忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2010.10.22

2010年10月22日 | 過去記事
硫黄島で51人の遺骨収集=政府チーム―旧日本兵、集団埋葬の可能性

<硫黄島で戦死した旧日本兵の遺骨収集を進める政府の特命チーム(リーダー・阿久津幸彦内閣府政務官)は22日、首相官邸で第3回会合を開き、51人分の遺骨を島内2カ所で発見したことを報告した。計2200人が集団で埋葬されている可能性があるという。
 同チームの調査団は7日から同島を訪れ、旧日本兵が集団で埋葬されているとみられる2カ所で遺骨の収集に当たった。菅直人首相は会合で「皆さんの努力で大きな一歩を踏み出した。すべての遺骨を収容する気持ちで取り組んでいく」と述べた。11月中にも、次の調査団を派遣する>

民主党の「前政権叩き」であるが、これについては堂々とバンバン叩いてよろしい。「自民党は硫黄島の英霊を放っておいたじゃないか!この罰当たり政党めが!」と叩けば、私もその通り!頼んだぞ民主党!わーぱちぱち!となることを禁じ得ない。何が悲しくて戦後何十年も「国内」に英霊を埋めたまま放置せねばならんのか。しかし、小林よしのり氏も書いていたが、この「遺骨収集」という言葉はいい加減止めなさい。英霊に御帰還いただくのに「収集」はよろしくない。ともかく、早急にやってほしい。帰還された英霊の遺骨は4割、まだ、1万3千の英霊が眠っておられる。今は、まあ、ちょっと申し訳ない日本であるが、それでも早く祖国に戻って来てもらいたい。よろしく頼む。頑張れ民主党(の特命チーム)。






朝鮮学校無償化 民主が正式了承

<民主党は21日の拡大政調役員会で、朝鮮学校への高校授業料無償化適用を可能にする文部科学省の専門家会議の基準案を了承する見解を正式決定した。22日に高木義明文科相に党見解を伝える。文科省はこれを受けて基準を正式決定し、年内にも朝鮮学校生徒への就学支援金を4月にさかのぼって支給する。支給額は生徒1人当たり年間11万8800円を基本とする。

 民主党の見解は支給の対象選定を「外交上の配慮で判断すべきでない」とした上で、専門家会議の基準案を「おおむね了とする」とした。ただし、朝鮮学校の反日的な教育内容に注意することや、支援金が実際に生徒の授業料に充てられているか確認を求める意見を盛り込んだ>


まあ、何ともご丁寧に<年内にも朝鮮学校生徒への就学支援金を4月にさかのぼって支給する>とのことだ。在特会の幹部が何人か逮捕されたのも「このため」の伏線だったのではないかと邪推する。もちろん、この件でも日本国内はまたデモが起こるだろうが、それでも民主党は民主党らしく、密室で決めて強行するわけだ。完全に日本の敵である。

ンで、オマケに元総理の感想もあった。↓


朝鮮学校無償化の適用 鳩山氏「当然だ」

<鳩山由紀夫前首相は21日夜、社民党の阿部知子政審会長のパーティーであいさつし、朝鮮学校への高校授業料無償化適用について「当然だ」と述べた。

 鳩山氏は首相時代、国会で阿部氏から受けた質問を振り返りながら「朝鮮学校の方々にも高校無償化やるべきじゃないかと。当然だなあと思いながら答えにくい質問だった」と述べた>

よくもまあ、外を出歩けるものだと思う。昨年の7月、新潟の街頭演説で自民党の森元総理や安倍元総理を暗に非難し「総理経験者がその後、影響力を行使することが政治の混乱を招く」と発言してマスコミから喝采を浴び、己が総理を辞任したときにも「次の衆議院選には出ません」と言った舌の根も乾かぬうちに撤回、その後、大いに影響力を行使しようと奮起するも大したことのない御仁だけのことはある。よくもまあ、人様の前でモノ申す気になるものだ。並みの神経ではない。普通の感覚ならもう、山奥でひっそりと暮らすしかない。恥ずかしいにもほどがある。

さすがは「赤ちゃんが産まれたら55万円支給!その後も毎月ひとりにつき子供手当は2万6千円支給!15年で468万円!2人なら訳1千万円!高校も無償化で楽々子育て!家族旅行も安心、高速道路は無料化だし、ガソリン税も暫定税率廃止でお安くなります!年金は年金通帳!最低7万円保障!夫婦で14万円は確実です!医者不足も改善して安心老後!若い労働者もご安心を、最低賃金は時間給703円から1000円に!民主党が政権を盗ったらこんなにお得!どうですか!みなさん!」と言って国民を騙した政党の代表なだけある。投票した人は100万円の羽毛布団買わされた気分だ。おっと、高校無償化は実現したが、朝鮮高校のオマケ付きだったわけだ。コレ、クーリングオフということで総選挙は無効じゃないのか?と今更ながら思う。ま、なんとも恥ずかしい。








癌学会など朝日記事に抗議…がんワクチン問題で

<東京大医科学研究所が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験で、医科研付属病院の患者が消化管出血を起こした情報をワクチンを提供する他の病院には知らせていなかったと朝日新聞社が報じた問題で、日本癌(がん)学会(野田哲生理事長)と日本がん免疫学会(今井浩三理事長)は22日、朝日新聞社に対する抗議声明を公表した。


 問題になっているのは、今月15、16日に掲載された一連の記事。癌学会ホームページに掲載された抗議声明では、「大きな事実誤認に基づいて情報をゆがめ、読者を誤った理解へと誘導する内容」と批判。同社に速やかな記事の訂正と謝罪を求めた。

