また、我らが「虹の会」の会長が同大会で「世界デビュー」を果たしたことも思い出される。なぜだか私も緊張して、フィッシュバーガーも喉を通らなかったほどだ。そして、なによりも衝撃的、且つ、一生の思い出とさせてもらいます!というのは、生の李登輝閣下のお話を聞けたことだ。すぐ触れる距離に「生きた伝説」がいるあの感じ。坂本竜馬や西郷どんが、いま、そこにいるあの感じといえばいいだろうか。ともかく、興奮したのである。
そんな凄まじいまでの体験と思い出の中に、ぽつんと残る「良い思い出」は、やはり、なんとなく過ごした台湾だった。ホテル窓から見た景色や初日に飲み歩いた台北の夜、そして会長とし様と、3人で遊びに行った「夜市」などの思い出である。つい最近、会長はまた台湾に「八角よりも甘い」旅行に行ったそうだが、なんともうらまやしい。なぜに私を連れて行かなかったのか理解に苦しむところだが、それよりもうらまやしいのは、あの「台湾新幹線」に乗って台北から台南まで、台湾を上から下まで行き倒していたことが八角、いや、発覚したことである。私も乗りたいのである。
ちなみにこの「台湾新幹線」とは「台湾高速鉄道」のことである。この車両はJR西日本とJR東海が共同で技術を提供した。だから台湾では「台湾新幹線」という文字の入ったTシャツも売っている。ちゃんと「日本の技術提供で作ったんですよ」と知れ渡っている。私も買って帰ったから、我妻とし様は「お揃いTシャツ新幹線」であるのだ。でも、工事の一部を韓国ゼネコンにも依頼してたから、直前になって手抜き工事が八角、いや、発覚するという憂き目にも遭っている(笑)。だから、ダメだってww
また、日本も台湾に負けずお人好しな国で、ちゃんと支那にも技術提供をしていた。川崎重工業などの日本企業までもが協力し、フランスやドイツなんかも協力した。お陰で支那にも新幹線が走ることになった。2011年には「時速500キロ」で北京から上海を5時間で結ぶ「弾丸列車」も走るそうな。これは絶対に乗りたくないけどね。
ンで、ならば支那でも「弾丸新幹線」とか書いたTシャツを売り、日本の技術提供に感謝しているかといえば、んな、こたーない。さすが支那である。これが支那である。
「中国は300キロ~350キロで走る高速列車を自主開発した。西側の技術提供など存在しない」
これは北京近郊でTシャツを売っているおばさんが言っているのではない。言っているのは、支那の「鉄道省報道官」である。しかも、その弾丸列車を「パクリ技術」と共に、ブラジルやベトナム、南米やロシアに偉そうにも輸出するらしい。もちろん、「世界最新型中国製弾丸列車」としてである。
2009年の1月、人民日報の一面トップには「日本の視察団は“中国の技術はとっくに日本を超えている”と感嘆した」と書き、「中国の技術は世界トップレベル」と自賛し、「他の先進国は半世紀かけた。それを中国は5年でやった」と漢民族の優秀さを誇っている。
そんな「謙虚な国・支那」に対して我らが友愛総理は、東シナ海を「友好の海」(なんで友愛ではないんだろう?)とし、靖国参拝するとかしないとかを「頭の中から消し去ってください。絶対にしませんし、したくもないですし、させませんから」とまで言い、ガス田の試掘に関しては「急がば回れでしょ?」などと偉そうにも日本語を使って温家宝にかわされ、そうですね!まさに急がば回れですよね!と同調して、ガス田問題の日中協議を先送りにされたのは今年の11月であった。
もちろん、支那が急いでいるのに回るわけない。最短距離を弾丸列車で時速500キロである。すぐに採掘し始める。何度合意しても、何度協議しても同じ。支那は昨年の7月にはもうドリルを突っ込んでパイプを通して10月には撤去してボートに積みこんでいる。日本が眠たいこと言っている間にもう、採掘なんぞ終わっているのだ。今は生産段階だ。
