忘憂之物

ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」

■2008/08/13 (水) ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」1

「稲中卓球部」という漫画が好きだ。最近ついに「パチンコ機」にもなった。無論、当店は導入していない(笑)。

んで、どのシーンだったかもすっかり忘れたのだが、たしか「前野と井沢」という主人公たちが「嘘をつこう!」という遊びの中、前野が嬉しそうに「がんばれ!ヤワラちゃん!!」とやる。すると、井沢と田中くんに「すっげぇ嘘www!!どーでもいいくせに!!」と突っ込まれるというだけのシーンを思い出した。たしか、五輪が近かったはずだ。

しかし、なぜだか「復刻版」のほうでは「セリフが変更されている」のであった。たしか、「すっげぇ嘘www興味ないクセに!!」に変えられているはずだ。間違ってたらびっくりする。にしても、「どーでもいい」から「興味がない」に変更しているということの意味は何だろうか。なにやらネガティブなイメージ、投げやりな感じのする「どーでもいい」よりも、あくまでも「個人的に興味がない」という、いわば趣味趣向の範囲であると強調しているのはなぜだろう。もちろん、前後の脈略、この漫画の色、キャラの刹那的反応からして「変更前」のほうがしっくりくる。

作品を読んだ人ならば理解できると思うが、主人公のひとり「前野」というキャラクターは独善的で傲慢な性格ながら、寂しがり屋で人懐っこくもプライドが高いという「扱いにくい変態」である。世間が五輪で騒いでいようとも我関せず、もしくは、その雷同的な反応に対するニヒリズムであったから面白かったのだ。

それが「個人的には興味ないけどね」という「そこだけが普通の中学生」になってしまっているから違和感ありまくりなのである。恐らくは出版社のほうから「水を差すようなネームはちょっと・・・」と要望されたのではないだろうか。影響力のある漫画だったと思われる。

「2」へ

■2008/08/13 (水) ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」2

まあでも、それもわかる。

4年に一度、選手たちは力を出し切り、地元も国もそれを応援する。それを「偏狭なナショナリズム」だと眉間にしわを寄せる変態よりは、「がんばれ!ヤワラちゃん!」と素直に盛り上がっているほうが健全であり、平和な話である。わざわざ中学生に「五輪なんか、だからなんだっていうのか?」と冷笑主義に浸らせる理由もあるまい。

世界各国のスポーツマンが集い、各種の競技を持って「健全」に戦う。選手たちは「応援してくれるみんなのために・・」とモチベーションを構築しながら、厳しい練習にも耐え抜くのである。そして、その「健全」な姿を世界各国の人が観て、泣いたり笑ったりと、感動するわけだ。もちろん、経済的にも大きな催しモノである。

また、その裏側には「平和的」というテーマが前提となる。社会が秩序ある状態(平和)でなければスポーツの祭典もヘチマもないというのが国際常識であろう。世界各国から大勢の観客や関係者が集うわけだから、その国の国民、文化、経済も垣間見られることになる。つまり、途上国が近代国家となるイニシエーション(通過儀礼)という意味でも、五輪開催は意義のあるモノかもしれないわけだ。ちなみに、私はそれがメインではないかと思うから、今更に東京五輪は不必要であると思っている。

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■2008/08/13 (水) ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」3

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さて――――

先ほど私は、五輪の意義のひとつとして「健全」と書いた。それは「スポーツの祭典」ということからも、外れた意見ではないと思う。世界が見守る中、ルールが策定されている「スポーツ」を行うわけだから、それは「健全」でなければならない。つまり、「健全」でなければ五輪の意義を失うとも換言できる。

参加したすべての選手、関係者には気の毒だが、言うまでもなく、予想通り、今回の支那五輪は大失敗であるというのが「多くの世界の人々」の本音であろう。

それは「花火がCGだったから」だけではなく、また、「少女の歌が口パクだったから」などという、いかにも「支那らしい」張りぼての開会式を嘲笑していうのではない。

また、射撃女子の日本人選手の娘さんが、母親の応援のために挙げようとした日章旗を、支那の警備員に取り上げられ、「通行の邪魔になる」とわけのわからない理由で泣かされてしまったという話や、バトミントンでの応援で、禁止されているはずの「巨大な五星紅旗」を振り回し、更には「しゃー!しゃー!(殺!殺!)」と、これまた禁止のはずの「大声を出す」というマナー違反(この場合、開催国である支那が策定したものであるから、これは明確なルール違反である)も、これからもどんどん、各競技で発揮されるであろう「(日本だけに)不利な判定」も百歩譲って、だ。

