博打求めて弐千km（１４）

最初から読む方はこちらから…博打求めて弐千km（１）

メシ食って、場内散歩して、トト丸Ｇ探して、残すレースはあと２つ。
これじゃ何しに蒲郡まで来たのかわからん。こらいかんという事で舟券勝負。
１１Ｒ、１枠に瓜生登場。①瓜生②田中③池田④湯川⑤烏野⑥中島
オッズは瓜生から。しかし私の中で瓜生のアタマという考えは失せていた。
瓜生は多分捲られる。というかＳＴいききらん。経験則というか過去の実例というか。
カドの湯川が良い伸びしてたので、カド一撃に期待して④アタマで３連単流し。
結果は…湯川がカドから伸び！たんだけど…その内にいた池田にブロックされて
あえなくチーン。池田が蒲郡地元なの忘れてたよ。瓜生を外したのは正解だったが…

気を取り直して１２Ｒ優勝戦。①松井②笠原③今垣④浜野谷⑤中村⑥白井
前日、ボートピア梅田前で「１＋３＝４やから１３４で決まりや！」と酔っ払った
おいさんが居たが、どう考えても今垣は機力劣勢。試走もパッとせずだったし。
逆にスヴァラシイと思えたのは松井と浜野谷。インの松井にカドの浜野谷。
両立は十分あると信じて１－４－流で厚め勝負。
結果はご存知の通り。本命決着だったので払戻機には長蛇の列が。また行列かよ…

正面ステージでは松井の表彰式が行われていた。
行けばトト丸Ｇのアニキも居るかな？と思い一瞬悩んだが、行くのはやめた。
電車に間に合わないし、第一もう体が臨界点ギリギリのところまできていたし。
止まらぬ咳と鼻水に難儀しながら蒲郡を後にする。ボートタワー結構デカイ。

【21：16】三河塩津→名古屋【21：59】
一般客も多く、競艇客も多く、しかもよりによって快速列車…座れるはずもなく。
４２分立ち移動。地味に辛い移動時間４２分間だった。体が痛い。

名古屋駅に到着して真っ先に向かったのは名鉄百貨店。
ここの９階に、私が名古屋で最も期待していた食い物屋がある。
それは「矢場とん」。最近ニュースでプチお騒がせになった、あの味噌カツ屋。
名古屋ちゅうたらやっぱり味噌カツでしょ（個人的偏見のある思想）という事で
店に向かう。大丈夫、店は２３時まで開いてるって公式サイトで確認済だ！

…オーダーストップ２２時だって。だったらサイトにオーダーストップも書いとけや！
もうここで全ての気力が尽きた。豚の写真すら撮り忘れたさ、ええ。
よくよく考えりゃ、お土産に味噌カツ用ソースだけでも買っておけばよかった。
しかしこのまま何も食わずに終えるのは癪。何か名古屋っぽい食い物を求めて
名古屋駅構内をうろつく。そうすると名古屋っぽい食い物の名前が。

きしめん。そうか、これも名古屋名物だ。他に開いている店も無いのでここに決める。

名古屋駅できしめんを食す。エビフライ入りでまぁ美味し。
若干不満の残る名古屋メシではあるが、今回はこれで我慢する。

～続く～

博打求めて弐千km（１３）

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水面チェックが終わったら次はメシだ！という事で場内散歩。
濃ゆい独特の名古屋メシとやらを体感すべく食堂を目指すのだが…
さすがＳＧ！客多杉！どこもかしこも人！人！人！でごったがえしておるわ。
もうどこでもいいから入っちゃれ！と入ったのが１Ｆのあづまという食堂。
注文したのはどて丼500円と豚バラ串２本（豚バラ串はテイクアウト・1本100円）
どて丼というのをはじめて食ったが…コイツは濃ゆいな。予想通りというか。
スジをここまで変色させるまで煮込んだのか。茶色というより黒に近いんですが。
でも嫌いじゃない。私は福岡県人のくせに赤味噌大好き人間だからな。


