産経新聞社とＦＮＮの世論調査によると、「菅内閣で最も期待する閣僚」に事業仕分けを担当する蓮舫行政刷新担当相が、ほかの閣僚を大きく引き離す２１.３％も獲得した。菅直人首相は２１日の記者会見で「無駄撲滅の手をゆるめない証拠として、事業仕分けに最も強力な閣僚を配置し、蓮舫さんに責任者になってもらった」とわざわざ蓮舫氏の名前を挙げ、参院選を前に同氏への強い期待を示した。
２位以下は前原誠司国土交通相（１１．１％）、仙谷由人官房長官（４．５％）、岡田克也外相（３．９％）、原口一博総務相（３．４％）の順。首相に一番ふさわしい人物には、民主党の枝野幸男幹事長が前回調査から倍増の３.４％で、民主党議員では菅首相、前原氏、岡田両氏に次ぐ４位に躍り出た。
ちなみに、蓮舫、仙谷、枝野の３氏は事業仕分けに携わった共通点がある。菅政権の命運は、ここがカギになるか。
私の妻に「南アフリカのワールドカップ、期待する日本代表選手は？」と聞けば「ほんだー♪」という。それだけの話なのだが、有権者の感覚も同じくワールドカップでは困る。妻に「なんで？ほんだ？」と問い詰めれば「んあ？蹴るからやんけ！」と返るだろうが、これまた同じく「しわけー！」ならば最悪だろう。