開催国のレベルの低さ(共産主義国の独善さ)は周知であり、その人民の民度も既知であったことからも、そこに文句は言うまい。知っていて開催させて、知りながら参加すると表明したわけだから、そこにクレームもなかろう。「普通の国」ならば、選手も観客も「嫌なら行かねばよい」という選択肢が残っていたはずだからだ。

「4」へ

■2008/08/13 (水) ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」4

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すなわち――――

支那が「五輪開催国として不適格」であるという歴然たる理由はそれどころではない。

未だに「帝国主義」をもって隣国を植民地化し、更には宗教も人権も弾圧している現実をして、どこをどうして「平和の祭典」なのだと言うのみだ。

新疆ウイグルにおけるテロで使用されている武器に「刃物」があった。「武装した警察」に、それも「どのような性質をもった警察」かを知りながら、明らかに強大で凶悪な相手に「ナイフ一本で向かっていかねばならない」ほど搾取されているのだとわかる。

もちろん、爆弾も使用されているが、それも「バイクに乗って投げる」という使用であった。つまり、武器がないのだ。まあ、それにしても、片手運転しながら重い爆弾を投擲するなど、このウイグル人が五輪に出たほうが金メダルではないかと思うほどだ。

水泳の選手が「命がけでやった」というよりも、よほどリアリティがある「命懸け」ではないか。事実、その命は失われた。

日本柔道の選手で19才の女性がいた。惜しくも銅メダルに終わったと泣いていたが、支那の武装警察を襲った少女は15才だったという。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080813/chn0808131840004-n1.htm
<武装グループには15歳の少女も 緊迫のウイグル自治区ルポ>

ジェノサイドだけは右も左もないはずだ。ホロコーストにイデオロギーは関係ない。

その加害国で行われる「平和の祭典」とは如何に欺瞞の塊なのか。その周辺で流されている血と涙を思い浮かべると、とても「惜しかった!!」とか「やりました!!金メダル!!」などと呑気なことを言っていられない。まさに「どーでもいい」と思う。

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http://sankei.jp.msn.com/world/china/080810/chn0808102017014-n1.htm
<「中国核実験の被害を知って」 ウイグル人医師が日本で訴え>

旧聞だが、こんな記事が産経新聞に「だけ」載せられた。

核実験は46回。この記事にはないが、被爆者は75万人ともいわれる。核を持つ気もない、いや、持つという議論すらできない日本に向って「核廃絶」を訴える偽善が、どれほど「どーでもいい」のかがわかる。その手に振られている五星紅旗の「小さい★」の人々が、どんな目に遭っているのかもしらないで、なにを「どーでもいい」ことをほざくのか。

「5」へ

■2008/08/13 (水) ガチコメ的「(。・ˇдˇ・。) ・・・」5

このウイグル人の医師は「日本だけが原爆の被害で苦しんでいるのではない」ということと、もうひとつ、

<もう一つは北京五輪の開催への一種の抗議だ。中国が初めて核実験をしたのは東京五輪の開会期間中。そして中国は核実験を繰り返し軍事力を世界に誇示しつつ、経済発展を遂げ、ついに五輪を開催できるまでになった。その影で実験のモルモットにされたウイグル人の生命、土地、資源が犠牲となってきた。中国は北京五輪開催を機に、国際社会に人権改善を約束したが、まったく守られていない。五輪後も、中国のウイグル人への人権弾圧は続くだろう。>

現在、支那大陸で行われている「ジェノサイド五輪」についての抗議であるという。これからも、ウイグル人は殺され続けると訴えている。もちろん、直接的、間接的に弾圧されている少数民族の国々は他にもある。世界に名を馳せる大国は、たかだか経済、つまりは「金」のために非難しない。また、言うまでもなく、日本はその「金」のためですら動けない。これからも「金を貢ぐだけ」であろう。そして、相変わらずその「貢ぐ」政治屋に小銭が落ちるだけだ。なんともセコイ国に成り下がったものだ。

ったく、

「日本の役割」とか「日本人の資質」を、このウイグル人の医師に教えてもらえ。

<日本には毅然(きぜん)として中国に対峙(たいじ)してほしい。日本が弱腰になれば、中国は増長する。アジア太平洋地域で私が待ち望んでいるのは、力強い日本であって、強大で独裁的な中国ではない。>

周囲をみよ。

自分の頭で考えよ。

支那共産党の「口パク」している政治屋はいないか?知識人はいないか?現在進行形で虐殺しまくりの反日国家と「友好」など、お粗末なCGよりもできが悪いのではないか?

支那五輪のチャチな張りぼてを見抜くよりも、その奥にある現実を見抜け。
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