ビルに沿って鉄筋とか木材で組まれているアレのことだ。ビルの高さにまで組み上げ、その中に「鳶職」と呼ばれる職人さんが動き回って仕事をしている。見かけると、しばらく見てしまうほどスリリングである。私ならば「そこにいる」だけでも震えあがりそうだが、職人さんらはビルの5階以上の高さでも、ひょいひょいと動き回り「足場」が揺れても怖くなさそうだ。どころか、でかい板を運んでいたりする。私にはできない仕事のひとつだ。
その職人さんが愛用する「足袋」で「地下足袋」というのがある。見かけは「足袋」だが、靴底がゴムでできている。滑りにくく軽い地下足袋は安全面も優れている。職人さんの足には、地下足袋の友愛精神が生きているのだ。ゆうあいゆうあい。ンで、友愛と言えば、実はその「地下足袋」を日本で初めて作って売ったのは、友愛総理のお祖父さん「石橋正二郎」だったりする。石橋正二郎も孫から「コンクリートから人へ」とか言われて、地下足袋はいた職人さんの仕事を減らすとは夢にも思っていなかっただろう。
その後、石橋は日本人の洋装化をみて運動靴を売る。名前は悪いが「アサヒ靴」である。そして昭和6年、ゴムタイヤの世界に飛び込む。「ブリヂストンタイヤ」設立である。当初は売れなかったみたいだが、研究に研究を重ね、日本の道路に適したタイヤを開発することに情熱を注いだ。うむ。さすが、先見の明といい、行動力といい、根性といい、今の日本の総理大臣の孫とは違い、すごい日本人だった。
また、石橋正二郎は、
「一生かけて事業をやると決めたからには、世のためになることをしたいと夢に描く」
と言った。その孫はこれを「友愛」だと思ったのだろうか。お祖父さんが苦労して築きあげた財産は、長女から孫たちへと配られていたのだが、とりあえず、孫らは月に1500万円ずつもらいながらも「知らなかった」と言っている。石橋正二郎からしても詮無い話だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000629-san-pol
<「鳩山政権は危険水域に」? 元秘書起訴に野党から批判続出>
しかし、この友愛総理、どこでもなんでも「とらすとみー」である。「知らなかった」など、当たり前に国民から信じてもらえないだろうとしながら、事実は事実だととらすとみー。思えば、マニフェストも、財源もとらすとみーであった。オバマ大統領にもとらすとみー。クリントン国務長官にもとらすとみー。でも、すぐに大使が呼ばれて「とらすとってんじゃねー!」と叱られたから、なんだか少しは焦り始めたww
谷垣総裁からは、
<首相の記者会見を見た感想を「首相の『トラスト・ミー』という言葉を信じる人は今や世界中、誰もいないだろう。白々しいと思うのが大方の感想だろう」と述べた>
とちょくられる始末。この人も自転車のタイヤは確認したほうが良い。ゴムタイヤはブリヂストンではあるまいな。ま、もう、自民党もどーでもよいが(笑)。
でも、与党は一枚岩で友愛総理を庇うつもりみたいであるぞ!?
<一方、政府・与党は首相の擁護に懸命だった。平野博文官房長官は記者会見で「日本の総理大臣として国政にあたることが使命だ」と述べ、辞任の必要はないとの考えを強調。国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融担当相は「そこまで国民は首相を責めないと思う」、民主党の山岡賢次国対委員長は「(通常国会への)影響はさほどはない」と強弁。渡部恒三元衆院副議長も産経新聞の取材に「政治権力を利用して金をもらったとか資産を残したのなら非難されて当然だが、お母さんからもらった話だからな…」と述べた>
ちょっと面白いから、整理しておこう。
自民党と公明党からの批判はこうだ。
谷垣:「首相は即刻に内閣総辞職か、衆院を解散して国民の信を問うべきだ」
加藤:「政治家は、どんな昔であっても自分がしゃべったこととの整合性が問われる」
公明党・山口:「筋の通った責任を取るべきだ」
中曽根:「私財であっても公金に転用したのだから、政治資金の処理を厳密に意識していなかったような気がする。ルーズであった」
これに対する擁護の理屈はこんなんだ。
平野官房長官:「日本の総理大臣として国政にあたることが使命だ」(意味不明)
亀井郵政改革・金融担当相:「そこまで国民は首相を責めないと思う」(甘い憶測)
山岡国対委員長:「「(通常国会への)影響はさほどはない」(ンなわけないし、だからなに?)
