「白雪姫の毒リンゴは日本産」国際紙が漫画(読売新聞) - goo ニュース
<【ニューヨーク=柳沢亨之】在ニューヨーク日本総領事館は21日、国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)が同日付の論説面に掲載した一コマ漫画が日本産食品への不安をあおりかねないとして、同紙の親会社ニューヨーク・タイムズに抗議した。
漫画は、「日本の放射線」の見出しが付いた新聞を手にした白雪姫が、おばあさんが持つリンゴを虫眼鏡で見て、「ちょっと待って。あなたは日本から来たの」と尋ねている。総領事館側は、ニューヨーク・タイムズ社のIHT担当編集長に「日本産食品は検査済み。米当局も安全を認めており、遺憾だ」などと口頭で申し入れた。
編集長は「重く受け止める」と述べ、パリのIHT本社と対応を協議する考えを示した。漫画は中国英字紙から転載されたとみられる>
どうせならアトムかウランちゃんを描いて「お漏らし」でもさせればいい。まったくユーモアのセンスがないと思ったら、この中国英字紙とはチャイナディリーのことだ。支那共産党の検閲を気にしながら書かねばならぬ、まあ、実に独裁国家の機関紙らしいお粗末なセンスである。先進国よりも50年ほど遅れている。北朝鮮レベルだ。
しかしながら、日本国内でも「福島県から来ました」と聞いただけで「差別される」などという話がちらほら、マスコミが取り上げている。福島県南相馬市から千葉県内の小学校に転入してきた男の子の席は教卓の前、左右が空席になっていたという話もあった。教卓の前はともかく、左右が空席とは教師が計らったのだろうか。それとも生徒から望まれてやったのかは知らないが、いずれにしても先ず、教師がダメだ。
他府県でも「嫌がらせを受けた」とか「避けられた」などの苦情があったらしい。まったく出鱈目が過ぎる。昔でいうところの「えんがちょ」みたいな遊び感覚かもしれないが、どうやら子供だけではないらしく、福島県いわき市の運送会社などでは「いわきナンバー」で来るなと取引先が言うらしい。首都圏のガソリンスタンドでも「福島ナンバー」には販売を拒否したなどとある。本当なら企業名を出してもらいたいものだ。
ところで「核融合エネルギー」で動く鉄腕アトムの頭の中には「善悪を見分けることができる」電子頭脳が入っている。「原子力」とか「放射線」という言葉に倦厭する前に、せめて子供らには「事の善悪」を教えられる大人でありたいモノだ。
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