忘憂之物

ガチコメ的「みつをのはなし」

■2008/07/17 (木) ガチコメ的「みつをのはなし」1

このクソ不景気の中でも「世界一周旅行」という豪勢な船旅に出かける人はいるもんだ。さすが「政府与党はこの格差社会をどうするんだ!!」と吼えるだけのことはある。庶民に優しい政治家は、今日も貧困に喘ぐ貧しい国民の味方だ。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3902071.html
<ピースボート、不具合で出港差し止め>

なんとまあ、<この客船は、今年5月に横浜を出港し、8月末に日本へ戻る予定で、日本人旅行者960人を含む乗客・乗員1200人が乗船しています。>ということらしいが、その乗員を含む「240人」とやらはどこの国籍だったのか。にしても、960人もの日本人旅行者が数十万円、小遣いも合わせたら百数十万円を出して「世界一周旅行」とは、さすが貧困層の味方である。格差社会バンザイ。

で、なんでも、その「平和の船」にはでかい穴が開いていたらしい。ちなみに、犯人は虹の理事長ではないらしい(笑)。イージス艦とぶつかったわけでもない。

それに―――――

・・・!!

あ、ああぁ、そうそう。

わ、忘れないうちに・・・・「虹の会」の帝さんからの指令で、この動画を日記に貼り付けておくようにと言われたのであった。忘れたら「イカの餌」にされてしまう。

ええと、コレ。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://jp.youtube.com/watch?v=dcjwpz-6d2s
<わたしの竹島ですが、何か?>

私もみた。タイトルからして「当然のこと」&「普通のこと」というイメージが含意されている。よくできていると思う。私もさっそく社内のコミュニティブログで紹介することにする。私が言葉で説明するよりもわかりやすくていい。

「2」へ

■2008/07/17 (木) ガチコメ的「みつをのはなし」2

-

この「わたしの竹島ですが、何か?」にも頻繁に出てくる「個人主義」による弊害。私もこの日記で何度も何度も書いた。家族から地域、そして国家へと繋がる帰属意識の崩壊こそが亡国の兆しであるとした。そしてもう、周囲で「わけのわからないこと」は起こりまくりである。「無責任」とか「怠惰」とか、「幼稚」とか「傲慢」で片づけられる話ではないことが頻発する。これらは、すべからく「個人主義の弊害」に起因する。

勝谷誠彦氏が忌み嫌う「世界でひとつだけの花」かなんか知らんが、スマップとやらのヒット曲があるが、あの、「ナンバーワンにならなくてもいい。元々特別なオンリーワン」とかいうアレだ。思春期を迎えた不安定な餓鬼のハートをずぎゅんであろう。

余談だが、私は「相田みつを」とかも嫌いである。トイレの中とかによく貼ってあるが、つまり、「トイレで読むもの」なのであろう。人間がパンツを下げて用をたすという「生理現象」の最中しか無理だ。「無防備なところ」でしか意味を成さん。所用が終わり、ドアを開けてまた社会に出れば、みつをセンチメンタルはそこで終了する。考えてもみよ。

普段、気を張っているときに、だ。

「まあ、いいぢゃないか。にんげんだもの。」

とされて納得できるわけがない(笑)。どんな権力者であろうが、金持ちであろうが、孤独となり、権威を包む依服もなく(下半身だけだが・・・)、およそ平等な本能的行為を行う「トイレ」という場所でしか、私は素直になれんのだww

「3」へ

■2008/07/17 (木) ガチコメ的「みつをのはなし」3

国際外交において、領土問題が横たわっているのに、

「せとものとせともとは、ぶつかるとわれちゃうんだなぁ。どっちかがやわらかければわれないのになぁ・・・」

などという理屈で「やわらかく」なった日本は領土を盗られまくっている。拉致された人々も取り返せないでいる。こういうときは「みつを」ではなく、「がちこめ」でイケ。

「むこうがせとものだったら、こっちはてつでいけばいいんだなぁ。たたきわってやればいいのになぁ。―――がちこめ――――〆(・ω・`*)」

-

「個人主義」に話を戻す。

例えば――――

「嫌なことは嫌だとはっきり言う。」
「ダメなものはダメだと毅然と言う。」

また、

「自己主張」という言葉のまやかしもある。

表面だけをみれば、これらのことは「正当性」を感ずるものでもある。
まあ、単純な話なのだが、

「おい、万引きしてこい!」

と言われて、

「断る!そんなことしちゃダメだ!」

と言い返す。これはOK。

「なぁ、金貸してくれよ。今度、いつか、出世払いで返すからよぉ~」

と言われて、

「断る!私は金の貸し借りは嫌いだ。サラ金にでも行け。」

と言い返す。これもOK。

そして、これらには「リスク」が発生し、それは共通する。

つまり、

「なんだと?ごるぁ?」

という修羅場も覚悟せねばならない場合もある。

そして、往々にして「個人主義」を標榜する連中はコレを避ける。すなわち、それが奴らのいう「個人主義」なのである。「個人のため」にはリスクは避けねばならん。できるだけ揉め事を避け、事なかれ主義で立ち回らねばならん。「信念無き自我」である。