豚バラ串は浜松でも食ったが、こっちの方がやや美味しかったかな？
身も大ぶりだしサクッとしとるし。キャベツ付きの心遣いがうれしい。

で、次はどこ行って何食おう？と考えながら散歩するも…
どこもかしこも大行列！とてもじゃないが店内でモノ食える状況じゃない。
ならばテイクアウトで…って、テイクアウトも大行列。ダメだコリャ。
そんな大行列ばかりの店舗揃いの中、最も長い行列を作っていたのがこの店。

世界の山ちゃん蒲郡競艇場店。
アンタん所は競艇場にまで手を伸ばしておったんか。つーか正直ビックリだよ。
熊本で食った時の味の思い出をもう一度、と思ったけど、行列長すぎだよ。


社長が体張って広告塔を勤める世界の山ちゃん。蒲郡競艇場店でも然り。
「なんでもする」レベルではガチ●ピンとタメ張ってるよ。かっこいいよ社長。
でもさっさと福岡に出店してね社長。九州一号店が熊本ってどういう事よ？

さて、蒲郡に行くに当たって最も注目・そして期待していたのが…

トト丸Ｇ。今日の開催はＳＧ優勝戦だから、当然着ぐるみ（というか全身タイツ）が
いるはず。そこで写真を撮って玉野の玉さんと一緒にダブルアニキィというネタに
期待していたんだが…どこを探してもアニキが居ない。ＰＶではあんなに場内を
うろついていたのに…やっぱアレっすか？倫理的なアレッスか？
アニキに逢いたい時にアニキは居ない。アニキ、憎いあんちくしょう。

つーか、この時点で歩きながら咳と鼻水が止まらなくなる。一世一代の危機的状況に。

～続く～

博打求めて弐千km（１２）

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９Ｒ終了時点で車券は総抜け。もう笑うしかないくらいの完敗。
一度くらいは払戻がしたかったなぁ…３連単にこだわりすぎたかなァ…
そう思いつつ１０Ｒを買う。ただし電投で。
残念ながら最終レースまでここに居る事はできない。次もあるんでな。
１０Ｒ終了直後に出発する無料バスに乗って、再度浜松駅へと戻る。
アディオス浜松。次来る時は払戻機ガンガン使いこなしてやんよ。
そう思いつつバスの中で１０Ｒの結果を見ると、これすら外れ。浜松こええ。

【16：49】浜松→蒲郡【17：34】
移動時間４５分。普通列車に乗りまくったせいか、快速列車が特急レベルに見える。
早いぞ僕らの快速列車。不要な駅は飛ばして…って、浜名湖競艇前は通過駅かい！

１７時３４分に蒲郡駅で降りて、ちょい悩む。
このまま次の普通列車を待つか、それとも外で待機してる無料バスに乗るか。
出した結果は「無料バスに乗る」だった。１駅先の三河塩津駅で降りてもよかったが
なんせ私は方向感覚ゼロ。迷子になる可能性をふんだんに秘めているからな。
で、バスに乗ったんだが…バスが出たのが１８時って…ハイ、確実に失敗しましたね。
１０分かけて蒲郡駅から蒲郡競艇場へ。１８時１０分到着。


蒲郡は１００％ナイター！夏でもナイター！冬でもナイター！
冬ではあまりの寒さに、どこぞの巨大掲示板でツンドラナイター扱いされてたな。


まずは水面チェックという事で。スタートラインから１Ｍ方面へ。


次にスタートライン正面の写真を。


最後にスタートラインから２Ｍ（ピット）方面へ。


第一印象は「自分が思ってたより広い競艇場だな」って。
ただ、奥行きは広いのに１Ｍは狭く感じる。不思議な造りというか。

～続く～

博打求めて弐千km（１１）

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グリーンスタンドで十二分に涼を採り、ようやっとこさ体力回復。
しかし涼は採ったが車券は取れず。走路が熱過ぎて追いが全然決まらないのな。
重ハン勢の試走がズバ抜けて凄くても前残りで大穴決着とか。もうまいっちんぐ。
移動する気力がわいてきたので一旦グリーンスタンドを出て再度散歩開始。

