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忘憂之物

クルド人巡り「怒り頂点」衆院予算委で自民の新藤氏





今現在の日本の総理大臣については、妙な納得感があるのも認めざるを得ない。いまの自民党、いまの日本国ならば、この程度のおっさんがお似合いかもしれない、という客観的評価が否定できないのである。

国際外交の場でスマホ弄ってぶーたれてるのも、記念撮影の場に間に合わないのも、各国首脳が集う会食の場を「眠いから」として、さっさと蹴るお粗末さも、現状の日本政治を体現しているかのようなみっともなさに得心がいくのである。

そして実に正直なおっさんでもある。外交でも習近平には両手で握手して媚びへつらい、アメリカの国防長官とは仏頂面で写真に納まる。方や日本人の子供を刺し殺す事件があっても調査報告もない、日本人の勤め人をわけのわからん理屈で逮捕もする敵性国家、方やバイデン民主党とはいえ、現実的には同盟国の国防長官だが、仲良くしている姿を北京に叱られたくないのか、それとも心の底から反米が滲み出ているのか知らんが、いずれにしても国際社会からどういう評価をされているのか、と想像するに、如何に安倍元総理が例外だったのか、貴重だったのか、凄かったのか、などが改めて理解できるということだ。

このネチネチみっともないおっさんの前と言えば、増税糞メガネとの愛称で国民から親しまれた広島出身のおっさんがいた。このメガネは2023年、政府で「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」をまとめているとのことで、あの浮かれたへらへら顔で「令和国民会議」とやらの発足1周年の挨拶の中、人口減少への対処、として外国人労働者の受け入れを挙げ、それだけでニヤニヤして帰ればいいのに、調子に乗ったのか、続けて「アラブ首長国連邦は人口1000万だが自分の国の国民は100万しかいない。900万の外国人と共生している。カタールは人口300万人、自分の国の人口は30万人しかいない」とかやって、真面な日本国民はびっくりした。

メガネ擁護派は、切り取りだー、ちゃんと「日本らしい共生社会」とも言ってるだろがーみたいに言っていたが、だからどうした、それがなんだ、という他ない。日本の労働者不足、人口減少をして、その例え話にアラブ首長国連邦、ましてやカタールの例など、いったい何の参考になるというのか。切り取りも塵取りもなく、そんな誤解を生むような意味不明は、いくら「SFやで」とか「ええ言うてるんとちゃうで」と繰り返しても言わないほうがいいに決まっている。一言多くて言葉が足らない人物は政治家なんぞやってはいけない。

それにこのメガネはこの翌年、左臭い「共生社会と人権」とかいうシンポジウムで挨拶メッセージを出し、共生社会の実現は我々の果たすべき重要な使命、とし、更には「残念なことに我が国では」と現職の総理大臣が認めたうえで、外国人差別がある、性的マイノリティも差別されている、少数民族も差別されている、と公言し、続けて「また、近年、外国にルーツを有する人々が、特定の民族や国籍等に属していることを理由として不当な差別的言動を受ける事案や、偏見等により放火や名誉毀損等の犯罪被害にまで遭う事案が発生しており、「次は自分が被害に遭うのではないか。」と、日々、恐怖を感じながら生活することを余儀なくされている方々もおられます」と明言している。

この阿呆メガネなメッセージは、エマニュエルが日本からいなくなっても、未だに首相官邸のホームページに載ったままである。日本人は外国人差別が高じて放火までするのであります、と首相官邸が公式に認めている。ならば、これはもう、世界からして「事実認定」されて然るべきである。我々が知らないだけで、それこそ「地上波テレビがやらない」だけで、その実、日本人という民族は外国人を見つけたら放火してしまうほど差別心丸出しの野蛮な民族である。青木某が「劣等民族」と放言して炎上していたが、政府与党の総裁、日本国の総理大臣様が公式に認めているのである。青木某がそう言ってもおかしくはない。

また、日本の真面な保守論客だけでもなく、このまま不法移民を受け入れ続けたら日本は欧州みたいになるぞ、という声も聞こえてはくるが、実際のところ「それ以上」になる可能性は高いと思う。どころか、根本的に性質が違う点もいくつかある。結果として、退役軍人がホームレスになり、その横のホテルで不法移民が寝泊まりしている、というアメリカ民主党よりも酷い状況になると考えている。大袈裟ではなく、亡国が迫っている。