「4」へ

■2008/07/17 (木) ガチコメ的「みつをのはなし」4

己の美学に反するならば、もしくは倫理感、道徳観念、社会的価値観に反することならば、リスクも厭わず押し貫くことこそが「真の個人」を引き出す条件となるはずだ。つまり、現在において日本で蔓延する「個人主義」とやらは「自分主義」に過ぎないわけだ。

「自分主義」とは、例えばこんなことだ。

「忘年会?仕事場以外で気を使うのも嫌だし、行きませんがなにか?」

「今日、ちょっと嫌なことがあって、ちゃんと仕事できないと思うんで帰ります」

「自分のやりたい仕事ではないんです。やりたいこと?まだ、わかんないです」

「自分はちゃんとやっているのに、周囲が邪魔をしている。なんとかしてください」

自分自分自分自分・・・・自分教の信者である。

「竹島?どこですかそれ?」
「拉致?・・・ああ、そうなんですか」
「南京?慰安婦?よくしらないんですよねぇ~~www」

無関心無関心無関心・・・・興味があるのは自分のことだけ。

「あいつが悪い(自分は悪くない)」
「この人が原因でしょう(自分に要因はない)」
「会社がおかしい(自分だけはまとも)」
「世の中がへんだ(自分が変では絶対にない)」

「政府が悪い(選挙には行ったことない)」
「支那人が悪い(よく知らないけど)」
「朝鮮人が悪い(よく知らないけど)」
「露助が悪い(よく知らないけど)」
「アメリカが悪い(すがりついていたいけど)」

せかぁいにぃ~♪ひとぉつぅ~~♪だぁけぇのぉぉ~~はぁぁなぁ~~♪

-

「わたしの竹島ですが、何か?」には、思いっきり、

国・内・問・題

とされている。ホント、結局はその通りだな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000041-yonh-kr
<「対馬も韓国領」ハンナラ党で強硬発言が続出>

「領土問題で一歩でも譲ったらアウト」

その通り。ズカズカとやられる。無論、相手に原因はある。しかし、それを「護る」のはこっちの責任である。その責任を放擲するとき、相手の原因は不問とされる。世の中そんなに上手くできてない。「正義は勝つ」も大概にしろと、「勝つ」のはライダーキックで相手を吹き飛ばすか、スペシウム光線で相手を焼き殺すかの後、だ。もう、いい加減気づけ。

「5」へ

■2008/07/17 (木) ガチコメ的「みつをのはなし」5

<許泰烈(ホ・テヨル)最高委員は16日、汝矣島の党本部で開かれた最高委員会議で、常に独島は韓国領だと主張しながら同じ対応をしているのは残念だとし「対馬も韓国領だと対応していくことが歴史の流れから見て意味のあることだ」と主張した。>

物置は盗ったから、今度は勝手口だと強盗が吼えている。さあ、お父さん、それでもスル―ですか??子供はもう、何人も攫われている。さあ、それでも「なにすんだ!こら!」と言えないお父さんは「夏休み」ですか?警備会社のアメリカさんは機能してますか?

で、なんかもう、悲しいことをいう。嗚呼、耳が痛い。

<一方、李明博(イ・ミョンバク)大統領が北海道洞爺湖サミット会場のホテルで、福田康夫首相から日本の独島問題明記を通知され、「今は困る。待ってほしい」と求めたとする日本・読売新聞の報道と関連し、鄭夢準(チョン・モンジュン)最高委員は、「日本メディアは国益のために政府と歩調を合わせるだけでなく、談合までしているのではとの印象も受ける」と述べた。>

残念だ。「反対の意味で」談合しとるんだよ(笑泣)。国益に反することで歩調を合わせるんだな、コレが。日本にはネピアとクリネックスと朝日新聞と毎日新聞があるんです。おどろいたでしょ?まさか、知ってて言ってるのでわ・・・?

-

で、ちょこまかと、ウザい&どうでもいいことを・・・

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080717/kor0807171156002-n1.htm
<韓国が日韓外相会談を拒否 竹島問題への反発か>

国レベルでの「自分主義」ww

しかし、「やり方」は大いに阿呆だが、その動機は正当なものだ。自国の国益を最優先するということは、その国のリーダーたちの「公共心」そのものなのである。帰属すべき共同体を護るためには「争いも辞さず」という覚悟が必要なのである。そしてその祖国に対する愛情は、説得力のある率先垂範となり、更なる愛国心へと昇華する。「やり方」を違えねば国民は公民と化し、モラルが向上し、規範意識が伝播する。

「強く美しい国」の誕生だ。

では、最後に「みつを風」に〆よう。

「じぶんのものだったらかえせといえばいいぢゃない。ちがうならだまっていればいいぢゃない。――――がちこめ――――〆(・ω・`*)」
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