私が「ガチコメタンク」という名の新型モビルアーマーを購入したのは33歳の時だ。借金が終わり、昇給もして、ある程度の「先行き」が見えたと思ったから妻に相談した。
もう13年間外したことがないネックレスも妻にもらったモノ。腕時計は10年前に妻が買ってくれたモノ。服もサイズがでかいから高いしあまり買わない。仕事柄、スーツだけはいくつか必要なので仕立てるが、古いのもあるし、それでも年間に1~2着か。
問題は「飲み代」だが、基本的に「安い店」が大好きだから問題なし(たぶんww)。本は欲しければ買うけれども、それは「自己投資」みたいなもんだから(漫画も含めて)問題なし。メシは大量に喰うから金がかかるけれども、ライス食べ放題とかの店もいくつか見つけてあるから問題なし(血糖値には問題あり)。煙草は・・・ま、まあいい。
なんとまあ、金のかからん男ではないか。さすがは我妻。効率的な男を見抜いている。それでも部下を連れ歩くと金がかかる。無論、仕事がらみだと「接待交際費」などで落とせる範囲も少なくないのだが、それでも気のいい私は自腹が多い。ま、そこらへんはアレだ、経理と相談するのではなく、あくまでも己の良識が問われる範囲だと思うから、会社の経費ならばセコイ使い方をする。それに比べて社長マンは・・・ま、まあいい。
んで、
相変わらず、そこらへんの自負心のかけらもないような人間がいる。千葉の不正経理だ。
http://www.asahi.com/national/update/0912/TKY200909110429.html
<発端は料亭のツケ「会社の金で払うか」 千葉不正経理>
どうも「役者が知事」をしていると、こういうときまで演技臭い。演技でないというなら、ちゃんと辞めねばなるまい。んで、当たり前だが泥棒は警察だ。弁済は当然、千葉県民はもっと怒ったほうがいい。無論、これで震え上がっているその他の都道府県は、警察の手を煩わせることなく、ちゃぁんと自首しましょう。役人がいなくなったりしてなww
「2」へ
■2009/09/12 (土) 100000000おくまんえん 2
<総額30億円の不正経理が発覚した千葉県の全庁調査の大きなきっかけは、架空の物品発注で県から公金をだまし取った容疑での元県職員3人(いずれも懲戒免職)の逮捕・起訴だった。14日に3人目の一審判決が出るが、これまでの公判や判決からは、職員たちの不正経理に対する悪意のなさや、公金に対する意識の低さが浮き彫りになっている。>
所得隠しの常習犯、朝日新聞も怒っている。まさにアジアの良心的マスメディア、本領発揮であろう。正義のジャーナリズム、朝日新聞なのである。
それにしても派手だww
<この年の7月ごろから明石、渡辺両被告は同課の職員と料亭に行くようになった。この料亭に行ったことのある千葉市内の男性(40)は「驚くほど値段が高いわけではない」と言うが、両被告らは週1回以上通い、飲食だけでなくコンパニオンも呼ぶなどして、代金は1人1回数万円。高い時は1回10万円以上にのぼったという。>
料亭でコンパニオンでっせ。それも毎週。千葉県民の皆様の収めた公金で。
んで、更に、
<一方、元職員(36)は渡辺被告の後任として07年4月に同課に異動。「預け」の手口については「前任者から引き継ぎを受けた」と公判で証言した。08年3月から約半年間に、同様の手口で業者に計約150万円をプールし、愛人との遊興費として業者から融通してもらった現金の返済にあてた>
愛人でっせ。千葉県民の皆様が収めた公金で。
んで、このボンクラどもはこう言う。
<「社会人としての倫理観の欠如、私生活の乱れがあったと思います」。公判で検察側に事件が起きた理由を問われた渡辺被告はこう証言した。>
<社会人としての倫理観の欠如、私生活の乱れがあったと思います>
