忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2008.12.31

2008年12月31日 | 過去記事
我が社の社員が「竹島」と発すると、即座に「独島(どくじま)やろが!」と恫喝する在日社長がいる。そのご子息などがご覧になるアニメで「チャングムの夢」というアニメがある。NHKなどの尽力もあって、最近「時代劇ドラマ」としても放映されているようだ。▼無論、言うまでもなく「フィクション」なのであるが、なぜだか「史実である」と信じ込んでいる人がいる。先ほどの社長もそうだ。曰く「韓国社会は昔から女性でも医者になれた。日本のように女性を蔑視する文化がない。」というようなことを力説する。▼先ず、原作者であるキムヨンヒョンが「100%想像。フィクション。」だと答えてしまっているところが痛い。続いて筑波大学大学院教授の古田博司氏は「李朝では女子が宮中に出仕すると、王様との擬似婚姻関係となり、一生外に出られない。チャングム女史のように自由に出たり入ったりできない。」と一刀両断している。▼さらに「当時は顔料が無い」「木を曲げる技術が無い」「針は支那産」などと指摘する。まあ、指摘されるまでもなく、アニメに見る16世紀の華やかさが、20世紀のそれになるとはいったい「なにがあったのか」と不思議ではある。▼しかしながら、その程度の「辻褄」は心配無用。「なにがあったのか」と問えば「日本の侵略があった」となる。日韓併合は1910年だと言い返すも、「その前から侵略はあった」とくる。そこにガソリンを撒いたのが「侵略→進出」と書き換えたと言う誤報であった。1982年、めでたく「近隣諸国条項」が定められる。日本の教科書は韓国・支那に検定されることになった。▼韓国はどこの国からも侵略されず、平和に文化的な暮らしを送っていたと、世界の文化の多くが「韓国起源」だと言い出す根拠となる。不幸の始まりだ。

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