朱に染まれ西日本（３６）

はじめから読む方はこちらから…朱に染まれ西日本（１）


本来の予定なら、この日は玉野競輪に行って、それから松江で一泊する予定であった。
しかし暴風暴雨の影響で、山陰線の一部が水没、復旧のめどすら立たぬという。
最終日を山陰線で帰ろうとしていた私にとって悪夢の一報としか言いようがない。
じゃあどうするか…水没してない山陽本線で帰るのが正解だろう。
という事で松江観光と玉野競輪を入れ替えてスケジュールを組み直す。


岡山05:28→米子08:53
米子09:36→松江10:08
乗り換えは少ないが、乗車時間が長い。
しかも私の前の座席に座っている青年が明らかにオカシイ。
ゴミ袋に空き缶を目一杯入れて乗車してきただけでも変なのに
列車運行中に空き缶を１つづつベコッ！ベコッ！と踏み潰し続けるのだ。
そんなのは路地裏でやってくれ。というか何をしておるか若人よ。


米子到着。時間に余裕もあるし、もう一回境港行くか？と迷ったが、却下。


米子で見た現状。始発でなかったらココにすらたどり着けなかったという事か。
本当にキワキワのラインだな。１本でも遅れたら、そこで旅は終了だ。

～続く～