この日は中国雑技団っぽい人達が、その技術を魅せていた。

女性はフラフープを使った雑技。しきりにタオルで汗をぬぐっていた。


男性は円筒を使った雑技。暑くてなかなか決まらなかったのはご愛嬌か。

１３時半頃、イベント広場で何か整理券ぽいものを配布している人を発見。
もらえるものは何でももらう。で、もらったものを見てみると…

よくわかんないけど、とにかく何かが当る抽選券らしい。
でも何が、そしてどこで抽選するんかいな？と思っていたら、先ほど私にトーターの
ウチワをくれた方が「もうちょっとしたらここ（イベント広場）で詩織さんの
トークショーが始まるから、そこで抽選するよ」と教えてくれた。
詩織さん…浜松オートのイメージキャラというかラウンドガールというか。
浜松オートのＣＭで、ケーキ作りの失敗をいつも笑顔でごまかしている人だ（？）

で、そのトークショーが始まった。

なかなかの人気。中にはカメラを持った追っかけぽい人も。
その中にさっきウチワをくれた人も。もちろんカメラ持参。成程そういう事か…
で、抽選だが…車券を当てきれない人間が抽選に当るわけねーじゃん。
ただでさえ私は抽選運が抜群に悪いんだ。ああ、当たり前のように外したさ。

抽選で外れたのを確認して、サテ車券対戦に戻るかとした所、先ほどのウチワの人が
「これから握手会があるから」って私の手を。
無下に断るのもアレなので参加したけど…汚い手で…詩織さんホンマスンマセン。
そしたら「この人ね！福岡から来たって！」という追い風が。えー…スンマセン。
という事で、写真を撮らせてもらう。重ねて言う。ホンマスンマセン。


さて今度こそ車券対戦に…と思っていたら、三たびウチワの人が。
こっちに××アナ（名前失念）がいるから！って私の手を。おお…もう…
という事で、こちらも写真を撮らせてもらった。

名前は完全に失念。浜松オートの前半レースを担当されているアナウンサーだそうな。
何度でも言うぞ、ホンマスンマセンっした！

～続く～

博打求めて弐千km（１０）

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この日はとにかく蒸し暑い。気温はほぼ体温と同じな上に湿度も高い。
こりゃタマランちう事で、どこぞへと涼を求めて歩き回る。
行き着いた先はグリーンスタンド。有料席なのにテーブルは前列しかないという
どうにもこうにも評価しづらい場所。入場料200円だから文句も言い辛いが。
しかし建物の位置は良い。飯塚で言うところのロイヤル席からレースが見れるし
冷暖房はしっかり効いてるし。席も多いが客も多いし、皆涼を求めてここに来るのか。

このグリーンスタンド、２Ｆが喫煙席で３Ｆが禁煙席となっている。
２Ｆ喫煙席から見た風景がこちら。


続いて３Ｆ禁煙席から見た風景がこちら。

同じカメラで撮ってるんだぜ。加工も何もしとりゃせんぜ。
なんで禁煙席より喫煙席の方がクリアにレースが見れるんだよ？普通逆だろ？
アレですか？２Ｆは窓掃除できるけど３Ｆは高所だから無理ってですか？
そこはケチっちゃいかんだろＪＫ。だったら客から集めた200円の使い道は何？
せっかく素晴らしい場所からレースが見れるんだ。窓拭きくらいちゃんとしようぜ。

ちなみに３Ｆの端っこではＣＳ放送用のスタジオがあり、中の様子を覗く事ができる。

これは実によく見る光景ですね。中は六畳一間くらいの広さか？

グリーンスタンド内をうろついていると、浜松のＣＳ放送の時によく流れている
このポスターがあった。ＳＴＯＰエイズのポスターが。


これはどの公営競技場でもいえることだが、こういうポスターを場内に貼ると
ほぼ１００％の確率で落書きされるというのに…訴えてる事が真面目なだけに…
信夫なんてラーメンマン扱いって…どないもこないも。
そんな中、判断に困ったのかキムタケ。当然のように落書きはされているんだが…

愛されてるのか愛されてないのかもう何が何やら。頑張りやいキムタケ。

～続く～