舞踊教室の月花麗人社 ブログ

日本舞踊 (志賀次派坂東流)、日舞基礎、遥吉祥之舞、天のひふみ法の教室です。

先人たちの技術論⑤

2017年05月06日 | 日本舞踊
本日は基礎稽古で、息づかいについてお稽古しました。

息もできない、息をのむ 、

というように、息は感情と連動しています。

頭で「こうしたい」という動き方があるのに身体がそう動かず、その差を踊りながらリアルタイムで自覚してしまって「あららら!?」と、なることが多い今日この頃です。

思ったように動けるようにしていくのは、楽しくて、挑戦し甲斐のある作業です。


吸うか吐くか止めるしかないのに、むつかしい!

着物と装身具に見る江戸のいい男いい女展がJTタバ塩博物館

2017年05月04日 | 和文化・着物
タバコと塩の博物館で見てきました。渋谷からいなくなってしまったと思ったら偶然新聞で記事を発見!
下町に立派に移転していましたよ。江戸時代の着物やタバコ入れなど、ものすごい技術に圧倒。すごいんだ。



先人たちの技術論⑤

2017年04月20日 | 日本舞踊
蛍です
先日、自分の踊りのDVDを観てさまざまな課題を感じました。
特に三っつ首を振るところが腑に落ちません。
それの後は頭の中は三つ首でいっぱいで、電車でも自宅でも、気がつくと首を振っている始末。
一週間ほど色々試した結果、今の自分なりに納得のいく形になりました。
すっきりしたところで、次は・・・。

Notte Stellata

2017年04月04日 | 日本舞踊


羽生結弦の今季エグジビションが素晴らしい

Notte Stellata 星の降る夜に

ロシアのタチアナ・タラソワからプレゼントされた白鳥の曲

初めて見たとき、坂東玉三郎の鷺娘を連想した

玉三郎が鷺になりきったように、結弦も白鳥になりきって舞った

4回転もコンビネーションジャンプもない

清らかな曲と上質な滑りの美しさだけが光る

滑る喜びを観客に伝えたいと 丁寧に心を込めて演じる

日舞を習う身には学ぶことが多い      萌

カテゴリー活動日誌

ひとり芝居

2017年03月30日 | 雑記
先週の稽古の翌日、Yさんが女1人でバリへ旅立った。
4週間、インドネシアの町や村を巡って、ひとり芝居をすると言う。
せりふもインドネシア語、たったひとりですべてをやるそうだ。

どんな芝居か想像するのが難しいが、たぶん行く先々で出会いや
ハプニングが連発して、すごく楽しいのだと思う。

志賀次師匠は女優でもあるので、日舞を教えながら、Yさんが
芝居をする上で役立ちそうな心構えも話し聞かせている。
日本舞踊で大切な呼吸は、芝居をする時にも大事なはず、

今日はインドネシアのどの辺で、どんな観客の前で演じたのだろうか??
時々、異国の地にいるYさんのことを思う。  萌