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ナチス最重要戦犯を拘束=97歳、首都に潜伏―ハンガリー(時事通信) >2012.7.19

2012年07月19日 | 過去記事

    




ナチス最重要戦犯を拘束=97歳、首都に潜伏―ハンガリー(時事通信) - goo ニュース

< 【ベルリン時事】ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に加担したとして、反ユダヤ活動監視団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が最重要戦犯に指定しているハンガリーの元警察幹部で、97歳とされるラスロ・チャタリ容疑者が首都ブダペストで発見され、検察当局が18日、身柄を拘束した。検察はチャタリ容疑者を自宅軟禁下に置き、戦争犯罪に関わった疑いで取り調べる方針。

 同センターによると、チャタリ容疑者は1944年、ハンガリー支配下にあったスロバキア東部コシツェで、ユダヤ人1万5700人をアウシュビッツ強制収容所に送るのに協力し、41年に300人がウクライナに送られた際も重要な役割を果たした。同センターは生存する重要戦犯のリストのトップにチャタリ容疑者を載せている。

 チャタリ容疑者は48年に旧チェコスロバキアの裁判所で本人不在のまま死刑判決を言い渡され、カナダに逃走。90年代に同国から市民権を剥奪された後、行方をくらましていた。ウィーゼンタール・センターは昨年9月、ハンガリー検察当局に同容疑者の情報を提供。ブダペストのアパートに潜伏していることが先週末、判明した。

 検察は当初、「現在は他国が司法権を持つ場所で68年も前に起きた事件」として、捜査に及び腰だったが、同センターは訴追を強く求めていた>












左巻きのど阿呆は「日本は過去の清算をすべき」と言いたがる。根拠は、だって朝日新聞にも書いてあるしNHKも言っているじゃないか、という程度の痴れたモノだ。それでもまだ「当事者」である支那朝鮮ならわかる。「わかる」というのは、つまり、こんなものは所詮が恐喝や詐欺だから「犯行動機」としてはわかる、ということだ。日本を脅して金も取れるし、被害者面して威張ることも出来る。「外交」とは国益の取り合い。プライドがなければ嘘でもなんでもついていい。そんなのアメリカでもどこでもやっている。

同じ構図から日本国内で「日当をもらう」とか「仕事が入る」という「反日日本人」もわかる。これは支那朝鮮よりも低レベルで、日本を腐せば朝日新聞とかが放っておかない。「元慰安婦」という朝鮮オモニが「さみしかった」というのと同じようなもので、日本は悪かった、とやっておれば左巻きのくるくるぱーが構ってくれる。新聞にコメントも載れば、テレビでしゃべることもできる。大学で教えることも出来る。本も出せるし、講演会とかも出来る。なんとなく、自分が偉くなったような、賢くなったような顔で生きていける。中身が空っぽの人間にとって、これはとても魅力的なことだろう。

哀れなのは、金ももらえないのに「日本なんか悪かったに決まっている」とか、一所懸命に口から泡を飛ばす連中だ。単純に「騙されている」だけなのだが、本人のプライドがそれを認めるのを許さず、有り難い平和な現代の価値観から「特攻隊なんてアホ」とか平然と言う。硫黄島やペリリューの話を聞けば、さっさと降伏して日本に帰れば良かっただけ、と切って捨てる。そもそも「戦争を始めたのが悪い」と「平和の神」の如く大上段から断罪し、且つ、それでも少しは支那朝鮮人を虐殺したり、村の娘を犯したりもしただろ、と冷笑してみせる。憲法9条の申し子みたいになる。

こちらが困って、当時の国際状況を説明したり、戦争は外交の手段だと教えたり、それより、戦争中とはいえ、やって良いことと悪いことがある、日本は個人の戦争犯罪はあったかもしれないが、組織的に略奪や虐殺をしたことなどない、日本軍は命令しなかったし、どころか厳しく兵隊の行動を制していた、だから虐殺もなければ、性奴隷もいないんだよ、と説明するも「そんなことどーでもいいよ」という雰囲気を醸しながらクスクス笑い「それでも日本は謝って賠償金も払うべき」と言う。だって相手が怒ってるんだろと。金で済むなら結構なことだと。つまり、それが大人の対応じゃないか、と言いたい。

それから、非常に漠然としているのも特徴だ。「朝日新聞が書いている」といっても熱心に朝日新聞を読んでいるわけでもない。NHKを注意深く見ているわけでもない。これも、ただ、なんとなく、だ。学校の教師が言っていたようなことが書いてあったし、テレビでもやっていたから、ということで刷り込まれている。なんとなく、それが本当のことで、自分はそれを知っているのだ、という気になっている。このシステムは実によくできていて、意識していないから嘘を読んだり見たりしても気付かない。そのあとに謝罪があったり訂正があったり、などまったく知らない。だから未だに「それでも自民党はダメ」という根拠を問うと「漢字が読めないような総理大臣が~」とやる。びっくりする。「ニュースはよく見る」というオッサンも「自民党の派閥政治は~」とやる。テレビコメンテーターの愚見、そのまま過ぎて驚く。メディアの威力、これは侮れないと再確認する。

