就任当初こそ7割近い支持率を誇ったオバマ政権だったが、昨年末には5割を切り、現在では4割の真ん中あたりをウロウロしている。あの「プラハ演説」に対する支持は9割を超えていたのだが、ウォール街に公金を投入し、医療問題への対応の不味さで支持率は下降線を辿る。例のノーベル平和賞でも支持率は回復せず、今はタイガーウッズと同じく、アメリカのメディアには叩かれまくりなのであろう。
それでも、ノーベル平和賞を受賞した際の演説では「必要な戦争はある」という言葉を避けなかったし、新たにアフガンへ3万人派兵することも国民に向けて演説した。正しいかどうかはともかく、アフガンから米軍が撤退するには撤退するだけの「結果」も必要だし、事実、武力行使でも何でも使ってアメリカの威信は守らねばならないという「リアルな問題」があるから、どこかの国の友愛のように、耳に優しい言葉だけを吐いておれば、知りません、わかりません、初耳ですと言っていても許されるということにはならないようだ。
つまり、もし、この友愛政権が日本以外の国で発足していたならば、もう、とっくにどうにかされちゃっているだろうと思う。「日本は日本人だけのものではない」と言いながら、この友愛政権は有権者が「日本人だからこそ」生き長らえているという皮肉な政権なのだ。
ま、ともあれ、アメリカ大統領はアメリカ国民が選んだわけだから、バラク・フセイン・オバマ大統領は「アメリカ国民」に向けて演説もできる。ある意味、本当に「選ばれた」わけだから、アメリカ国民も「選んだ」という自覚に基づいて聞くことが出来るだろう。
ちなみに「大統領」は英訳すると「President」であるが、これは支那の国家主席でも同じ。北の将軍様も英訳すると「President」だし、台湾の「総統」も「プレジデント」だ。さすが英語。ならば、日本の総理大臣も英訳すると「ぷれじでんと」か「とらすとみ」かというとそうではなく「prime minister」となる。「プライム」は「最良」とか「重要」という意味、「ミニスター」は「大臣」だ。
現在の友愛総理を「最良」とか「重要」と訳するに、なんともまあ、それならばミニスターよりもハムスターのほうがマシではないかという今日この頃、民主党の防衛ハムスターが「(普天間基地移設問題を)自民党は『出来なかったらやめるのか!』と言うだけだが、一緒に協議して考えようと国士的な思いがないのか」と批判しているらしいが、日米で合意している政府案に反対し続け、あまつさえ「政権取ったらひっくり返す」と嘘を吐きまくった政党が、いったいどの口で言うのかとびっくりした。
しかし、驚くのはまだ早い。防衛ハムスターがコレもんであるなら、総理も官房長官も負けてはいない。福島瑞穂レベルである。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100305/plc1003052032028-n1.htm
<普天間に国連軍 首相、官房長官知らず 質問の「ひげの隊長」あきれ顔>
こういう連中なのである。「日本のど左翼」は阿呆なのである。「日本の」「ど左翼」は馬鹿なのである。頭がおかしいのである。議論にならないのである。どんな肩書があろうとも、どんだけ立派な経歴で飾ろうとも、おかしいことをオカシイと思えぬ頭の中は論理矛盾と論理破綻が手をつないで踊っているのである。
以前、たかじんの委員会で、いわゆる「戦犯問題」を取り上げていた。スタジオに大勢の支那人を入れてやった。日本テレビの辛坊アナウンサーが「日本の戦犯は許せない!と思う人?!」という質問をすれば、ほぼ全員が「絶対に許せない」と答える。そして、すぐに「A級戦犯とは、何をした人でしょう?」という質問をすると、なんと、全員が答えられなかったのである。つまり、何をしたか知らないのに、絶対に許せないと答えていたのである。それを自らが「おかしい」と思えぬ連中なのだ。ともかく「日本憎し」ならば、それでよいという短絡思考極めり、そこに理屈も道理も必要ないということだ。こういう連中なのである。こういうレベルなのである。
「普天間基地を国外に!」と言っていた連中が、「5月までに必ず結果を出す」と言っていた総理大臣が、「とらすとみー」とアメリカ大統領に言った本人が、よもや、「普天間基地とはなんなのか」がわかっていないなど、どこのだれが想像しようか。ゼロベースとは機問題に対する政党スタンスではなく、こいつらの頭の中のことであった。また、5日の予算委員会では福島瑞穂は阿呆な総理と官房長官の後に質問されたので、辛うじて直接に恥をかくことは逃れたものの、こいつが(も)そんなこと知るはずもないという疑念は強い。
それにしても、これはエゲツナイ。
<鳩山由紀夫首相と平野博文官房長官は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)が、休戦状態にある朝鮮戦争の再発に備え日本にいる国連軍の指定基地であるのを知らないという失態を演じた。普天間移設には国連軍の扱いも必要だが、国連重視を唱える政権にもかかわらず、首相と平野氏の念頭にはなかったことになる>
<質問したのは、陸上自衛隊のイラク先遣隊長だった「ひげの佐藤」こと佐藤正久参院議員(自民)で「そこも分からずに移設をうんぬんするのはおかしい」とあきれ顔だった>
<日本には国連軍地位協定に基づき国連軍の軍人がいて司令部も存在するが、平野氏は「国連軍の形でいるか分からないが(神奈川県の米軍キャンプ)座間に国連軍の旗を掲揚している」「正規の国連軍は日本に駐留したことはない」と迷答弁。佐藤氏が「7カ所あるうちの一つが普天間だと知っていたか」と質すと、首相は「教えていただいたことに感謝する」と、初耳だと認めるしかなかった>
もちろん、ママからもらった金を「知らない」というのは問題だが、そこは所詮が人間のすること、単に「知らない」ことがあっても問題ない。問題があるのは「知らない」のに反対だったり、意見したりすることだ。本来、出来るはずがないのに、である。
しかしながら、こいつらはもう、毎度の話だが、すなわち「反対のための反対」に過ぎないと知れているのだ。引っ張り回して弄るのは「選挙のため」だけであって、何が沖縄県民の想いなのか、どこのアメリカとの信頼なのか、何が日本の安全保障なのか、こんなの、国会議員どころか、ましてや閣僚、それも日本の内閣総理大臣どころか、日本の社会で使える場所なんてあるのか?
