舞踊教室の月花麗人社 ブログ

日本舞踊 (志賀次派坂東流)、日舞基礎、遥吉祥之舞、天のひふみ法の教室です。

着物で海外

2015年10月14日 | 和文化・着物
こんにちは。
行楽日和ですね。

この10日間ほど米国中西部に行っていました。親戚の結婚式に出席するためです。

式場は、芝生のお庭のある結婚式用の会場でした。
パーティーのお食事が終わった後は、テーブルで談話するもよし、お庭の暖炉の前のソファで葉巻をくゆらすもよし、ダンスをするもよし、と、とても自由で、日本の披露宴の形式とは随分違い、異国文化を体験することができました。

お祝いの気持ちを込めて振袖で出席しました。自分一人で支度をしたので、帯はお太鼓、髪は夜会巻きにしました。

すると、主催者ファミリーに大変喜ばれましたし、

お化粧室で居合わせた女の子に
"Your kimono is so pretty, by the way."
と声を掛けられたり、

葉巻を吹かしていた紳士に
"その後ろのは何だ?どうなっているんだ?"
と、不思議がられたり、

ケーキの列に並んでいた際、後ろにいらしたご婦人に
"素敵な帯ね。昔ワシントン大学に通っていた頃に、日本の方が着ていたのを見ていたからわかるの。"
と、褒めていただいたり、

着物がきっかけで生まれた会話がいくつもありました。

少し衿もとが乱れていますが…
郷に従い、seven and sevenというカクテルと、葉巻に挑戦しました。



そして、皆様 kimonoという単語をご存知なことに感銘を受けました。
対して私は、他の国の民族衣装をいくつ言えるだろう…自国の文化を大切にするのと同じくらい、異国に興味を持つことは大切だと再認識しました。


着物をスーツケースで運ぶのはかさばりますし重いですが、それに見合うだけの意味があります。

海外旅行に着物、オススメです!

志賀女


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