忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

あいさつ

2008年12月31日 | 過去記事
いやぁ、大晦日だってね。



昨日はコソーリと会長と二人で「ぼうねんかい(はぁと)」を開催しました。



いやー楽しかった。最後の〆に「焼肉屋さんの牛丼」を喰えるうちは死なないでしょう。あんなに飲んで、〆に牛丼。しかも、焼肉屋。めたぼってなに?





いやぁ、皆様、今年もお世話になりました。この場を借りて、御礼の言葉を述べさせてもらいます。ありがとん。また、こんなわけのわからんブログを読んでくれた人、「さるさる日記」から追っかけて読んでくれた人、どうも、ありがとん。




※画像は長州力です。





この「足」をみただけで、サソリを決められているのはアントニオ猪木、場所は静岡、などという情報が頭を巡る私はいったい・・・






まあ、そんなことはどうでもいい。




ともかく、大晦日なのである。






そして、


















これが「回転海老名固め」である。安生も大変だ。生きていくことは辛いことだ。

産経もこんなん連続写真で撮るな。








そして、だ。




年末で賑わう六本木ヒルズでも「プロレス的」な事件があったそうな。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081231/crm0812310022000-n1.htm
<六本木ヒルズ近くに刃物男「派遣切り」と叫び振り回す>





私が知っているのは、



「メタル斬り」と「ドラゴン斬り」くらいか。






それにしても、なんて「マスコミ想い」の犯人なんだ。






マスコミは「その動機」を渇望していたのだ。よくぞ我が身を犠牲にしての、年末年始のワイドショーネタ提供!!見届けたぞ!!





そして、なぜだか思い出されたのは、1973年11月!新宿伊勢丹前において!




アントニオ猪木と倍賞美津子夫妻(当時)を、白昼堂々と襲ったタイガー・ジット・シンである!!警察も介入、マスコミは報道しまくりだったという!



新日本プロレス、連日、満員御礼。シン様様。








ん?





なんで、こんな話を思い出したんだろー?





まあ、ともかく、





この「派遣ギレ」よ。





あのタイガー・ジット・シンはなー(※ジェットではない。ジットね。)

シンガポール人なのに「インドの狂虎」と呼ばれたシンはなー




「100ドル稼いだら10ドルだけ使う。50ドルだったら5ドルだけ使う。それがビジネスの始まりなんだ。」




と述べている。


シンは倹約家であった。日本でブレイクしていた時代、「1週間で百万円稼ぐ」といわれたシンは五千円使うのが関の山だったという。ケチではない。パレスチナ周辺では、自分自身がブック(プロレスのマッチメーカー。現場を取り仕切る人。)となり、チャリティプロレスなどの興行も手掛ける。名士なのだ。






この「六本木お騒がせ包丁男」よ。




そのように派遣もされていない場所で人騒がせをしないで、文句があるならサーベル咥えて派遣会社に乱入せんかい。


実に不思議で仕方がない。なぜ「派遣先の企業」に文句を言ったり、関係のない人に包丁振り回すことになるのか。派遣されてるのか。バカなのか。




まあ、でも、









バカに自覚症状はないからな。(というか、賢いと思ってる。)言っても詮無い。








っと、




工作員1号からメールが・・・






ん?





そういえば、





「課題」を出しておいたんだった。首尾はどうか。




どうも「伸び悩み」というか、「使えない」というか、ちゃらちゃらしてるというか、気に入らんから「ちゃんとしないなら死ね」と伝えておいた。






「いまいち、仕事がぱっとしない」
「くだらないミスがなくならない」

「真面目だが、視野が狭い」
「努力家だが、継続しない」






そう。1号には赤信号が点滅。正月はどこかの段ボールで過ごさねばならないかもしれん。世の中甘くない。私も甘いものは嫌いだ。チョコとか。






さて、1号よ。





「一廉(ひとかど)の男になりたい。」




もしくは、




「派遣ギレ」





さあ、ドッチ!!!









メールには写真が添付されていた。




これだ。↓













なんかの本で読んだ。



「親の足を洗う研修」









「もう、なんやねん!おまえは!!」



と、急に帰ってきて「足を洗わせろ」という息子に戸惑う1号パパ。



「ともかく足を出せ!」と脅迫する1号。






私から、



「一緒に風呂に入るんじゃない。洗面器に湯をためて手で洗うこと。やらなきゃ明日から会社に来るな。ぼけが。段ボールは裏から持ってけ。」



と厳命されている1号必死で懇願する。「足を出せ」と(笑)。







すると、あら不思議。



照れ笑い、怒鳴り声・・・
沈黙・・・・・沈黙・・・





泣き崩れwwwwwwwwwwwww








ボロボロギスギスカピカピになった「親の足」。

どれほどの苦労をそこから感じるのか。
どれほどの苦難を踏み越えてきたのか、その「足」で。





誰のために・・?

何のために・・?








言葉はいらない。

何も要らない。



ただ――――――――――――――――




想うだけで、

気づくだけで、






「感謝」は伝わる。









1号は「ありがとうございました!」と言いにきた。だが、違う。


謝辞を述べるのはこちらだ。





部下が「一皮むけてくれた」のだ。礼を言うのは私のはずだ。







彼は「感謝」を思い出したのだろう。目つきが違う。明るさが違う。









2008年、「私の一番うれしかったこと」はコレだ。








これで1号も派遣ギレで包丁振り回すこともなかろう。




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