見出し画像

忘憂之物

コレは・・意外に大丈夫かもよww

■2009/08/18 (火) コレは・・意外に大丈夫かもよww 1





民主党の「マーク」だが――――

ずっと以前から「アレは日の丸を二つに引き千切ったもの」だと言われていた。というか、私は言っていた。しかし、どうやら「引き千切ったものを合わせてつくるもの」だったらしい。いやぁ、それにしても、どこの国の政治家であろうが、どこの国の政党であろうが、どこの国の人間であろうが、「自国の国旗を引き裂いて」何かを作るなど、とてもじゃないがあり得ない話であろう。「政権交代!」と、阿呆の一つ覚えを叫ぶ民主党議員の頭から水ぶっかける行為でもある。また、責任の所在について云々抜かしているヒマがあるなら、先ず、日本国民に謝罪するべきである。党の政策とか議員の政治理念とか言う前に、日本国の国民としての良識があるのかという疑念は消えない。

折り畳んで袋に仕舞った国旗であっても、上から物を載せたり、放り投げたりすることは非常識の誹りを免れない。それは、国旗というものが「ただのシンボルマーク」ではないという証左である。歴史があり、想いがあり、連綿と続く伝統的価値が溢れる「日本の心」そのものであるからだ。なんとも、そこにハサミを入れてちょん切る政党があるとは恐れ入った。筋金入りの反日根性、まさに「日本国を切り売りする」政党にふさわしい愚行である。まさに「ツギハギだらけの政党」らしい浅薄さである。

ここは、yahooよりも遅く、mixiよりも遅く報じた朝日新聞から引用しよう。
http://www.asahi.com/politics/update/0818/TKY200908180103.html
<「国旗切って民主党旗」首相指摘、鳩山氏陳謝 党首討論>

期待するわけではないのだが、コレ、テレビでは報道されたのであろうか?朝日も様子を見ていたようだが、各紙が報道したことを受けて止むを得ず載せたという感は否めない。

「2」へ

■2009/08/18 (火) コレは・・意外に大丈夫かもよww 2

<麻生首相は17日の日本記者クラブ主催の党首討論で、今月8日に鹿児島県で開かれた民主党の集会で掲げられた同党の党旗が「日の丸を切り刻んで、上下につなぎ合わせた」ものだったと指摘した。民主党の鳩山代表は「そんなけしからんことをやった人間がいるとすれば、大変申し訳なく思う」と陳謝した。>

「陳謝した」とは書かれているが、動画を見ればそうとも思えない。なんで「ニヤついている」のかわからない。しかも、産経新聞から引用するに「陳謝した」と思しき台詞は次のようなものだ。

「民主党のマークは確かに国旗を切り刻んで作れるかもしれませんが、そんなことを、けしからんことをやった人間がいるとすれば、そのことに対して大変申し訳ないという思いをお伝えを申し上げておきたいと思います。それは国旗ではなくて、われわれとしての、ある意味でのわれわれの神聖なマークでありますので、マークをきちんと作られなければいけない話だったと思っております。」

シンプルに「国旗に対する冒涜であったと反省いたします」とか「国民の皆様に謝罪いたします」などの言葉は無く、「神聖なマーク」だから「きちんと作らねばならなかった」で終わっているのである。更にはこの後、民主党は「熱烈な支持者」とやらが持ち込んで、それを「気付かずに吊り上げてしまった」とのコメントを出している。

今度は秘書の所為ではなく、熱烈な支持者の所為なのである。鳩山代表は「友愛」を語る前に「敬愛」を学ぶべきではなかろうか。

「3」へ

■2009/08/18 (火) コレは・・意外に大丈夫かもよww 3

そして、この朝日の記事の最後であるが・・・

<首相は最近、街頭演説などで日本の歴史や伝統、国旗、皇室などの大切さを強調、保守層を意識した民主党批判を展開している。>

この記事の最後にこう書くのである。朝日からすれば、麻生さんが「悲しい」とまで表現した「国旗に対する侮蔑行為」すら民主党を批判するネタであるということか。もはや「国旗なんぞ(日章旗に限る)というものを、後生大事に奉るなどということは、それ自体が極右勢力である」とでも言いたげな朝日の本音が垣間みえる。

他の報道も「麻生総理がかみついた」などという表現が目立つ。どうあっても民主党に政権を取らせたい理由があるマスコミからすれば、この至極当然の批判でさえも「政策論議ではなく、苦し紛れに民主批判を繰り返す自民党」となるわけだ。麻生さんは「最後に少し触れた」に過ぎないのだが、記事だけ読むと、まるで一貫して民主のアゲアシを取っていたかのごとく書くのである。

何度でも言うが、私はとくに自民支持者でもない。今は改革クラブにがんばって欲しいと思っている。それにしても、マスコミの民主擁護が酷すぎるのである。グロテスクなのである。そしてまた、当の民主党が酷すぎるのである。ある意味、最大野党!とかいいながらも「政権から遥か遠くにいた頃」は見えにくかった部分が、鼻っ面に「政権与党」の幻が見え始めるや、それはもう、露骨に剥き出されてきた。こんなんじゃ、また、自民党が息を吹き返し、この先しばらくは安泰なのではないかと皮肉にも心配になるほどだ。

「4」へ

■2009/08/18 (火) コレは・・意外に大丈夫かもよww 4

-
-

いずれにしても、だ。

「こっちの水は甘いぞ、あっちの水は苦いぞ」が焦点となる選挙なんぞくだらない。こっちの政党は何万円くれる、あっちは何万円引きセールだと、銭金勘定だけで政党を選ぶような選挙民ならば、その結果において、どのような政党がどのようなことをしようとも、文句は言えないはずだ。減税だ、いや、その実は増税だったと、阿呆のような振る舞いをみるまでもなく、税金が高かろうが福祉が悪かろうが、先ず、「この国を護る」と宣言している政党を探すべきである。国際社会における日本国の立場を危惧する政治家に立ってもらうべきである。高速道路がタダ、消費税がどうしたと、そんなものは同胞を救ってから問え、領土を取り返してから問えということだ。そして、それこそが、最大の国益となるのだ。

言うまでもなく、なんだかんだ言うも日本は金持ちの国だ。豊かな国だ。そして、信じがたいほどの勤労精神の高い国だ。今現在でも内需で経済が成り立つ国だ。底力がある国なのだ。だからこそ、阿呆みたいに外国からむしられても金持ち国家なのである。戦勝国であるはずの支那にまでODAをケチらない国だ。「侵略した!」と言われ、「虐殺した!」と言われ、「強制連行して性奴隷にした!」とまで言われても金を払い続けることが出来る国なのである。

領土領海を犯され、資源を奪われ続けても崩壊しない、外交や経済で損ばかりさせられても戦争にもならない、心も懐も豊かな国である。そんな国がもし、自国の誇りと尊厳を見つめ直し、世界における日本の役割を果たしていれば、スウェーデンもハンガリーもスイスも敵わぬ超福祉国家は実現されていたかもしれない。社民や共産の出番は無く、とっくに高福祉低負担がスタンダードだったかもしれない。もちろん、友愛の出番など全然ない。

金(経済)と腕(技術)、そして根気(人材)。辛うじて日本は、まだ、なんとかこれらを兼ね備えているのである。日本が、いわゆる「普通の国」となるとき、それは同時に「世界最強の国」へと近づくことになろう。そのために全力で取り組む政党を選ばねばならない。そこにこそ全力を注ぎ込む政党を勝たさねばならないのである。無論、友愛ではない。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「過去記事」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事