忘憂之物

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中国、レーダー照射否定=日本政府に伝達―岸田外相会見

2013年02月08日 | 過去記事


中国、レーダー照射否定=日本政府に伝達―岸田外相会見

<岸田文雄外相は8日午前、閣議後の記者会見で、中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダー照射に関し、7日夕に中国側から「日本側が対外公表した内容は事実に合致しない」と日本政府に伝えてきたことを明らかにした。これに対し、日本側は「中国側の説明は全く受け入れられない」と反論したと発表した。
 中国側の説明は7日夕、中国国防省から北京の日本大使館に伝えられた。レーダー照射をめぐり、中国側は5日、日本側の抗議に対して「事実を確認している」としていた。
 7日の中国側の説明に対し、日本側は「わが国の防衛省で慎重に分析を行った結果だ」と指摘した上で、「ぜひ誠実な対応を求めたい」と主張した>




テレビではまだ「この時期になぜ?」とか「なぜいまなのか?」とやっている。連立与党である公明党、山口代表が安倍総理の親書を習近平に渡したのに。鳩山由紀夫が「係争地だ」と阿呆を晒したのに。嘘丸出しの大虐殺記念館にも行って「ごめんなさい」したのに。なぜに「安倍政権の背中を押す」みたいなことをするのか、と訝しんでいる。

天声人語も7日、支那による射撃用レーダー照射を受けて<いささか品を欠くが、ガンをつけるなどと言う。ガンとは眼のこと>として「射撃用レーダー」を大阪弁で言うところの「メンチ」に喩えている。天声人語によると射撃用レーダーとは<照射はミサイルなどを撃つ準備で、いわば殴る前の腕まくり>だそうだ。だから<高をくくっての嫌がらせは腹立たしいが、「なめんなよ」とにらみ返しては術中に陥る>と中学生の喧嘩みたいに扱う。

要するに「睨みつけて」「腕まくり」しただけ。日本は「相手にするな」と説教している。これは我が倅が「コンビニの前でメンチ切られた。怖かったから逃げて来たw」と馬鹿にするのと同じだが、以前、東京都で17歳の少年が警察官に「レーザーポインター」を照射して逮捕されたことがあった。公務執行妨害か暴行罪が知らんが、日本では逮捕で済むかもしれないが、同じことをアメリカや支那でやればどうなるかは考えなくてもわかる。

射撃用のレーダーを照射してくる、ということは当然に「撃ってくる」可能性を否定しない。実戦に準ずる行為、すなわち「撃つ」という段階に突入していることを意味する。左巻きのアホンダラは知らないかもしれないが、普通、拳銃は構えただけで「武力行使」になる。撃った撃たないはあとの話、結果論に過ぎない。つまり、国際常識では天声人語のいう<腕まくり>のレベルにない。既に胸倉を掴んで拳を構えている。ここで「なめんなよ」と睨み返しても殴られるなら殴られるだけになる。つまり「殴り返す」ならここしかない、というタイミングのことだとわかる。

軍事の専門家も「戦時下でもないのに非常識」と口を揃える。つまり、支那共産党人民解放軍は国際的に非常識な行動を繰り返している。まさに一文のとくにもならない。相変わらず阿呆な国だと笑われるだけだが、これは北京のコントロールが効いていない証左だ。

だから支那は先ず否定する。これはパターン化している。毒入りの食品を輸出したり、新型インフルエンザやSARSの感染源と知れたときもそうだった。黄砂に大気汚染も同じく、先ずは「関係ない。知らない」と強弁する。それが無理になってくると「余所の所為」にする。輸入した外国企業の責任だとか、日本が悪いとか。

更にバレると「例外だ」とかやる。普段はそんなことないけど、これは本当に偶然、なにかの間違いでこうなった、みたいに言い始める。「中国はそんな国じゃないアル」と自己弁護の必要性を感じ始める。次は「言い分け」。得意の「中国は発展途上、大目に見てくれアル」を言う。このくらいから「反政府組織」やら「反動勢力」も罪を着せられる。日本国内の右翼勢力の陰謀アル、とかがそれになる。それも通じないと「怒る」。支那語で「脳羞成怒(ナウシウチエンヌウ)」という。逃げ場がなくなるとヒステリーを起して、無茶でも何でも通す。ここまでくると計算も何も無く、朝鮮戦争で負け、ベトナムに戦争売って負けたりしたのと同じ、後先がわからなくなる。

では、どうすればよいか。あっさりわかりやすいのが日清戦争。女真族と漢族の差異はあれど、あの大陸とどうこうするなら、ぼこぼこにするのが最もスムーズになる。日清戦争当時、日本は「戦力差3倍」を問題とせず、清国の兵士は3万5千人以上が戦死した。日本の戦死者は1132名。しかし、病死は10倍を超えた。ともかく汚い。ともかく不衛生。「暗黒大陸」と関わると碌なことがないのは今も昔も同じだ。

そして「下関条約」になる。そこで先ずは「朝鮮に手を出すな」と約束させる。遼東半島、台湾、澎湖諸島などを「永遠に日本に割与する」と約束させる。それから賠償金は2億テール。いまの金で9000億円ほど。当時の日本の国家予算の4倍だ。そして日本特有といってよい「第5条」になる。割与された土地に住む支那人は引っ越ししてもいい、所有不動産を売って自由にどこにでも行っていい、とする。でも、2年後に割与された土地に住んでいれば「日本人」になるよ、とした。虐殺もしなければ追い出しもしない。大した差別国家もあったもんだが、この戦争がきっかけとなり、清国は欧米諸国の半植民地状態になる。

「眠れる獅子」じゃないとバレたからだが、この先には「辛亥革命」が待っている。


昨日、国会中継を見ていたら、民主党の原口が安倍総理に「ググれ」と言っていた。久しぶりに飲んでいた名酒「立山」が過ぎたのかと思ったが、どうやら本当に言っていたらしく、安倍内閣の方々には御苦労さまです、と労う言葉しか思いつかない。そのあとの辻元清美も「私も過去、議員辞職しましたけど」とのことで、前回の安倍総理辞任に理解を示し「一度挫折した者同士」と括った。たかが秘書給与のピンハネと難病で辞任せざるを得なかった総理を並べて乗せる神経に参った。

その前の前原も哀れだった。自分が「言うだけ番長」と揶揄されたから、安倍総理にも喰ってかかるわけだが、だからなんだ?というだけで終わっていた。日本の政府も馬鹿を相手にしている余裕はないが、まあ、国会中継で有権者に「あんたらね、前回の選挙、こんな馬鹿どもに投票したんですよ」と警句を発する代わりになってよろしい。それと合わせて支那の傍若無人。露助の傲岸不遜。日本人の目は徐々に覚めつつある。





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