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「どこで政治主導やるのか」国家戦略室の役割縮小に疑問 前原国交相

2010年07月20日 | 過去記事
「どこで政治主導やるのか」国家戦略室の役割縮小に疑問 前原国交相


前原誠司国土交通相は20日の閣議後の記者会見で、予算の骨格策定を担うとしてきた国家戦略室の役割が縮小されたことに対し「どこが政治主導でやっていくのかという疑問が、閣内にいる私でさえ浮かんでくる」と述べ、疑問を呈した。

 その上で前原氏は「政治主導の予算編成は政調会長が代わって行うというが、機能するのか。選挙前に約束したことをしっかりやれないと、政権交代を期待した国民への冒涜になる。変えてもいいが説明が必要だ」と強調した。

 民主党は昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)で、国家戦略局を設置し政治主導で予算の骨格を策定すると明記。政権交代後に戦略室を設けたが、首相に政策提言をするブレーン機能に特化させる方針に後退した。







さすがの勝谷氏も庇い切れなくなった原因だ。「たかじんの委員会」で尾立議員が問われていた。尾立議員は「報道されている段階だから」と前置きしながらも場の空気を読み、もし本当だったら、それはダメだと言っていた。ンで、本当だったようだ。

そして、また、前原大臣も空気を読まない。<変えてもいいが説明が必要だ>と言うも、官僚主導に戻します、など言えるはずもない。それに、今更「国民を冒涜したことになる」も、いささかヌルイ。冒涜されたのは民主党に投票した有権者だ。民主党に入れなかった賢明なる良民は冒涜されたではなく、国が壊されていくことに危惧しているレベルだ。いま、求められているのは解散総選挙である。有権者の多くは昨年の夏、大きな失敗をしたと悔やんでいる。それが前回の参院の結果である。「参院は直近の民意」とは民主党の言葉だったが、まさに、いま、日本の賢明なる良民の方々は、それを求めている。民主党が決めた段取りなど、もはや1ミリも信用がない。説明も言い抜けも聞き飽きている。

それよりも、だ。さっさと解散して、マニュフェストにはちゃんと「外国人地方参政権は党是であります」と書き「人権救済法案」や「夫婦別姓法案」なども大きく載せて街頭演説で聴衆に問えばいい。「沖縄ビジョン」の説明も必要だ。バラマキたいけど金が足らん、だから増税しますとわかりやすく有権者に問いかけることが肝要だ。それで勝ったならば、もう、それこそ「文句を言うほうがおかしい」のだから、私も誰も何も言わんだろう。あきらめもつくしな。


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