ん~~っと、
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080713/plc0807130158001-n1.htm
<竹島の領土明記を伝達 福田首相が韓国大統領に>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080712-OYT1T00807.htm
<竹島「領有」表現避ける、韓国に配慮…学習指導要領解説書>
ちなみに、現時点で「死に紙」と「変態新聞」に竹島関連の記述はない。
まさか、
「国内に向けて領有を明記」⇔「韓国に向けて領有表現避ける」ではあるまいなww
やりそうで怖い。
いずれにしても、読売の「表現避ける」のほうが時事系列で言うと“後”だ。そして、売国紙は報道を控えているようだ。つまり、
やばい。
売国紙は国内世論を刺激しないように配慮しているのかもしれん。報道することで「不味い」ことはしないというのがジャーナリスト宣言(笑)であるということを、我々はもう知っている。まあ、どちらにせよ、韓国に「否定的なスタンス」で書かねばならない事柄だけに、触れないほうがいいと判断したのかもしれんがな。
産経の記事からすると――――
<福田康夫首相が9日に北海道洞爺湖町で行われた日韓首脳会談で、竹島について、新中学校学習指導要領の社会科解説書に日本の「領土」として明記する方針を李明博(イミョンバク)大統領に伝えていたことが12日、分かった。政府筋が明らかにした。具体的な表現はまだ調整中としている。>
あの「立ち話会談(笑)」の内容はこうだったとしている。大統領に福田が伝えてあると「政府筋」とやらが言っているようだ。が、しかし、<具体的な表現はまだ調整中>というのが解せんところだ。自国の領土であると、自国の学習指導要領に記載するのに具体的も抽象的もあるまい。いかに表現しようとも、だ。
つまりは、「竹島は日本の領土なのか?」という疑問を解消せねば、何の意味もないわけだ。今までは「両国が領有権を主張している」と表現しているだけだった。まさに「取り合い」の様相を呈していたわけだ。単に「領土問題」としながらも、その詳細はぼやけたままだった。だから、付け込まれ続けるわけだがな。
「2」へ
■2008/07/13 (日) ガチコメ的「楽観的=阿呆ではない」2
更に、
<政府筋は、韓国国会が新学習指導要領解説書への明記に反対する決議を採択したことを強調。「日本としても(領有権主張のため)明記せざるを得なくなった」と指摘した。>
これも「言い訳臭い」ところだ。かなり弱い意志表示であることに違いない。
つまるところ、
“現状通り、領土問題としては「棚上げ」のまま、今まで通り「実効支配」をしてくれていればよかったが、今回の件で韓国国会は「反対決議」という形で公言してしまった。だから、仕方なく、日本も「明記」することになってしまったぢゃないか。”
と言っているに等しい。
そして、記事は不明瞭ながら、危惧せねばならんと明確なのは読売である。
<中学校社会科の新学習指導要領の解説書に竹島を初めて記述することを巡り、韓国が反発していた問題で、日本政府は12日、当初方針通り竹島の記述を盛り込む一方、「固有の領土」との表現を避けることで、韓国側への配慮を示す方向で最終調整に入った。文部科学省は14日に都内で開催する中央説明会で、都道府県教育委員会の担当者に解説書を示す予定だ。>
<固有の領土との表現を避けることで~>
<韓国側への配慮を示す方向で~~~~>
アウトである。もう、日本政府は竹島を見限ったのだろうか。
「3」へ
■2008/07/13 (日) ガチコメ的「楽観的=阿呆ではない」3
さて、
そして、その「配慮」というものは、いったいどんなものかと読んでみると、だ。
<文科省は当初、「我が国の固有の領土である竹島」と記述する方針だったが、韓国が反発、日本政府内でも日韓関係への配慮を求める声が出たため、関係省庁が協議を続けている。これまでの調整で、竹島に関しては「固有の領土」とは表現せず、北方領土の記述に続けて触れることで、領土問題に関する授業で取り上げるべき対象として位置づける方向となった。>
なんと、北方領土の後に続けるから、文脈で読み取ってくれというわけである。さすがは、全方向土下座外交・日本。世渡り上手の銭失いの罰当たり外交、ここに極まりであろう。
<北方領土に関しては「我が国の固有の領土である、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島が現在、ロシア連邦に不法に占拠されている」と記述する予定だ。韓国が竹島の領有権を主張しているとの記述を盛り込むことも検討している。>
「不法に占拠されている」
と書くだけでも、相当「おかしなこと」であるという国際常識もぶっ飛ぶ感覚である。「普通の国民」ならば、「どうにもならないのか?」を問うからだ。もしくは「ふざけるな。取り返さんかい!」と世論が盛り上がるからだ。既にもう、日本だから通じる「おかしな記述」であるわけだ。そして、それを「外交感覚の違い」とでもいうつもりだろうか。
それに、だ。
それこそが、明らかな虚偽ではないか。
「4」へ
■2008/07/13 (日) ガチコメ的「楽観的=阿呆ではない」4
竹島は不法に占拠されておらんというか?ならば、拿捕されて殺された漁民は、どこの国民だったのだ?「互いの領土を主張している」だけならば、なぜに日本だけが上陸すら許されん状況にあるのかを説明せねばなるまい。もう、それならば、
「我が国は領土問題で韓国と軋轢を生じるよりも、曖昧に対応することによって韓国側に配慮を示すことにした。事実、竹島は韓国の警察隊によって守られており、日本人が近づくことも許されていないが、それでも、我が国は“人の嫌がることはしない”という観点から、これを先送りし、座視する方針を固めたのである。たしかに、北方領土は不法に占拠されているところだが、これも今後において、万が一でもロシア側が竹島の事例を取り上げ、我が国に対し、“竹島と同様に北方4島も不法占拠ではない”という抗議声明を出すようなことがあれば、すぐにでも曖昧対応に変換し、ロシア側に配慮を示したいところだ。」
と記述せよ。そのほうが子供のためだ。
国家とは領土であり領民である。これらを侵されて何もできないとき、その国家はもう「独立主権国家」ではないと子供たちに教える必要がある。
「たけしま?なんすか、それ?」
「ほっぽうろうどぉ?なんですかそれは?」
「原爆落とした国ですかぁ~~?どこ~~??というか、原爆ってどこかに落ちたんですか?アメリカ??なんでですかぁ?戦争してたんですかぁ~~?」
「北京オリンピック効果を狙ってですねぇ~~景品コーナーを中国っぽくですね・・・」
「毒餃子も終わりましたねぇ~~」
「拉致問題?あの北朝鮮の?ああ、なんかよく知りませんけど、テレビでやってますねぇ~」
こんなんを増やすくらいなら、まだ悲観的な大人のほうがマシだ。
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