なんたる不誠実、なんたる不道徳、なんたる不謹慎、なんたる不勉強、本当に人間というものは、不当な金や権限を持つと人格が腐るのだと確信する。昔懐かし、社長マンが「ミリオンゴッド」というスロットの設定とは別に「モード設定」があると知らずに、如何にスロットの設定を考えるのが難しくて大変であるのか、凄まじい勉強をしてやっとできるかどうかだ!と講釈たれていたことを思い出した(知らない人は詳しい人に聞いてね!)。
阿呆の極みである。知らないことで専門家面して講釈をたれる。職業にしている。そして、当たり前だが不備が出てすぐバレる。周囲の人は迷惑極まりないし、組織としては多大な損失を被る可能性もあるのに、まだ、そいつは威張っているのと同じだ。
普通の人は、知らないならば「聞く」か「黙っている」わけだ。無論、その理由は「知らないのに口をはさむ資格がない」という常識からだ。そして、万が一、自分がその問題に携わらねばならなくなった場合、人は懸命に学んだりする。質問したり、覚えたり、つまるところ学習することになる。そしてこの佐藤参議院議員が呆れている内容とは「ああ、なるほど。そこまでのことか。深いですね」というレベルにないことも自明だ。
あくまでも基本的知識、言うまでもない前提、知らなければ「その問題を語れない」というレベルの話である。例えよう。
「ゆうあい」という野球チームがある。その監督は「友愛野球」という、何度聞いてもわからないような理念を挙げている。すっかり速球が投げられなくなった「剛腕」と呼ばれるエースにチーム内の事は牛耳られているが、それでも「首脳陣」として監督やヘッドコーチ、打撃コーチやバッテリーコーチまでいて、中でも「戦略コーチ」はこのチーム独特のものらしい。
また、打撃面でもツーベースヒットやスリーベースヒットではなく、アウトになるような凡打も「ゼロベースヒット」と呼んで、選手の成績をよくわからないものにしている。よくわからないが、これこそが「友愛野球」の真髄だと監督は胸を張る。
試合は最終回。大リーグからきているオーナー監督に「とらすとみー」と告げる友愛監督。しかし、状況はツーアウトランナーなし。厳しい場面だ。監督はベンチから指示を出す。送り出した最後のバッターに対し、ヘッドコーチは「よく見ていけ」のサインを出し、バッテリーコーチは「初球からいけ」のサインを出し、打撃コーチはなぜだか「外野は後ろに下がれ」とのゼスチャーをしている。これは撹乱戦法である。これは相手チームを撹乱させるだけでなく「試合を見ている全員を撹乱させる」という効果がある。この友愛監督はずっと撹乱しているのである。ある意味、錯乱ともいえる。
そこで友愛監督はベンチを飛び出す。そして、なんと、規格外の作戦を展開させる!
「代走!!枝野!」
会場は騒然である。ベンチにもコーチ陣が集まる。それもそのはず、だってランナーがいないのである。ランナーが出ていないのに「代走」を告げた監督は史上初だ。
コーチ陣は協議している。マウンドの「ひげ隊長」は茫然だ。
「監督、ランナーがいなければ代走は出せません!」
友愛監督「まじ?まじ?え?そうだったん?え?うわ!マジ?だって代打はあるじゃん!ねえ、代打はあるよね?投手も交代させていいんでしょ?いや、党首的な意味じゃなくてさ、なんつてw」
・・・福島マネージャーはベンチの横でマウンドを見つめていた。
これが「野球に興味を持ち始めたおっさん」だったらばわかる。「知らなかったw」と言ってもよい。周囲も「おいおいww」で済む。しかし、これがプロ球団の監督だったらばどうか。プロとして野球を語り、司令官として選手を扱い、指導者として若手を育てているとすればどうか。先ず、その「とらすとみー」は根底から瓦解するレベルであろう。周囲からは馬鹿にするなと袋叩きにされるレベルなのである。
そして、チームの監督がこのレベルだとどうなるか。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001003050004
<東北の朝鮮学校、生徒から反発>
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100306ddlk26010651000c.html
<高校無償化:除外に抗議、朝鮮学校の子ら「差別だ」京都・中京区で集会/京都>
例えば、こうなる。ルールを知らないならば破られてもわからない。直球見逃し三賑!スリーアウトチェンジ!でも、相手チームのベンチからわらわらと・・・
「6回と8回はストレート投げたらダメだニダ。謝罪と賠償でこっちに5点よこすスミダ」
友愛監督「え?まじ?そうなん?うわ~~怒ってるし~ええと、なら、はいどうぞ。はい、負けでいいです。すいませんでした。なんというか、政権のチェンジアップ、いや、ストレートなマニフェストだったら政権交代できないんで、売国法案は隠し玉なんつてw」
書いてて疲れた・・・
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