「いやぁ~もう生活するだけで精一杯ですよぉ~~」
ひと昔前、こういうとそれは謙遜だった。だが、今は、
「ええ??生活できてるのぉ??すげぇ~~!!」
とでも言われそうな勢いであろう。謙遜が自慢になってしまったのだ。
http://www.asahi.com/national/update/1203/SEB200712030014.html
<男、所持金2円でタクシー乗車 「逮捕されたかった」>
先日も「捕まりたい」という動機から放火した若者がいたが、ネットカフェに籠る金すらなくなった「ネカフェ難民」が犯罪を繰り返して「刑務所難民」になる日は近い。
<所持金2円でタクシーに乗り運賃を払わなかったとして、福岡県警八幡東署は3日、住所不定無職の男(31)を詐欺容疑で現行犯逮捕した。男は11月から北九州市内で路上生活をしており、調べに「金も仕事もないので逮捕してほしかった」と話しているという。>
戦後の腐った価値観に潤色された薄ら甘い「人権平和平等」の自由主義は若者から活力を奪い、倫理観を奪い、道徳を殺し、ついには自我の将来に失望させるまでになった。
「命は大事」と教えながら、その命を守る術、もしくは命の意義を蔑にする戦後骨抜き教育の威力は絶大なものであった。もう、あの恐ろしくも尊敬できる「日本軍」の魂は感じられないだろう。もう、あの恐ろしい武士はいない。超人的な「強さ」を発揮した侍は絶滅したと、嬉々としている粗野な反日勢力は、もう、この国にドカドカと入り込んでも大丈夫と高を括るに違いない。「金と仕事がない」という理由で犯罪者となる若者が後を絶たなくなったとき、コンビニもファミコンも、酒も風俗も、ギャンブルもネットも、お洒落もテレビもくれるならば、もうどこの国でもいいと思うのは必然であろう。
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仕事があっても、一所懸命にやらない奴がいる。
どうせ、がんばったところで・・・とシニカルに構える奴がいる。
じゃあどうしたいのか?と聞いたところで、当然ながら目的など持ち合わせていない。
「2」へ
■2007/12/05 (水) シュメール人からの警句。2
「NO」は言うのに「YES」がない。
「YES」がなければ「NO」をいう資格がないと気づかない。
あくまでも距離を置いて、ニヒリズムに浸りながら勝手に「何様」かになる。
「忠実」や「実直」を馬鹿にする風潮がある。
私に従順な部下は「犬」と笑われる。
もちろん、以前から私も「犬」と呼ばれている。
なにかに「忠誠」を誓うことを卑下する空気が出来上がっている。私はそれが気持ち悪い。
「かけがえのない自分」が頭を下げる対象などみつからない。そりゃそうだ。親にも下げれないのだから。教師に下げれないのだから。大人が「さげるな」と教えたのだから。
大学教授になってまで、教え導く対象である生徒を呼ぶ際、「ちゃん」と付けるか「さん」と付けるかで気を使わねばならん。それほど相手は「何様」かになってしまったのだ。
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奴隷に自覚がなければ幸せだろうか。
その自覚さえなければ、不幸な己の生い立ちを呪うこともないのだろうか。
「犬」は「人間」を羨ましく妬ましく思うのだろうか。
己は紐に繋がれて、選べない晩飯を食わされて、飼い主の機嫌次第で撫でられることに不満はないのだろうか。己が意志で散歩すらできない立場に憤りはあるのだろうか。
この刑務所で「飼ってほしい」と懇願する若者は、現代日本の歪な格差において「ペット」の域まで堕してしまった。ただ、姿形が人間で、人語を解することから「人権」という張りぼてに守られ、まさか保健所に「駆除」されるような日は来ないと信じて疑いもしないだろう。「犬」ならば殺されているかもしれないという想像すらできないのであろう。
「3」へ
■2007/12/05 (水) シュメール人からの警句。3
「野良」で生きていくことも覚悟せず、誰か食わせてくれと、誰か与えてくれと、恥ずかしげもなく声高に叫び、あまつさえ身勝手に犯罪まで行う。
「恥の崩壊」は連鎖的に様々な価値観を破壊した。
自堕落な生活をしておいて、借金でだるまになっても恥ずかしくない。堂々と弁護士事務所に相談に行き、弁護士料を払うのだから「これは当然の権利」とばかり、借金を踏み倒すことを恥とも思わない。
「遊ぶ金」が欲しくてサラ金に足を運ぶことも、ギャンブルに浸かった自堕落な生活も、「会社に拘束されたくない」という理由からアルバイトに甘んじ、いい年をして髪を染めてチャラチャラした中年層も恥を知らない。
