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9:1 unun balun with Random Long Wire Antenna  試してみた

2019年01月17日 23時43分31秒 | アマチュア無線

 

Schematic of 9:1 unun balun

 

イタリア語のようですが・・ 上の2つの画像 勝手に拝借しました。

 ワイヤーの長さは16.2mか30mが良いようです。

SWRの動画 33分くらいから

https://www.youtube.com/watch?v=2M9Aep6DHz8

 

週末まで待てずにサッカー・アジアカップ予選を見ながらバランをテキトーに組んでみた。

このタイプのアンテナはインピーダンスが約450Ωになるらしく、ダメもとで息子に450Ωの抵抗を持っていないかと尋ねてみると、なんと470Ωを持っているらしい。

さすが、電子回路オタク。 こういうときは非常に助かる。

アンテナの代わりに抵抗を繋げて測定したのが下の画像

28MHzまでSWRは1.5内だった。 インピーダンスもぴったり50Ωってのも出来すぎじゃない!?

ダイポールのような平衡ではなく、ワイヤー1本の不平衡の為、バランではなくアンアンと呼ぶらしい。インピーダンスを450Ωから50Ωに変換している。その他にも49:1などフェライトコアの大きさやコイルの巻数でインダクタンスを変える事で色んなバリエーションをインターネットでも紹介されている。

週末、実際にアンテナを繋いでみる。 長さはまず16.2mで。

使用したトロイダルコアはT114-43、50MHzのSKYDOORで使ったやつ、1個余ってた。

かなり熱くなるようなので、この細いエナメル線じゃ持たないな・・。

 

実際にエレメントを張って運用してみた。

このアンテナはツエップライクとは違ってアースが必要。

ベランダの手すりなどアースが取れる金属が皆無で、カウンターポイズを色々試してはみたが、SWRが思うように下がらない。釣り竿を斜め上に立てて、それからまっすぐ垂らしたり、135度程ワイヤーが曲がっているのも原因なのかもしれない。 運用が終わるごとにアンテナをたたんでいるので、毎回SWRの下がる周波数が違う。 初めて3.5MHzで電波を出してみたところ、ガス警報機が鳴り出してコモンモード電流が悪さをしているようだ。 

飛び受けもあまり良くなく、結局モノバンドのツエップライクに計画変更することになった。アースさえしっかり取れれば、マルチバンドに使用できるのは魅力なんですが・・・。

上手くいかなかった原因の考察

第一の原因はアースが不完全だった事。もっと本数を増やすか、金属製の板などを利用してアース不足の解消が必要。

もう1つはエレメントの長さ。

折れ曲がっている角度が90度を超えると電気的に短くなってしまうようで、かなり長めにしなければならないようだ。

エレメントをまっすぐ張れる外で実験する必要がある。 

 

 

 

 

 


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