ずいぶん前だが、当社にも「夜8時から9時までの一時間、店舗外の照明を落とそう」という通達が来た。最寄の遊技業組合からだ。
なんでも「地球環境のために消費電力を減らそう」とのことだった。部下には「阿呆らしいから相手にせんでいい。電気は消すな。」と指示しておいた。後で聞けば、近隣のパチ屋はどの店も煌々と電飾看板が光り輝き、相変わらず巨大な液晶パネルには「マリンちゃん」が映し出されていたと言う。組合の申し合わせもどこ拭く風、どこも「やるやる詐欺」だったわけだ。
兎にも角にも「エコブーム」らしい。そういえば、あの牛丼屋も中華料理屋も「割り箸」を置かなくなった。台湾のように「洗える箸」に置き換えられている。割り箸のために森林伐採はならぬと言いたいのだろうが、それこそ「本当に貴重な」水資源を使って洗うなど、地球はともかく、そんなもん人類の敵である。何かで読んだのだが、地球にある水が『ビール瓶一本』だとすれば、人間が飲める量は「王冠の裏に注がれた程度」らしい。
また、「偽善エコロジー」などの著作で知られる名古屋大学大学院教授の武田邦彦氏の論は目から鱗である。最近では日下公人氏との共著「つくられた環境問題」なども非常に面白い。環境問題を騒ぐことで「誰が得をするのか」が鮮明に語られている。副題として「NHKの環境報道に騙されるな!」とあるが、あの悪名高いNHKとは「本当に日本国民のためにならない公共放送局である」とよくわかる。受信料を支払っている日本国民は必読の書だ。
しかし、そんな阿呆臭い「エコロジー」を大真面目に論じるだけならともかく、それを国民に強いるとなれば事は深刻だ。「ちきうおんだんか」のために日本人にはインディアンになれということか。民主党に投票した人は速やかに電気を消し、徒歩で会社や学校に通い、野原の雑草や虫などを生で食することだ。火を熾すとCO2が出るからな。
「2」へ
■2009/09/08 (火) 2010年までに体重の15%を削減!(2005年比)2
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090908/env0909080253001-n1.htm
<25%減表明 どう実現するかの説明を>
産経新聞も意地が悪い。「説明」など出来るはずもない。というか、外国人地方参政権における日本国のメリットは?という質問に対し、薄気味の悪い笑みを浮かべながら「日本列島は日本人の所有物ではないんですからww」と言ったネクスト総理大臣である。こんな金星人に「どうやって実現するのか?また、日本の産業に悪影響はないのか?景気を後退させるのではないか?」と問うたところで「地球は地球人だけの所有物ではないんですからww」と返されるのがオチだろう。ましてや「日本人のため」になることなどするはずもない。言っても詮無いことだが、日本の政治家が「日本の環境問題」として提起するならば、先ず、日本海側に漂着して環境を破壊しまくっている「特亜のゴミ」をなんとかすべきだ。日本海の海洋汚染も深刻な問題だろうが。また、なぜに日本人の税金で支那朝鮮のゴミ掃除をしているのか日本国民に説明してみよ。たっぷりと発癌性物質を含んで舞い上がり、偏西風に乗って日本国内に降り注ぐ「黄砂」をなんとかしろと支那に言え。
産経新聞はこの「25%削減表明」を「途轍もない数字」としながら呆れ果て、同時にサラリと「本音」を書いている。なぜに民主党が非難覚悟で阿呆なことを言い出すのかを書いている。
<日本が突出して高い削減率を示すことにどういう意味があるのだろうか。25%削減で、国民の生活と国の経済が疲弊しても世界全体では1%減に薄まってしまう。なおかつ、努力をしない国が経済的に潤うという不条理な状況さえ生まれかねない。>
最近、さかんに「今年中に日本は経済大国2位の座を中国に明け渡す」と言われる。サブプライム問題で世界的な金融危機を巻き起こしたアメリカは、1918年の「スペイン風邪」と同じく、世界にインフルエンザを撒き散らしながらも不動の第一位。どこかが損をすれば、どこかが得をするのが常だろう。もうすぐ日本の首相になるといわれるこの御仁は、その「損」を取ると言っておられるわけだ。それが友愛だと目をキラキラさせておられるのである。
