忘憂之物

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「紛争の種」「守り必要」 陸自配備に先島の住民

2010年07月20日 | 過去記事
「紛争の種」「守り必要」 陸自配備に先島の住民

 【宮古・八重山】防衛省が宮古島や石垣島に陸上自衛隊の国境警備部隊、与那国島には陸自の沿岸監視部隊をそれぞれ段階的に配備していく計画を検討していることが明らかになったことに対し、3島の関係者の間に波紋が広がった。関係者からは「近隣の中国や台湾に緊張関係を生み、逆に紛争を引き起こす要因となる」と配備計画に強く反対する声が上がる一方で、「先島の国防体制の構築に向けて必要」と容認する声もあった。

先島圏域への自衛隊配備や下地島空港の軍事利用反対を訴える、みやこ九条の会の星野勉代表世話人は「部隊配備は近隣諸国との緊張関係をもたらし、住民の生活を不安におとしめる。紛争を引き起こすきっかけになっても、平和を構築することには絶対にならない」と強く批判した。

 一方、これまで陸自の宮古島への配備を主張してきた宮古島商工会議所の中尾英筰会頭は、個人的見解と前置きした上で「自衛隊による急患輸送ヘリでの人命救助や不発弾処理の迅速化に加え、北朝鮮や中国の動向もある。先島での国防体制構築に向け配備は必要ではないか」と述べた。

 下地敏彦宮古島市長は「非公式でもこちらに話はないのでコメントできない」とした。

 「平和憲法を守る八重山連絡協議会」の仲山忠亨会長は「歴史的に中国が日本を攻めてきたことはないが、日本はたびたび侵略した。本来ならそれをわびて、友好関係を保持していくのが政府としての外交のあり方ではないか。石垣市民は平和な『日本最南端の自然文化都市』を目指して都市づくりに励んでいるのに、自衛隊が配備されれば逆方向へ向かってしまう」と懸念を示した。

 石垣市の中山義隆市長は「先島防衛については、国の専権事項としてしっかりやってほしいが、現時点では賛成でも反対でもない。正式な要請があった時点で考えたい」と述べた。

 与那国花蓮県交流発展協会の田里千代基専務理事は、与那国島への陸自配備で中国や台湾の緊張感が高まることに懸念を示し「海の安全を監視するのであれば、海上保安庁の基地を持ってくればよい。民間交流ができれば『脅威』は発生しない。民間の交流における安全保障体制づくりを進めたい」と話した。








いやぁ、しかし、ホントに9条ナントカというのは阿呆ばかりだ。仕切っているのは確信犯だろうが、振り回されているのはどんな連中なのか。まあ、住みにくい、生き辛い、給料が安い、仕事がない、病院が少ない、保育園が少ない、税金が高いと文句ばっかりなのは想像がつく。文句ばかりの連中は「あなたに責任はありません。あなたは悪くありません」と言ってくれる連中が大好きだ。だから無責任な「無防備宣言都市」などを挙げて喜んでいる。「私はなにもしません」が免罪符だと信じている。自分が悪くないなら、では、誰が悪いのかとなると、それは昔の日本が悪かったとなる。相手が怒らないからだ。

日本軍が支那大陸で戦闘行為を行ったことが不満なら、いま、そこにいる煩わしい在日米軍基地を襲ってみればよくわかる。米兵の妻や子を「通州事件」のように惨殺してみればいい。国際条約に基づいて駐留している軍隊を襲えば当然、抵抗もしてくるし報復措置が取られる。相手の国にも国民感情がある。知らぬ顔すれば政権が吹っ飛ぶ。実に当たり前のことだ。もしくは、直接「虹口公園事件」のように国歌斉唱中に爆弾を投げて、米兵の幹部を何人か殺してみればいい。どえらいことになるだろう。

そうなれば「沖縄の米軍基地」ではなく「OKINAWAは米軍基地」となる。50年後にはスティッチがゴーヤでも喰いながら「めんそ~れ!」と歌って踊るだろう。そのとき、OKINAWA生まれの日系アメリカ人の子供は「ほわっと、いず、めんそれ?」と言う。

支那人はそれをやった。それだけだ。戦後、毛沢東も周恩来も皮肉たっぷり「日本に謝辞」を述べているのがその証左だ。支那共産党は日本軍と支那国民党軍を戦わせて漁夫の利を得た、それだけだ。それに「支那の軍拡」を脅威でないというのは無知なだけだ。実際に植民地化されている国があろう。

いい大人が「テレビでやらないから知らない」だけのことを丸呑みして、自衛隊もいらない、米軍基地はもっといらない、とだけ言うのは無知が過ぎるだけの話だ。この「平和憲法を守る八重山連絡協議会」の仲山忠亨会長とやらは、民主党の「沖縄ビジョン」とか知っているのだろうか。それとも、脳味噌まで日焼けしているのだろうか。沖縄大好きな私が言うが、いつでも旅行に行けるように護ってもらわぬと困る。近く、妻を連れて3度目の沖縄も行きたいと思っているが、4度目、5度目と行けるよう。ちゃんとしてもらいたいものだ。


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