こういう連中に、いわゆる「戦犯」の話をする。おまえら、責任とか謝罪とか言うけど、いわゆる「A級戦犯」の7人だけではなく、1000名以上の日本人が戦争ではなく、戦後、捕まって死刑にされてるけれど?賠償金も日本が何個か買えるほど、もう既に払っているけど?永世中立国のスイスも取り立ててきたし、同盟国だったイタリアも請求してきて、これを払っているんだけど?これはもう戦後賠償は済んでいる、でいいんじゃないの?

すると「・・・ふうん」でお仕舞い。無責任、且つ、無関心なら、せめて「知らなかった」くらい言えば可愛らしいが、それでも納得いかないなら、誰も止めないから、どうぞ、自分の貯金を切り崩して支那朝鮮に送ればいい、と提案すると「なんでオレが」となる。本音はここだ。自分は関係ない。自分の知ったことではない。だから本当でも嘘でもいい。本音はよくわからないし、面倒だし、興味もないし、面白くもないし、どーでもいい。ただ、安直に自分は善人、進歩的な思想を持ち、国際的な人間だと思いたい。大局観があって細事にこだわらず、自由に生きているのだと信じたい。ホントは「空っぽ」なだけだ。

「特攻隊はもういませんよ」と聞いて安心したマッカーサーは厚木に着くと、先ず、アメリカ人らしく「オンナを出せ」と言った。それから東条英機以下、これだけを捕まえて来いとエリオット・ソープ准将に命じた。東条英機ら43名、その他、貝になりたい散髪屋も含む2636名の逮捕令状が出た。イギリス軍を主体とする連合軍東南アジア司令部は8900名以上を逮捕した。朝鮮人は148名が逮捕されて8名が死刑。台湾人は173名が逮捕されて7名が死刑にされた。わかっているだけで1万人以上が海外で逮捕されてリンチ裁判を受けた。恐るべきは、この数字に支那共産党とソ連が含まれていない、という事実だ。

また、戦後賠償だが、ここにはなぜだかギリシャとかアルゼンチンも入る。これは一度、調べてみることをお勧めする。詳しく書いた書籍もあるが、それより簡単に「日本、戦後補償、一覧」とかで検索すればいろいろ出てくる。たぶん、腰を抜かす。それから、これで「ヴェルサイユ条約でドイツに負わせた天文学的な賠償金が再びドイツを戦争に向かわせた」という反省が入っているというのだから笑わせる。敗戦を受け入れ武装解除した後の日本が怖くて憲法まで押し付けておいて何を言うか。

それに財産没収もされた。政府、民間の在外資産はおよそ3794億9900万円あった。1945年当時の金だから、ぴんと来なければ30倍すればいい。戦争に負けた国が盗られる金額と思えば、どれほどのアレなのかもわかる。また、もちろん、進駐軍の経費負担も日本に圧し掛かる。この金額は国家予算の3分の1になる。「日本を2度と立ち上がれないようにする」は伊達や酔狂ではない。綿密な計画の元、これは徹底的だった。

それからODAもある。世界第二位の経済大国に第三位の日本が援助している。丹羽大使はこれを「大した金額じゃないんだから続けるべき」と言った。ほんの数兆円じゃないか、ガタガタ抜かすなアル、ということだ。国連の負担金はアメリカに次ぐ2位。アメリカは延滞しても許されるから、実質、戦勝国からなる国際連合というのは日本の金で動いている。つまり、未だにたかられている。

それともう一つ大切なことがある。

先人は逃げなかった。後進のため、つまり、戦後も日本で生きていくあなたやあなたのために、戦勝国の報復感情を一身に背負った。自己弁護もせず、言い分けもせず、ともかく、平和な世界を、日本の将来と皇室の弥栄を願い、黙して語らず、ただ、万歳三唱して吊るされ、射殺されていった。

なぜ逃げなかったか。自負心があったからだ。こそこそと逃げ回るようなことはしていない、という自負心である。そうでなければ、この元ナチスの爺さんのように「なんでオレが」とか「なんでオレだけが、いまさら」と言いながら逃げ続ける。つまり、左巻きのくるくるぱーの言う「ドイツを見習え」は、日本人よ、頼むからもっと惨めに、卑屈になってくれ、という心の叫びだ。哀れだと思わないか。




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