「3」へ
■2009/09/08 (火) 2010年までに体重の15%を削減!(2005年比)3
シツコイようだが、この阿呆に20万票も入れた北海道の選挙区民は、今年の冬は暖房を入れてはならない。CO2が出るからな。「友愛」と書いた「かまくら」に籠って冬を越すのがよろしかろう。がんばってください。どさんこどさんこ。
ちなみに、だ。
「日本エネルギー経済研究所」の調査によれば、二酸化炭素の総排出量のトップは言うまでもなくアメリカで、全世界の総排出量266億tのうち22%を占める。2位は支那で19%だ。このエゴ剥き出しの大国だけで全世界の4割の二酸化炭素を排出しているのである。日本は同じ経済大国ながら4.7%に過ぎない。(2005年度)ここからどうして日本だけが25%も削減せねばならんのか。京都議定書と同じ轍を踏むつもりなのか。どう考えても理屈に合わないのである。
CO2と言えば自動車などが取り上げられるが、それもマスコミの印象操作の一環であろう。これだけ自動車が走り回っている国だ。説得力があるつもりなのだろう。しかし、CO2の排出量だけでいえば、最も大量にCO2を吐き出すのは工場である。工場を止めるとCO2は溢れないが失業者は溢れる。また、電気ガスなどを節約させたところで地球へのダメージは減らないが、日本経済へのダメージは痛烈だ。すなわち、民主党が「何をしたいのか」がわかってくるのだ。また、日本が困ると悶えて喜ぶ朝日新聞が「褒めている」ということからも、民主党の公約が日本と日本人にとって「良くないこと」だとわかる。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
<「25%削減」―実現へ説得力ある道筋を>
朝日新聞社はCO2を出しながらこんなことを書く。
<これに応えて、鳩山氏が温室効果ガス削減について「2020年に90年比25%減」を目指すという日本の目標を明言した意義は大きい。3カ月前、麻生首相が表明した「05年比15%減」から大きく踏み出すものだ。>
麻生さんがケチンボみたいであるww
「4」へ
■2009/09/08 (火) 2010年までに体重の15%を削減!(2005年比)4
鳩山ぽっぽは「意義は大きく」「大きく踏み出した」らしい。朝日新聞からすれば、日本を弱体化させようと真面目に努力する鳩山は、実に頼もしく見えるのだろう。そして、朝日の眼差しの先にあるものはCO2の削減だけではない。
<取り組みが遅れている途上国への資金や技術の支援でも、政権発足後に「鳩山イニシアチブ」を打ち出す姿勢を表明した。温暖化の被害を軽減するための支援も盛り込む方針だという。新興国・途上国に、国際的な合意づくりのために歩み寄るよう求める重要な手がかりになるはずだ。>
なんと、CO2を減らした上に金も技術も出せと言うのである。ともかく日本国民を痩せ細らせることが楽しくて仕方がないらしい。ODAを出しまくった国からも「国連常任理事国入り」に反対された現実をして、まだまだ他国に、というか支那朝鮮に金を出せと言うのである。謝り続けて金を払っていれば、そのうち日本は尊敬される国になり、国際社会からの信頼を得ることになると朝日新聞は言い続けているが、まだまだ、全然、金も誠意も足らないと言っておられるわけだ。
日本国内の弱者を探し出して、居なければ無理矢理にでも作り出して「救え!」と言いながら、外国にも援助を惜しむなと言うのである。もう、この新聞に日本人が褒めてもらうには、泥水をすすりながら「アジアの国々」を養うほかない。事実、次の政権は「それを現実にやろう」としているから褒めてもらえるのだ。日本を切り売りすると、朝日新聞には次のように格好良く書いてもらえるのである。
<温暖化対策で、日本は変わる。そんな確かな予感を世界に抱かせる次期首相のメッセージである。>
朝日新聞が大嫌いな私などは、同時に「日本は終わる」という予感も抱いてしまうのだが。
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久代千代太郎
お前が騙されてんだよ
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