例えばフランス。「移民」がいまのような膨大な数になる前、パリ以外の土地での「移民」は7%前後だった。やはり「移民」はパリに集中していて、それでも14%ほどだった。そして黒人やアルジェリア、モロッコ、チュニジア、中近東の「移民」はメトロなどの清掃員、小売業の店員、良くて区役所の下級職員だった。ポルトガルやポーランドの「移民」はホテルのボーイやタクシー運転手が多く、イタリアやスペインの「移民」というか「出稼ぎ労働者」は店を構えるものも多く、セキュリティ会社などにも多く雇われていた。要するに三階層くらいに分かれており、その最上層にはフランス人がいたのである。

メガネがニヤニヤ言うアラブ首長国連邦やカタールもそう。いわゆる「下働き」のような仕事は移民が低賃金で行っているのが現状である。それでも稼ぎになるから、あるいは「自国よりはマシだから」流れてくるに過ぎない。比して、日本はどうか。


増税も減税も「不法移民」には何ら関係ない。保険料などの負担も日本人とは雲泥の差である。手厚い経済的援助を受けながら、学費も無償の留学生が溢れかえっている。スマホを眺めて貧困に気付かず、ちまちまとバイトしながら、退屈な日々を怠惰に過ごしているのは日本の学生ばかりである。親世代は給与も上がらず、物価高騰にびびりながら、光熱水費にびびりながら、ガソリンの価格に溜息つきながら、なんとなく「厳しいね」くらいのレベルで愚痴りながら生活している。流入してきた外国人が優遇されて自国民が貧困、あるいは社会的弱者に落ちていく。これはチベットやウイグル、モンゴルに似る。

その国で暮らしていた国民が最下層になり、膨大な外国人が押し寄せて主導権、主権を奪う。気づけば周囲の金持ち、企業経営者、勤め先のボスに日本人はいなくなる。政治家も学者もそう。テレビを作る人もそう。国家運営の主要な部分を外国人に奪われる。これを侵略という。

最近、中国人が日本の仏閣を購入しているとニュースになる。無神論の共産主義が宗教概念に気づいたわけでもない。宗教法人なら税金もかからないし、それよりも町中にいくつもある施設。土地も広い。つまり、いつでも「なんにでも」使えるわけだが、そのような土地建物はもう、日本国内にどれほどあるのかも不明だ。

既に電車内や神社などで阿呆騒ぎをする外人が動画を上げていたりして、SNSなどを見た日本人は「こんなの追い出せ。逮捕しろ」と怒っているが、これが政府与党、自公政権の目指す「共生社会」の姿である。本気で「何故、神社の鳥居にぶら下がって遊んではいけないのか。そんな狭量な見解で多様性が認められた共生社会が作れると思うのか」と考えている政治家はいないか。

弱小政党ではあるが、どっこいどっこいと踊る不気味な団体の副代表は「日本国籍の人のためだけに政治があると思っているところが間違い」と切って捨てているが、繰り上げ当選のアレだとはいえ、これも日本の政治家なのである。





少しずつだったかもしれない。いわゆる「サイレント・インベージョン」とも言うが、いまは、もう、サイレントでもなんでもない。サラミスライスでもない。厚切りジェイソンくらいぶっとく切り裂かれている。

もう、本当に間に合わない。「除夜の鐘が煩い」で中止します、というお寺も出てきた。「土葬できるようにしよう」という自治体、地方も出てきた。小学校で「お祈りの時間と部屋」が用意されるようになってきた。ハラルなども率先して取り組む学校もちやほやされる。多様性、共生だと持て囃される。卒業式で中国国歌を歌唱させるもある。太極旗を上げる公立中学校も四半世紀前からある。倅の運動会、生徒から保護者への挨拶はみんな揃って「あにょはせよ」だった。当時の担任を問い詰めると、担任の先生が在日で、在日の生徒も少なくないので、私も在日ですが、と半笑いだった。

もう、そろそろ、本気でダメなものはダメ、嫌なことは嫌、許せないことは許せない、違法は違法、危険は危険、日本は日本、と声を大にしなければならないのではないか。遅きに失するとは知りながらも、やらないでダメになるより、やってダメだった、という結果のほうが、子々孫々に言い訳もできると思わないか。


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