会社が面白くないと愚痴をたれる。
待遇が悪いと不満を言う。
自らが「与える側」になるなどとは考えもしない。
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メソポタミア文明を創り上げたシュメール人の時代から、
「最近の若い者はったく・・・」
と書いた文字盤が出たなどとしたり顔で言う。
つまり、それはずっと同じであると、先の世代からはそう見えるもんだと言う。
だからそう嘆くこともないと、普通のことなのだと相対化させる。
それで納得しようとする。
半分だけ認めてもいい。
その「最近の若い者は・・・」という部分は認めてもいい。
しかし、紀元前3500年の古からヒゲを伸ばしたシュメール人が伝えたかったこと・・・
それは、
言い続けること
ではないのか。
「最近の若い者はだらけとるっ!!」と、大人が叱責せねばならんのではないか。
決して、「だから仕方がない」と座視することを是としているわけではあるまい。
つまり、「それを言う側」に伝えたいメッセージではなかったか。
少なくとも、私はそう受け止めたい。
自分の若き日を棚に上げて、今現在の若輩ぶりも棚に上げて言わせてもらう。
最近の若いもんはだらけている。腑抜けている。つまらない。
「4」へ
■2007/12/05 (水) シュメール人からの警句。4
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http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071129/lcl0711292124005-n1.htm
<東国原知事が徴兵発言で釈明 今度は「徴農制」>
他の記事では謝罪したらしいではないか。社民党のツッツキがあったそうだ。
社民党とは旧社会党であろう。社会主義を標榜する政党が徴兵を否定するなど、明らかな自己矛盾ではないのか。なんでもかんでも、日本に限って叩くということが、その政治理念亡き売国政党の証左であろう。もはや、なんでもない、ただの工作機関である。
日本国民に利するものでないのに、なぜに血税でこやつらが喰っているのか。日本が機能不全に陥っていると表する実例であろう。ンなもん政党でもなんでもない。早々に解体するべきである。
<東国原知事は「徴兵制」発言について「社会のモラルハザード、規範意識の欠落、希薄化はどういうところで補うのか。学校教育が補えない中で、心身を鍛錬する場が必要ではないかと言いたかった」と釈明。>
まったくその通りではないか。騒ぎ立てる理由は見当たらない。
しかも、知事は「わかりやすい事例」として徴兵制度を例えただけだ。普通に読んだらそれだけの意味ではないか。単純に「徴兵」という言葉に反応しているだけのヒステリーである。
「5」へ
■2007/12/05 (水) シュメール人からの警句。5
旧聞だが、サンデーなんとかというTBS系の朝の番組を見ていたら、ちょうどこれを取り上げていた。で、関口宏が半ばあきれ気味に、「どう思いますか?」とバリバリの左巻きおばさんに聞いていた。そのおばはんは、「こういう人が知事だなんて・・・」と絶句し、続けて「見識を疑いますね・・」と疑問を呈した。ひげ面の汚いおっさんも、「短絡的ですね。」と小馬鹿にしていた。
まったく・・・。
どちらの「見識を疑う」のか。どちらが「短絡的」なのか。
発言の意図を汲み取らず、その部分だけを摘まみ上げて騒ぐのには慣れたが、あまりに陳腐な反応に呆れ果ててしまうではないか。
知事は「たとえば徴兵のような」と言ったに過ぎんのは小学生でもわかる。規律正しく生活させる訓練を行わねばならんのではないかと言っただけではないか。そしてそれはその通りだろう。無論、徴兵を自衛隊入隊に変更したところで「徴兵制と同じ!」と騒ぐことも目に見えている。所詮はサヨク脳、その程度であろう。
刑務所を、税金で成り立つサービス機関と認識するまでに至っても気づかんのだ。食い詰めれば刑務所に行けばいいというのは支那人だけでもなさそうだ。すなわち、支那化が進んでいるのだろう。身の毛もよだつ話である。
徴兵制度、結構ではないか。社民党の大好きな韓国も支那も北朝鮮も、バリバリの徴兵制度があるではないか。なぜに見習わんのだ?
支那の小学校の入学式なんかで、国旗に敬礼する先生と生徒を見るに、嗚呼、なんとも羨ましいと感じるではないか。そこだけなら真似したほうがいいと思う。
で、女性は徴兵がないから差別だと騒いでほしいもんだww
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