また、友愛総理は、そのあと、アメリカにも「急がば回れ」として、基地移転問題を先送りにしたら駐日大使に怒鳴られた。直接、叱られた外相はフラフラになりながらも「引き延ばせば日米間の信頼関係が危うい」と「現実路線」で嘆くも、友愛総理は「日米関係も沖縄県民も連立政権も全部大事♪」と寝たまま起きてこない。急がば回れで回りすぎて目が回っているのだろう。寝てるのは構わないが、せめて、アメリカが「どんな国」なのかは知っていてもらわねば困る。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091208-OYT1T00777.htm
<米、同盟協議「延期」を鳩山政権に通告>
喧嘩をするときに留意せねばならないことは、
“中途半端は最悪だ”
ということだ。「ヤル」ならばとことん、相手が泣いて謝るか、こちらがボロボロになって、もう、どうでもいいと思えるほど「ヤリ抜くか」である。やる気もないのに、覚悟もないのに挑発したり、仲裁が入って止められながら悪態をついたりするのが一番まずい。道端でカツアゲされたときと同じだ。「殴られても金は渡さない」と覚悟を決めるか、逆に殴って「相手を選べ。この雑魚が」とやるか、もしくは「金はあげるから殴らないでくれ」と差し出すか、である。これを決めることができないから、結果的に「殴られて金もとられる」という最悪を迎えることになる。
この場合、このまま「辺野古に移転」となったら、これは最悪だ。ジュゴンがどうのではない(笑)。せっかく、日米同盟に亀裂を入れてまで頑張ったのに、結果が同じならば意味がないだけでなく、民主党なんぞ数が多いだけで、社民や国民新党に振り回されている、友愛総理もリーダーシップはないし、政権与党として機能していないのではないか、という不安を日本国民に与え、沖縄県民も期待を裏切られ、同盟国の信頼関係を傷つけ、国際社会には「日本は協議して同意を得ても信用してはならない国」というイメージを刷り込んだだけで、結局は「自民党と同じく」して辺野古に移転したとなるわけだ。ならば、これは「国と国との合意」ではなく、明確に、
アメリカの圧力に屈した日本
という構図が浮かび上がる。辺野古に移転となれば、どうせ連立政権は崩壊するのだし、とはいえ、アメリカとこのままでいいわけもない。「沖縄県民の気持ち」とやらも国益と比するに汲み上げるわけにもいくまい。要するに、アメリカの妥協を狙っていたのか、あるいは選挙のための時間稼ぎでしかなかったのか、いずれにしても安易が過ぎる話だ。
その民主党の手前勝手な政局優先の姿勢が、ついに日米の窓口をふさいでしまった。言うまでもなく、これは重大なる国益の損失である。沖縄県民は「大臣の首のひとつやふたつでは納得しない」と息巻いているが、まさに政権を差し出しても追いつかないマイナスである。いや、もう、これは現実問題として「日本国政府による日米離間工作」ではないのかとさえ思えてくる。やはり日本は「日本を貶める工作組織に乗っ取られただけ」なのだと知れる。「弱くて卑怯で小さな国」など、支那が吸収してもだれも文句を言えないだろう。チベットやモンゴル、ウィグルのように人口侵略されても、アメリカだけでなく、どこの国も「なるべくしてなった」国など相手にしてられない。
どころか、今の日本は文句すら言わないのである。もしかすると、「これが友愛の完成です。みなさん」と言い出しかねない友愛総理は不気味すぎるのである。
<「同盟深化」の協議は、将来の両国関係強化の象徴と位置づけられているもので、普天間問題の混乱は、日米関係全体に深刻な悪影響を及ぼし始めた>
喧嘩する用意も覚悟もなく、ただただ、己の都合だけで国を振り回す。その結果は「ニイタカヤマノボレ」の時の日本より悲惨なものになるだろう。緒戦の快進撃も、鬼神のごとく戦った兵隊も、米軍を震え上がらせた特攻も、予想を覆す粘りもない日本は、アメリカからみれば、「友愛」と書いた白旗を振ってニコニコしている黄色いサルがいるだけの国となった。美味しそうに見えるのは1400兆円を超える国民の金融資産くらいのものか。
コメント一覧
久代千代太郎
久代千代太郎
二代目弥右衛門
な
久代千代太郎
な
な
最近の「過去記事」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事