忘憂之物

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菅首相、朝の「ぶら下がり」やめた 呼びかけにも無言

2010年06月22日 | 過去記事
菅首相、朝の「ぶら下がり」やめた 呼びかけにも無言

菅直人首相の秘書官が20日夜、内閣記者会の幹事社に対し、鳩山由紀夫前首相が平日の朝に行ってきた記者団との質疑に応じない方針を通告した。

 小泉純一郎氏以降の歴代首相は、原則1日2回、記者団との質疑を行ってきた。鳩山前首相は朝、住居の首相公邸から執務室がある官邸に移動する際、短時間立ち止まり、記者団の質問に答える「ぶら下がり」に応じていた。

 菅首相は19日に公邸に引っ越した。20日夜になって首相秘書官の一人が「(首相は)どうせ答えないので、21日以降、朝の公邸前の取材は許可しない」と通告した。21日朝は記者団が「朝のぶら下がりをやっていただけませんか」と呼びかけたが、首相は無言だった。



国会を延長せず、前代未聞の予算委員会潰しで参院選に逃げ込んだ民主党は、国民に向けての記者会見もしないことを「方針」としたそうだが、代わりに機嫌よく行うことにしたのは、街頭で一方的に「民主党に投票せよ」と喚くことだけ。企業であれ人であれ、質問すらさせない、というのは疾しいか、相手を愚弄している場合だ。民主党の場合は両方なんだろうが、しかしながら「選挙のプロの企て」とすれば稚拙に過ぎはしないか。このまま参院選で過半数を切るなら、民主党とは「小沢がいなきゃ烏合の衆」も頷ける。

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