忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.1.17[3]

2009年01月17日 | 過去記事
当社にも女性社員はいる。以前は管理職もいた。私自身、女性の社会進出には肯定的だし、そこらのくだらん男よりもきめ細やかな仕事ができる女性には頭が下がる。虹の会の女性陣などがそうだ(提灯)。▼しかし、男性と同様、誰でも優れているわけでもない。ダメな奴は男でも女でも同じだ。「女だからって・・!!」という奴に限って、「女の子は残業せずに早く帰りなさい」には反応しない。私が女だったら、そのセリフはそこに持ってくる。▼朝日新聞が久しぶりに「男女共同参画社会基本法」を社説で持ち出してきた。朝日はこの法律を「画期的」だとしながらも、もう10年になるのに<女性の衆院議員の割合は9.4%にすぎず>とご不満らしい。朝日などは「男も女も」と書くところを、わざわざ丁寧に「女も男も」としているのに、なかなか社会に浸透しないと嘆いておられるわけだ。▼更には<男性の意識には変化が見られる。女性の働き方で、子育てなどの中断なしに仕事を続けるのがいいとする人が急増している。>と少し喜んで、<しかし、自らが家事や育児に費やす時間は、共働きかどうかに関係なく、30~40分ほどしかない>とまた怒る。更年期障害だろうか。▼ともかく、女性が子育てせずに仕事を続けられる社会、合わせて男性が家事を行う時間が長くなったほうが「法律の目指す社会」なんだそうだ。また<さまざまな場面にある格差を解消し、平等を実現するだけではない。例えば、少子化の解消につながることも期待できるからだ。女性が働きやすく、男性が家事参加に積極的な国は、出生率が高いことが知られている。>と書いておられるが、そらそうなんだが、出生率上位30国くらいは、西アフリカや中部アフリカだが、それを「家事参加に積極的」としていいのか悩むところだ。▼朝日の望む社会とは、例えば「衆院議員の割合が90%女性」という社会なんだろう。さすがは「日本の解体」を目論む工作機関だ。でも、もう少し頭を使おう。




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