 一方、記事で触れられたオンコセラピー・サイエンス社(本社・川崎市、角田卓也社長)も同日、誤った記事によって「株価が一時ストップ安となり、約83億円の損失となった」として、朝日新聞社に抗議文を送った>

朝日がまたやった。思い出したのは「タミフル」の騒ぎだ。朝日新聞は連日「タミフルを服用したら異常行動に出た。ビルから飛び降りた」というケースを喧伝しまくった。読者に「ほら、また、製薬会社と自公連立政権の悪さがありますよ!」と伝えたい思いで紙面はいっぱいだった。もちろん、お医者さんは通常の風邪でも「熱せん妄を起こすことはある」と言っていたし、厚生労働省が「タミフルを服用していないインフルエンザ患者11名が異常行動を起こしていた。そのうちの一人はビルから転落死した」と発表しても無視を決め込んで、世間に「タミフルの副作用は危険」だとやった。

今回は記事だけではなく、16日の社説でもやった。<東大医科研―研究者の良心が問われる>と朝日新聞らしく厭らしい表現のタイトルで、臨床実験は被験者にリスクをちゃんと伝えてから行うべきだ、と偉そうに書き<ナチス・ドイツによる人体実験の反省からまとめられたものだ>とわざわざナチスを出して日本医学界の倫理観を問うている。だが、ちょっとマッテ欲しい(しゃきーん!)。朝日は今回、悪意に基づいた憶測でタミフルを書いた時とは違い、ちゃんと取材を申し込んで関係者の話も聞いている。つまり、これは事実誤認どころではなく、明かなる意思が働いた捏造記事の可能性が高い。報道機関としての倫理観を支那朝鮮に売り飛ばした朝日新聞が、日本の医学界の倫理観を問うなど、もう、落語も大概にしてほしいところだが、この損失が83億円とは朝日新聞もびっくりだろうw

しかしながら、そこは朝日新聞、捏造記事だけではありません。



朝日、記事が共同通信に酷似し謝罪…記者処分へ

<朝日新聞大阪本社生活文化グループの男性記者(47)が執筆し、「マニ教『宇宙図』確認」の見出しで10月19日付朝刊に掲載された記事が、共同通信配信の記事と酷似していることがわかった。


 朝日新聞大阪本社は「盗用と受け止められても仕方がない」として22日、共同通信に謝罪。近く記者を処分する。

 朝日新聞大阪本社の発表によると、40行の記事のうち20数行が、9月26日に共同通信が配信し、全国紙朝刊などに載った記事とほぼ同じだった。

 男性記者は宇宙図を調査した大学教授を取材したが、共同通信の記事を参考にしており、「表現が引きずられた。盗用したつもりはなかった」と答えたという。

 渡辺雅隆編集局長の話「独自に取材し、記事を書いたが、表現が酷似していることは否定できず、共同通信や加盟社、関係者に深くおわびします」

(2010年10月22日21時00分 読売新聞)>

ちゃんとパクリも忘れません。しかし、だ。<独自に取材し、記事を書いたが>なら謝罪はいらぬのではないか?同じ内容のことを記事にすれば似てくるだろう。ま、あの朝日が謝るわけだからそうなんだろうがねw






岡崎公安委員長「反日デモは国益にかなう」 民主は質問取り下げ求める

<岡崎トミ子国家公安委員長は22日の衆院法務委員会で、自身が通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの在韓日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加したことについて、「私は国益にかなうという思いを持っている」と強調した。菅直人首相はこれまで「本人は過去の言動に配慮に欠けた面があり、誤解を招いたことを深く反省している」(6日の衆院代表質問)と答弁しており、閣内不一致の様相を呈している。

 岡崎氏はデモで韓国人参加者と大使館に向かってこぶしを振り上げた。現場には日の丸に「×印」をつけた看板も並べられていた。

 岡崎氏は「私の活動が『反日』だといわれたことが誤解だ」と主張。「×印」付きの日の丸については「後方にあったので気付かなかった。日本の国旗国歌を尊重することは大事だと考えている」と弁明。デモで訴えた内容については「人間の尊厳回復を訴えた」と述べた。

 質問した自民党の稲田朋美氏は「日本の国会議員として適切ではない。(岡崎氏が)日本の治安のトップにいることは不適切だ」と厳しく批判した。

 これに先立つ法務委理事会では、民主党側が稲田氏の岡崎氏への質問通告の内容が「法務委になじまない」として質問取り下げを求めた。自民党側は「国政にかかわる重要な話だ」と反論。稲田氏に質問させないなら委員会を流会にすべきだと主張し、最終的には民主党側が折れた>

この中継の動画見た人は驚いたと思う。いくらど左翼の馬鹿とはいえ、一国の国務大臣が「国旗にバッテンは知らなかった。それは自分の後ろにあったから」で通すのである。これが通ると思っているのかどうかはともかく、何度でも書くが、こんなの一般社会では通じない。世の中、それなりの責任ある人が「知りませんでした」とか「健忘症なのかどうか知りませんが~」とやれば、その属する組織からはもちろん、それまでの信用が瓦解して社会で生きていけなくなることになっている。それでも偉そうに贅沢できる世界は民主党の中しかない。だから彼ら彼女らはそこから出ない。しかしながら、まあ、反日デモが国益になる、とは恐れ入った。こんなの家から出すな。




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