が言うよりももっと、国会議員の数を減らしてもらいたい。日本の国会議員の数は、アメリカと比しても『国民あたり3倍』だというではないか。国会で居眠りしている議員でも、それこそ「ちゃんとしていなく」とも、国会議員ひとりが年間に喰らう税金は「世界最高基準」の月額137万5千円。
もちろん、広く知られるように「これだけ」ではない。国会議員にも賞与がある。期末手当というものだ。これが年間718万円。ここまでで、とりあえずの年収は2400万円を超える。んで、ここに「文書交通費」が月に100万円。公務出張したら別途交通費が出るし、JR各社や航空料金は無料。月に65万円支給される「立法調査費」もある。ここで年収4000万円を超える。たいしたもんだ。
また、国会議員は「公設秘書」を税金で雇える。3名で2000万円だ。社民党の辻本はこれを懐に入れていたから逮捕されたのに、大阪10区に住む有権者は「何かやってくれそうな感じがしましたぁ♪」などと言って当選させてしまっている。テレビも出まくりだ。
ヒラの国会議員で6000万円。そら、破産を隠して当選して、バレても「辞める」とは言わないはずだ。せっせと歳費で借金返済するのだろう。なんとも「友愛精神」の塊のような選挙区民もいたものだ。
また、何人いるかわからない事務方の人件費や、役職付のSPや運転手などの国会運営費はコレと別だ。無論、ここに政党助成金も加算される。もう、なんか、嫌気がさして共産党員になりそうだが、そこはぐっと堪えよう(笑)。「2」へ(笑)。
■2009/09/13 (日) 朝はやっぱり「ごはんと味噌汁」だなやぁ 2
2008年に発行された「公務員の異常な世界」(若林亜紀・著)などを読むと、もうすぐ仕事の時間だが出勤するのが嫌になってくる。「帯」だけみても「東京都練馬区のみどりのおばさんの年収は800万円」「大阪府の清掃員のおじさんの年収は1000万円」「神戸市の公共バス運転手の爺さんの年収は1300万円」などとある。中身も読むと死ねる。
ま、まあ、国会議員に戻すと、先月の8月30日に行われた総選挙で当選した国会議員さんだが、「8月は2日間だけ国会議員だった」という理由だけで、先述の基本給に当たる137万5千円が全員に支給されたそうな。これが新人も含めて、あの「国会議員になる気なんてなかった」と言う比例で当選した民主党の女性議員も含めて400人以上だ。いくら「あの暑い中、選挙活動は大変だったのだ!」と叱られても、選挙活動は仕事ではない。いわば、勝手にやっているだけだ。納税者の知ったことではない。
んで、目出度く当選して、世の中が順風満帆で、失言とかで叩かれなければ、この待遇が次の選挙まで続く。そら、自民党の大物議員が「選挙は命懸けだ!」と威張るはずだ。国政に携わることに命をかけて欲しいのだが、やはり、威張って金と名声だけが欲しい国会議員の仕事は「選挙だけ」なのだろう。あとはテレビにでも出て、阿呆なコメンテーターと仲良くしていれば金になる。どこぞの集まりに顔だけ出してチヤホヤされてればいい。
とはいえ、同じ「国家に尽くす仕事」でも「もっと、ちゃんとしてやれよ・・」というものもある。例えば自衛隊だ。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090913/07.shtml
<陸自相浦、銃携え佐世保市街行進 駐屯地創立記念、平和団体など抗議>
真っ直ぐに前を向いて行進する横で『平和団体』などの連中がシュプレヒコールをあげている。画像を見ると、隊員が気の毒で泣けてくる。有事の際は、そこで「自衛隊は必要ない!」と叫んでいる阿呆も救わねばならないのである。頭が下がる。
「3」へ
■2009/09/13 (日) 朝はやっぱり「ごはんと味噌汁」だなやぁ 3
ま、それにしても、だ。
小銃を携えているだけで「軍事力の誇示」など呆れる。更には、
<抗議集会に参加した山祇町の女性会社員(28)は「威圧感で鼓動が早くなった。戦争を連想させる銃をアーケードに持ち込まないでほしい」と話した。>
なんていう阿呆もいる始末。そんなに『鼓動が早くなる』と文句言うなら、わざわざ抗議集会に「参加」せずとも、家で寝てればよろしい。薬でも飲んで安静にしていればいい。
それに比べて、だ。
この手の『平和団体』と称されるプロ市民が大好きな支那共産党の「軍事力の誇示」とやらは、佐世保の町を行進する程度のかわいいパレードではないぞ。産経新聞によると、とくに「建国60周年」とかで行われる「国慶節祝賀大会」での超軍事パレードは、抗議集会どころか「治安ボランティア」とやらが140万人もお手伝いに来るらしい。ちょっとは見習ったらどうか。
しかも、他民族から襲われる心配が山盛りであるから予行演習も気が抜けない。1ヶ月前の9月から7千人の武装警察が天安門周辺をパトロールし始めているらしい。また、「胡錦濤国家主席様が窓から狙われたら大変」と、周辺のビル建物からは一時的に強制退去させている。日本企業も追い出された。地下鉄もバスも運休。小さな商店などは強制的に閉店させられているらしい。そして間もなく数十万人の武装警察が投入される。やはり支那。さすが支那である。私などはコレを読んで「鼓動が早くなった」のである。
日本国内の「平和団体」とやらは、その「軍事アレルギー」を治すため、来る10月1日には皆で天安門広場に行ってくればどうか。五星紅旗を振ってくればいい。加油。
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