忘憂之物

2009.1.10[2]

以前、「最後の親孝行に」と京都旅行をしたのち、自らの手で母親を殺害した息子。直後に自殺を図るも死にきれず逮捕されたという事件があった。痴呆症を患った母親の介護を続けながら職を探すも、介護しながら働ける仕事はなく、生活保護申請も「失業給付金」などを理由に却下された。▼また、北九州では生活保護費を減額され「おにぎりが食べたい」と書き残して死んだ老人もいた。共産党や社民党なども政府与党を叩く用具として使いまくっていた。▼派遣村の村民に対する生活保護だが、舛添大臣は「12日までに全員が受給できる」と明言したらしい。なんとも早業だった。どうやって精査したのか甚だ疑問だが、また、「12日までに住居が決まらない村民」に対しては「250人分」の旅館を確保したという。今回は「弱者の方々を救うことができた!どうですかみなさん?」と選挙まで続ける気なのだろうか。▼ところで、マスコミに調べて欲しいことがある。某巨大掲示板にリアルタイムと思しき書き込みもあった。謝礼の言葉を述べているモノもあったが、なにより、政府与党への罵倒、大企業に対する誹謗中傷、日本社会への憤懣が書きなぐられていた。この「派遣村」での「炊き出し」の量や「毛布」の数、ボランティアの人数よりも、携帯電話の充電器が何台あったのか、是非、知りたいものだ。▼私の周囲にいる「一所懸命に働いて税金を払っている人」は呆れている。同情している人は、今のところ知らない。それでも「ならばもう、馬鹿らしいから働かない」という人もいない。たぶん、こういう人たちで日本は支えられている。
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