忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「個人的な話」

2008年10月26日 | 過去記事
我が家には、妻が「やりたいということ」で「やってはいけないこと」というのがある。

もちろん、その基準は私が決定する。そこに、女性の人権や個人の自由などというものはない。妻も、何度も何度も理論武装して挑んできたが、今のところ私の全勝である。ンなもん、覚悟が違う、覚悟が。

最近では「遺跡発掘ツアー」がある。妻は何度もお願いに来た。「恐竜を掘りたい」と、なにやら、いろいろと間違えながら懇願してくることがあった。あと、なぜだか「信楽焼を焼きに行きたい」というものもあった。が、すべて却下である。いや、だが、私も鬼ではない。ちゃぁんと「行ってもいい条件」も提示している。つまり、

すべからく私同伴でないとダメ

ということだ。むはは。

妻は「おとしゃんは暑いとか、喉が渇いたとか、すぐ言うやん。危ないとかも!」とゴネるも、それも致し方の無いこと。私は暑いとか言うだろう。それに、やはり「いろいろ危ない」のである。心配である。

妻のことだ。遺跡発掘なんかに参加してみろ、すぐに「発掘される側」に回ることうけあいである。そして、万が一、とても貴重な文化財を見つけたりして、だ。それを密かに持ち帰り、あの「青い悪魔」なんかと並べられて、だ。それに、妙な細工も施されてしまったらどうすんだ。飛鳥村のキトラ古墳でも、触れるものなら「すてっち」のイラストを描いた可能性も否定できん。そういう妻なのである。

あと「エジプトに行く(行きたいではない。常に確定している。)」とかも同様、万が一、ミイラでも蘇らせたりしたらどうすんだ。まともに「ハムナプトラ」と発音することすら危うい妻である。「はむなむはむら」と言って憚らない妻である。

必ずや、そのミイラを使って「虹の会を潰す会」の増強を図るだろう。(現在は会長である妻ひとり)「蘇ったパサパサした軍団」を率いて総会を潰しにくるはずだ。そらもう、心配で心配でピラミッドも喰えん。

また、この他にも絶対にダメ!!とキツク言って聞かせているのが、

スカイダイビングなど

である。なぜゆえに40にもなって空を飛ぶ、というか落下しようとするのか。

私は、

「命懸けで遊ぶなんて許さないぞ!!」

と注意するのだが・・・・

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081025-OYT1T00615.htm?from=main4
<パラグライダーで木に宙づり、地上に転落し女性死亡…京都>




ほらみろ。こんな「16年間」もの経験があるオバはんでも落ちる時は落ちるのだ。

空の上、水の中、土の中、どこでも生きていけるわけではない。人間には「地上」というものがある。少しの冒険心からなる「スリル感」というのは、あくまでも「感覚」の話であり、そこに1%でも「本物の危険」が潜んでいるならば、よほどのことがない限り避けて通るのが生物としての真面目さである。おお、怖い。

私からすれば、USJのジェラシックパークがもうアウトである。あの、最後の「水に落ちるところ」なんぞ、てぃんこが口から出そうになる。隣のカップルなんかは「水に濡れたぁ!!」と騒いでおるが、水なんぞどうでもいいではないか。更に、その後にできたジェットコースターなんぞ、私からすれば「なんちゃって自殺行為」なのである。あの高さ、あの速さ、落ちたらどうすんだ、ったく。おお、怖い。

だから、私ははっきり言って「車の運転も嫌い」なのである。正確に言うと「乗り物が嫌い」ということか。でも、「安全運転の」タクシーは好き。便利だからな。

また、私がガチコメタンクを操縦していると、同乗者に「安全運転ですねぇ~~」と感心されることがしばしばある。それは、被害者意識よろしくでいうところで「どん臭いのぉ~~」と言われていると思う。でも、それでOKなのだ。

妻からもよく「おとしゃん、車、遅い。」という理解不能な批判を喰らうことがある。言うまでもなく、私は「おとうしゃんレーサー」ではない。マッハGOGOGOではないのだ。そもそも、我妻は「運転中」である私に対する注文が多過ぎる。やれ「ジュースのプルタブを開けろ」だの、やれ「足を揉め」だの、やれ「歌を歌え」だの、やれ「チョコレートはないのか」だの、ホントにもう、アレである。

それに、やはり言うのだ。

「ずっと左側走ってる!右側、びゅーんっていきなさいぃ!!」

公共の道路を「上手に走る」の定義は速度にないとあれほど・・・

いかにマナーを護って、いかに周囲の安全を考慮して、身勝手にならず、危険を回避して、より快適に安心運転ができるのかが問われておるはずだ。その点、私は速度も出さんし、譲り合い精神がそのままハンドルを握っているようなもんだから安全だ。どうぞお先に、私がガチコメです。どうぞどうぞ、おばあちゃん、急がなくていいよ。

そんなこんなで、ガチコメタンクも5年目。まだ、メインカメラがやられただけだぁ!と意地を張っておったのだが、それでも、あの売国企業のセールスは脅かすのだ。

「下取りがつかなくなりますよ?ずっと車は乗るんでしょ?」





緊急家族会議を開く。議題は「車を買い替えるのか?どうなんだ?」である。

妻:「・・・・USJに行きたいから、おとしゃんに一票。」
倅:「・・・塾のお金も大変だろうしなぁ・・・でも、お父さんに一票。」
りーちゃん:「かるるるル・・・(機嫌が悪かった)」
むーちゃん:「はっはっは・・・・はっは・・(何かを舐め過ぎて息がキレている)」

ところで、少し前の朝、いつもとなく妻がキレていたから理由を聞くと、「むーちゃん」がベランダのゴミを漁っていたという。「ケンタッキーの喰いカス」が混在するゴミ袋に反応したのだろう。まあ、それだけでは珍しくもない話であるが、妻がそれを発見し「ごるぁ!」と声を発した瞬間、むーちゃんは即座に振りかえり「ゲップ」を喰らわせたというのである。妻は、そのタイミングといい、角度(笑)といい、とても「犬のそれ」ではなかったと憤慨していた。明らかに「なんや?ケンタッキーの骨は最高やな。」という小馬鹿にしたゲップであったというのだ。いやいや、そんなことはどうでもいい。車である。

駐車場には「妻専用ザク」もある。ここで私が新しいモビルアーマーを購入するとなれば、だ。なんか思いあがっているのではないかという「心の声」も否定できん。安い買い物ではない。これは贅沢ではないのか。ホテルのバーは安いのか。私は「立ち飲み屋」ファンではないか。極力「笑笑」は避ける私だが、安居酒屋で飲むのは嫌いぢゃぁないぞ!!

で、虹の会の会長の日記を読んで決めた。
http://hageriman01.iza.ne.jp/blog/
<これは背伸びすることを戒めるだけではなく、その逆・・・社会的立場や所得が高いにも関わらず安すぎる服を着たり安酒場などで飲食することも戒めている。

つまり、こういうのは節約ではなく「吝嗇(りんしょく)」なのだ。

世界第二位の経済力を誇る国の首相が、庶民と同じ安居酒屋を利用しているとすれば、外国はどう見るか?>

ですよねぇ~~~(o´ω`o)ぅふふ

<つまり、こういうのは節約ではなく「吝嗇(りんしょく)」なのだ。>

良いこと言うなぁ・・・ハゲゴンはぁ・・・

買おっと(。+・`ω・´)シャキーン☆

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