渡部元衆院副議長:「政治権力を利用して金をもらったとか資産を残したのなら非難されて当然だが、お母さんからもらった話だからな…」(それでもダメだから元秘書は起訴された)
(おまけ)小沢:スル―ww
しかしながら、この期に及んでもなぜに辞めないのかと思えば、それはこういうことをするからだ。お祖父さんは働く職人さんの役に立ったが、この友愛の孫は「ど左翼」の役に立っている。だから、なかなかギリギリ切られない。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091225/edc0912251005002-n1.htm
<高校学習指導要領解説書から「竹島」の記述消える 中学解説書から後退>
日本人からすれば、島根県で「独島は我が領土!」とやる韓国人を見て「何を言っているのか。ふざけるな」と思うことだろう。まあ、中には「それどこ?」という日本人もいるし、なんとも「あげればいいじゃん♪」という阿呆もいようが、ともかく、我々の中にすら「そんなこと言っているのは韓国人だけ」という甘い認識があるのではなかろうか。これ、そういう「ちゃんと意識している日本人」以外の日本人や、とくに「よくわかっていない外国人」からすれば、島根県で「竹島を返せ!」とやっている日本人のほうが少数派であり、極端な民族主義者だとか思われる可能性はないか?
「日本海の呼称」についても同じく、対馬についても同じく、韓国は国ぐるみである。国際社会でも声を大にして叫んでいる。また、日本の腐れ左翼の文部科学省でも、一応は「領土問題」とは認識しているわけだ。つまり、領土問題とは外交問題のことである。そして、外交には対話による外交と武力による外交があろう。そして、言うまでもなく、なぜだか日本は武力による外交問題の解決はできない。ならば、せめて、姿勢だけでも、言葉だけでも意志表示をせんと、このように、日本の主権はグラグラに揺るがされることになる。
本来、韓国の教科書に「竹島と書け」と言ってもいいのだ。内政干渉ならば、10手も100手も向こうが先だ。韓国が何と言うとも、日本国内の教科書には事実を、現実を書かねばなるまい。「日本固有の領土であるが、韓国が武力で不法に占拠している」と書くことすらできんならば、アメリカの基地がどうのという資格などあるわけない。言うがままにされておけばいい。どうせ、そんな国の「主権」など建前にすらなっていない。
この友愛総理はよく「いのち」を口にする。(どこのか知らんが)国民の命を守る政治などと抜かす。なるほど、チベットも東トリキスタンも内モンゴルも「生きてはいる」わけだ。数が減ろうとも、弾圧されていようとも、屈辱を味わい、その日その日を必死にであろうとも「生きている」に違いない。そういえば、この友愛総理は「日本の主権を護る」とは言わない。それに限っては「とらすとみー」さえ言わない。「日本の誇りを護る」とも絶対に言えない。それを切り売りするのが仕事なんだから無理もない。
だからこそ、日本独自で国を護る術もなく、アメリカをビビりながらも挑発し、支那朝鮮には媚びるのである。今更だが、今の民主党など、それしかやっていないではないか。
基地の問題もそうだ。「沖縄県民の気持ち」がどうのと誤魔化してはいるが、今年の11月に辺野古で行われた反対集会の参加人数も、また誤魔化していたと産経新聞が書いた。例のごとく「主催者発表」では「2万1千人」だとしながら、実際は8千人ほどだったらしい。今度は阿呆みたいに「11万人」としなかったのは学習能力だろうが、名護市の関係者は「沖縄県民の138万人からすれば1万人弱。しかも県外からの参加者もたくさんいた。大会決議が県民の総意かどうか、考えればわかることだ」と斬って捨てている。また、どうせ飛行機のチケット配ってバス出して集めたんだろう。ンなもん、言うまでもなく「沖縄県民の総意」ではない。単なる「反日反米、親支那朝鮮市民グループの総意」に過ぎない。ほとんど沖縄観光の駄賃みたいなもんだ。その1万人弱、日本人は何人いたんだ?