「あったと思う」どころか、「それしかない」状態じゃぁないかい?倫理観の欠如がスーツ着て威張りくさって、料亭でコンパニオン呼んで、愛人に公金使ってたわけだな。そして、もっと恐ろしいのは、この弁護士の言い分。理屈をこねると阿呆になるという見本だ。
「3」へ
■2009/09/12 (土) 100000000おくまんえん 3
<元職員のうち1人の弁護人を務めた弁護士は、不正経理について職員らに悪いことだという意識がなかったのではないかと指摘。「預け」などの手口も「正規のやり方ではないが、予算を使い切るために仕方のないことだ、という認識だったのではないか」と話した>
<悪いことだという意識がなかったのではないか>
<予算を使い切るために仕方のないことだ、という認識だったのではないか>
心と頭の弱い人間を、小ずるい阿呆が擁護する。(ま、弁護士はそれが仕事だがね)
ユダヤの諺にこんなのがあった。たしか、
“借りてモノを買うと、必要なものを売らねばならなくなる”
こんなんだったと思う。ちょっと違うかもしれんが、意味はこんなんだ。
「借りて」買ってもそうなのに、「盗んで」使ったらどんな憂い目に遭うのか想像もつかんのが阿呆の証左。誰も言ってくれないから自分で言うが、私がカネカネ言わないのは、そのほうが得だからである。そのほうが「儲かる」のだ。是非、お勧めする。
「金は(ちゃんと)使うと増える」のである。もちろん、自分の大切な金を、だ。それも「他人」に使うと倍増して戻る。とは言っても、民主党じゃないんだから、ホレホレとばらまいたって仕方がない。「裏のある金」は人にはバレなくとも金にはバレる。
また、「金は(ヘンに)もらうと減る」のである。もちろん、謂れのない変な金を、だ。それも「他人」からもらうと倍増(では済まない場合が多い)して引っぺがされる。鳩山次期総理じゃないんだから、死んだ人からはもらえないしな。
「4」へ
■2009/09/12 (土) 100000000おくまんえん 4
この千葉県のコソ泥は、たしかに料亭で美味いもん喰ったかもしれん。コンパニオンも美人だったかもしれない。愛人も若くて嬉しかったかもしれない。人が遊んでるときにも勉強して、名門大学の狭き門をくぐったのかもしれない。必死で努力して役人になったのかもしれない。でも、もはや、このボンクラどもを目標にしたり、憧れたりする人などいない。蔑んだ目で見られ、馬鹿にされ、信用は回復不能だし、家庭も仕事も失うかもしれない。今頃、本人たちは後悔しているかもしれないし、悪事は決して割に合わないと気づいているかもしれないが、もはやもう、遅いのである。
賢い奴は真面目なのだ。得する奴は真面目なのだ。その「考え方」が真面目なのである。
「正直ものが馬鹿をみる」という言葉は悪党の負け惜しみである。人生を潤すのは金という道具だけでは足らない。毎朝、目が覚めるとき、気持ちが晴々とするのに金はいらない。
どれほどの金か知らんが、それと引き換えに差し出すものは「誇り」である。プライドである。これを失ってしまうと、人間はどんどん劣化する。人生を生きることの意味がわからなくなり、視野は狭くなり、頭は小賢しくなるだけで役に立たなくなる。心は希望を無くし、必要なものと大切なものといらないものの区別がつかなくなる。
今ではさすがになくなったが、以前は私にも「オイシイ話」が舞い込んできた。なにもせずとも、己の立場や権限だけで金をくれたり、若いねーちゃんのいる店に連れて行ってくれるという。不思議な話だったが、その程度の金額では割に合わないと思い、私の要求する金額は跳ね上がり、もう誰も「オイシイ話」は持ってこなくなった。代わりに「面倒な話」や「厄介事」の相談が増えた。これらは私の財産である。
ま、
ちなみに私の要求額は「100000000おくまんえん」である。
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