民主党の鳩山幹事長が「鴻池官房副長官の辞任」を要求している。理由は「大きなスキャンダル」、つまり「不倫問題」だそうだ。しかしまあ、なんとも恥ずかしげもなく、何でも言えるものだ。感心する。▼山本モナと「路上キス」を撮られた写真は、どこぞの「ジャーナリズム賞」を受賞したし、女性プロゴルファの父親もそうだし、お姫さんもいるだろうに、それが「どういうふうに」返ってくるのかわからんのだろうか。▼都合のよいものには喰らいつき、都合の悪いものはなかったことにするというのは、売国マスメディアと同じく相手を舐めている証左である。国民は忘れていない。呆れているだけだと知るべきだ。▼過日、ニューヨークタイムズに載った「韓国政府と米軍」に対する慰安婦問題も、アレからずいぶん経つのだが、朝日の記者は他の新聞を読まないらしい。あれほど取り上げてきた慰安婦問題に対し、この無反応は全くみっともない限りだ。もちろん、編集の自由、報道の自由、取り上げるか取り上げないかは、朝日新聞様がお決めになるわけだから仕方がないが、「都合の悪いことは取り上げない」という姿勢が確立しているだけ、民主党よりは頭が動いているのだろう。▼その朝日新聞が「冗談じゃない？」と見出しをつけて、麻生総理が駆け付けた「山口武平・自民党茨城県連会長の米寿を祝う会」での挨拶をあげている。麻生総理は「あと20年総理できるかな？」と言ったらしい。つまり、「冗談じゃない？」というのは朝日新聞の意見だ。「冗談じゃない？」とは読者に問うているのだろう。「麻生が20年も？冗談じゃない！ですよね？」と同調して欲しくて仕方がないのだ。▼良識ある国民は「探しまくってもお粗末な不倫疑惑しか」出せない政党と、中共の機関紙と成り果てた新聞社にこそ「冗談じゃない！」と思っているということだ。