また、誤魔化しで済まない話もある。安全保障上、極めて危険な状態であるといえる。友愛総理の「とらすとみー」が、どれほど悪質なのか、どれほどクソ呑気な話なのかもわかる。この政権はもう、1秒でも早く打倒したほうが良い。
「リムピース」というサイトがある。http://www.rimpeace.or.jp/
6月22日の産経新聞によると、このサイトは「環太平洋平和運動」という名目で運営されているサイトである。今年の4月14日、嘉手納基地には「WC135大気収集機(通称コンスタントフェニックス)」が駐機していた。同機は旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の際、大気中の放射能を検出したことで知られる。北朝鮮がミサイル実験をした際、このコンスタントフェニックスの機影を最初に撮影し、リアルタイムでサイトで報じたのは、この「ど左翼」どもだった。「ミサイル発射前日には待機しており、米軍はかなり前から準備していた」とやって軍事専門家を驚かせた。
なぜに、このような「ど左翼サイト」が日本の安全保障上重要でる米軍の機密を、いとも簡単につかめるのかと言えば、その原因は「道の駅かでな」である。これは嘉手納基地に隣接する「展望台付き」の民間施設である。つまり、平和平和、自由自由、権利権利と何でも許しているから、そこから漏れ伝わっているのである。
こんな阿呆な国と付き合えるアメリカは、実は懐が深い良い国なのかもしれん。こんな阿呆な国、何兆円出そうがお断りされるのが国際常識ではないか?簡単にイージス艦の機密も漏れたり、まあ、ともかく、こんな呑気な国と仲良くして、友愛だなんだと遊んでいたら自国も危なくなるわけだ。
そして、なぜだか支那人の旅行者は「嘉手納基地」を見たがるらしい。地元の旅行会社の添乗員も「必ず見たがる」という。タクシーをチャーターして「普天間」や「嘉手納」、「那覇軍港」や「ホワイトビーチ」などを回るらしい。沖縄は私も2度ほど行ったことがあるが、遊ぶところも見るところもいっぱいあるのに、なぜゆえに支那人グループはアメリカの軍事施設ばかり興味があるのか。
観光できたと言いながら、なぜか沖縄の石油備蓄基地を熱望する支那訪問団には人民解放軍の幹部がいたらしいし、基地の情報収集に詳しいとされる「基地マニア」は地元の革新政党の事務所に出入りしているらしいし、本土から来る「反戦平和市民グループ」の案内役だそうだし、なにやら支那の要人グループの案内もしていたそうな。
「道の駅かでな」の屋上レストランで働く店員さんは「機材が半端ではない。5人ほどで完全に基地全体をカバーしている。なぜか偵察機の離着陸情報があると必ず現れる」と語っている。もう平和ボケもほどほどにせんと、国がなくなるまでもう少しではないか?
鳩山政権は、早急に「日米合意」に基づいた辺野古移設を行うべきである。日本の安全保障上、重要な役割をもつ沖縄基地や、国境の島々の「国防における意味」を理解せよ。白昼堂々、スパイが観光しながら仕事する国とはおかしいのだと気づけ。
沖縄基地問題は「それから」考えるべき問題であり、「それより」重大な危機は待ってくれない。友愛総理は「反対運動が激しくて、ちょっと・・」というなら、それを「日本国民の命」と天秤にかけて、どのように排除するのかを考えて実行すればよいだけの話である。
偉大なるお祖父さんは、日本の近代を象徴するビル群を支える「足場」で働く人の「足元」の安全を確保した。もし、友愛総理にその立派な祖父様の血が一滴でも入っているならば、己の足元ばかり見てないで、日本国民の「足場」が崩れんように「いのち」をかけろ。
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